第4回JCN現地会議in岩手開催しました!
こんにちは、岩手の中野です!
7月13日、岩手県大船渡市にてJCN現地会議in岩手で開催させていただきましたところ、会場いっぱいの約120名の方にお越しいただき、今後の支援・連携を考える場となりました。
詳しい内容や報告はこちらをご参照ください↓
https://www.jpn-civil.net/activity/network/genchi_kaigi/120713_iwate.html
今回で4回目となった現地会議ですが、今後の支援・連携において中心的な役割を果たすのが「地元住民」であるということがキーワードとなりました。しかしながらその地元住民をいかに支えていけるかということもポイントになります。「地元住民が主役」ということをもう一度再認識しました!
私中野は大船渡に生まれ、大船渡に育ち、これからもずっと大船渡で生きていきます。なんとしても大船渡でこの会議を企画したかったという思いもありました。皆様のご協力のもと、それがかないました。本当にありがとうございます。
これからも岩手から、復興のために発信していきます!
文責/中野圭
「広域避難者支援ミーティング in 近畿」開催のお知らせ

※7月26日 17:00にて申込を締め切りました。
たくさんの参加申込をいただき、ありがとうございました。
JCNでは、被災地を支援している団体のネットワークづくりと、広域避難者を支援している団体のネットワークづくりを進めています。
この度、その一環として、近畿地方で広域避難者を支援している団体のみなさまを対象にした、情報交換・情報共有および交流の場を設けさせていただくことになりました。近畿地方で活動されている団体のみなさまには、ふるってご参加いただきますようお知らせいたします。
プログラム概要
- 【タイトル】
- 広域避難者ミーティング in 近畿
- 【開催日時】
- 2012年7月27日(金)13:30~17:00 ※開場13:00
- 【開催会場】
- 近畿ろうきん肥後橋ビル 12階メインホール
(大阪府大阪市西区江戸堀1-12-1)四つ橋線「肥後橋」駅 10番出口直結
- 【開催目的】
- 日本大震災及び福島第一原子力発電所事故に伴い近畿地方に避難されている方々を支援している団体や、避難されている方々による自助的グループ・サークル等を対象に、具体的な支援の取り組みや支援手法・支援のアイデア等の情報を共有することを目的に開催いたします。
- 【参加いただきたい団体】
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- 地域で避難者支援に関わっている団体
- 保養プログラムを実施している団体
- 避難者の団体
- 近畿圏の行政・社会福祉協議会職員
- 企業(避難者支援に関心のある、取組をしている企業)等
- 【プログラム】(予定)
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- ▼テーマ1 「学ぶ」 13:40~14:40
- 近畿地域における避難者支援団体の取組を紹介します。
- 話題提供者
- 二宮毅行 氏(生きがいしごとサポートセンター 阪神南)
- 井出のり子 氏(滋賀県労働者福祉協議会 くらしのサポートセンターしが)
- 影浦弘司 氏(大阪ボランティア協会 企業市民活動推進センター 事務局)
- 高橋周介 氏(奈良県被災者の会)
- コーディネーター
- 法橋聡 氏(近畿ろうきん 地域共生推進部)
- ▼テーマ2 「知る」 14:50~15:30
- 近畿地域の行政の支援、支援団体が活用できる助成などを紹介します。
- 近畿の行政の取組:関嘉寛 氏(関西学院大学 准教授)
- 弁護士会等の取組:青木佳史 氏(大阪弁護士会)
- 活動助成金の紹介:武井共子 氏(社会福祉法人 中央共同募金会)
- 福島県の情報提供:石山和仁 氏(福島県 避難者支援課)
- ▼テーマ3 「つながる」 15:40~16:50
- 参加者同士が活動紹介、支援の課題などについて話し合います。
- 進行:杉村郁雄 氏(NPO法人 日本ファシリテーション協会)
- 【その他】
- 終了後に懇親会を予定しています。
- 一部の方に交通費の一部を負担いたします。
- 託児スペースをご用意いたします(7月24日までにお申込みください)。
- マスコミ等の取材があります。
- (詳しくは申込用紙をごらんください)
- 【主催】
- 東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)
- 【共催】
- 近畿ろうきん
- 近畿ろうきんNPOパートナーシップ制度
- 【協力】
- 全国労働者共済生活協同組合連合会(全労済) 大阪府本部
- 大阪府下避難者支援団体等連絡協議会
- 関西学院大学 災害復興制度研究所
- 大阪労働者福祉協議会
- ひょうごボランタリープラザ
- NPO法人 京都災害ボランティアネット
- NPO法人 日本ファシリテーション協会
- (他、調整中)
- 【広報協力】
- 社会福祉法人 全国社会福祉協議会
参加方法
以下のいずれかの方法でお申し込みください。
- 1.ファクスでのお申込み
- 申込用紙に必要事項をご記入いただき、下記のファクス番号まで送信してください。
参加申込受付専用ファクス番号:03-3580-8265
▼ファクス用申込用紙
【申込用紙】広域避難者支援ミーティング in 近畿(PDF:1.0MB)
- 2.メールでのお申込み
- 件名を【近畿ミーティング参加申し込み】とし、本文に、
①おなまえ
②おところ
③ご所属(団体名)
④電話番号
⑤メールアドレス
⑥懇親会参加の有無
⑦参加者名簿記載の許諾
⑧交通費一部負担の希望
⑨託児スペースのご利用希望
を記入して、下記のメールアドレスまで送信してください。
(※詳しくは申込用紙をご覧ください)
参加申込受付専用メールアドレス:kouiki@jpn-civil.net
- 3.Webフォームでのお申込み
- 広域避難者支援ミーティング in 近畿 参加申込フォームからお申込みください。
- 4.ケータイ電話でのお申込み

