東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

ブログ

電話と書類

事務局の岡坂です。

JCNの電話です。携帯時代から数えるとこれで三代(台)目です。先代はコードレス電話だったのですが、通話中にバッテリーがダメになり、そのまま取替えとあいなりました。三代目は教訓を踏まえ、旧式ながら、やはりここは堅牢であろう黒電話を導入しました。 (ええ、もちろん違いますよ。これでも最新型のコードレス電話です。ダイヤルに見える部分はプッシュボタンです。回ったりしません)

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前置きが長過ぎました。今日はこの電話が結構鳴りました。取材の電話が多めでした。今日は2月17日ですから、マスコミ各社さんが取材をするための傾向や概要を訊くためにお問い合わせになるようです。

取材の取材とでも言いましょうか。「概要を...」という訊かれかたが多いのですが、今回のことに限って「概ね**です。」とは言えないのが、難しいところです。

(それでも比較的、岡坂は詳細は不得意ですが概ねの話をお引き受けすることが多いです。聞いていただけるのは大変歓迎ですので、ぜひお問い合わせください。ですがそういうわけで最初から「**ですよね?」というのはちょっと苦手なので勘弁してください。)


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そして、時同じくして復興庁さんから「例の書類」公開の連絡がありました。例の書類とは「NPO等が活用可能な政府の財政支援について(平成26年度予算案、平成25年度補正予算及び既存の基金等によるもの)[平成26年02月17日]」です。

印刷してみました(本当はカラーです)。今回は81ページです。なるべく多くの事業を各省さんや復興庁さんにとりまとめていただきました。各事業の説明のあと、継続して実施されているものについては取組状況や事例が付加されています。

なぜか上が開いてて、印刷の向きが変ですが、僕はこうやって中綴じにして、雑誌のように端から読みます。


文責/岡坂 建

2014年2月17日 17:48

「新"復興応援"手作り商品カタログ」と「吹く島 Vol.10」が届きました。

事務局の岡坂です。

みやぎ生協さんから「新"復興応援"手作り商品カタログと福島市の福島ライフエイドさんのフリーペーパー「吹く島 Vol.10」が届きました。

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宮城のNPO法人応援のしっぽさんとの協働されているようです。A5版のフルカラーの冊子で掲載されている商品が手作り品で満載です。「新」ってことはこの前のカタログがあったんでしょうか?宮城県内30団体さんの手作り品が盛りだくさんです。キーホルダー、バッグ、日用品、ストラップ、アクセサリー...「復興」というと身構えてしまうかもしれませんが、かわいい物が好きなみなさん。いかがでしょうか?


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「吹く島」の今号の特集は「福島の子ども達に"ホ(はぁと)"」として保育・保養・ボランティア情報の記事が掲載されています。なるほど、たしかに「ホ」のつくものが多い。各団体さんがどうやって安心感を与える工夫をされているかがよくわかります。巻末はお馴染みふくしま連携復興センターさんのページ。昨年12月にビッグパレットふくしまで行われた「福島オールスター百貨店」(JCNも現地会議を併催しましたね)の報告です。

文責/岡坂 建


2014年2月10日 12:10

カタチに(8)

事務局の岡坂です。

JCNは東日本大震災の年、2011年の3月30日に設立しました。僕にとってこの3年の記憶は、どれも最近の事のようにごちゃまぜになっています。そうなっているだけに生々しく、しばらく古くなりそうにありません。

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当初3年と言って始めたこのネットワークも、4年目を迎えようとしています。僕の周りのいろんな団体の方々は歩みを止めず、いつも震災支援の現場にいて、あるいは現場のことを気にかけながら別のところにいて、きょうこの時も「次の一手」を考えています。僕も例外ではありません。JCNという大切なネットワークを預かる事務局である自分として、次の一手を考えています。

ヒントは「点を面に」です。点とは個々の団体さん、企業さん、個人...これまで支援活動をしてきた/している皆さん、そしてまだ見ぬこれから生まれる新しい団体さんたちです。「しばらく震災のことから離れて久しい」「実は本業のほうが大変だったので、かかわるきっかけがなかった」「いま現地の状況がどうなっているか全然わからない」そんなみなさんに参加いただけるナニカを僕らは考えています。

面になったそれはきっと、「日本人てまだまだ捨てたもんじゃないな」と気づかせてくれると思っています。

文責/岡坂 建


2014年2月 6日 12:32

「第9回 現地会議 in 宮城」開催のお知らせ

【おことわり】今回の「現地会議」は、これまでの参加型ミーティングとは趣向を変え、JCNがお呼びかけした過去8回に登壇された団体等を対象とした会合となります。(一般参加者の募集は行いません。傍聴・取材をご希望の方は事務局までお問い合わせください。)

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JCNでは、2月18日(火)、宮城県松島町にて「第9回 現地会議 in 宮城」を開催いたします。

JCNでは、被災地・被災者を支援している民間団体等の連携を促し、支援活動を続けるうえで抱える問題や課題を共に考える場「現地会議」を、被災3県にて定期的に開催しています。

第9回にあたる本会は、過去8回の現地会議で取り上げてきた「仮設・みなし・在宅避難」「防災集団移転・災害公営住宅移転」「就労・事業再建」「地域づくり」を軸として課題や対応策を整理し、解決のために「何が本当に必要なのか」を協議することで4年目に求められる活動のヒントを見い出すことを目的とします。

← ダウンロードしてご利用ください。

開催概要(予定)

【タイトル】
第9回 現地