現地会議 in 岩手 USTREAM配信のお知らせ(7/13 13:00開始)
意見交換会2回目
先週6日、都内にて、難者支援に関する新しい動きや課題、情報を共有しあう機会を設けました。
前回は3月末に開催し、2回目は、行政の避難者支援の状況と「原発事故子ども・被災者支援法(※)」について学ぶとともに、それぞれの取組や課題などを話し合いました。
自らが阪神・淡路大震災のときに、県外避難者となった川崎医療福祉大学の田並尚恵さんから、行政を対象にした受入れ策の調査結果、課題などをお話していただきました。支援のばらつきをどうやって埋めていくのか、行政と民間が共に考えていく課題と感じました。
「原発事故被災者・子ども支援法」の成立に尽力された弁護士の河崎健一郎さんからは、法律のポイント、求められることなどをお話していただきました。
この法律では、原発事故被害者が、被災地にとどまるかあるいは避難するかにかかわらず、適切な支援を受けられることがうたわれています。また、避難されている方の声をしっかり聞いて、基本方針を決めることになっており、河崎さんは、各地の声を集めていく必要があると力説されていました。
話題提供のあとも、参加者からも様々な取組、課題などをお話ししていただき、避難者・そして避難者支援の課題は深刻であるとあらためて感じました。
共有した意見を参考に、今後の取組、ームページでの情報発信なども充実させていきます。
(補足)
「原発事故被災者・子ども支援法」正しくは、「東京電力原子力事故により被災した子どもをはじめとする住民等の生活を守り支えるための被災者の生活支援等に関する施策の推進に関する法律」、とてもとても長い名称です。
文責:津賀
岩手 恋し浜(小石浜)
こんにちは、岩手の中野です!今回は地域の様子をお伝えしたいと思います。
岩手県大船渡市小石浜(こいしはま)地区。従来ホタテの養殖が盛んな漁業の町ですが、近年の価格下落と過疎化による後継者不足に悩まされてきました。
そんな中立ち上がったのが地元養殖組合の青年部、若手の生産者達です。小石浜を「恋し浜」となぞり、「恋し浜ホタテ」を筆頭に地域生産物のブランド化を進めました。今では駅名も恋し浜駅に変わりました。
そんな恋し浜駅の名物は「ホタテ絵馬」です。ホタテの貝殻が置いてあり、訪れた人が思い思いの願いを書いていきます。

こちらにお越しの際はぜひホタテ絵馬に願いを書いていってください!
文責/中野圭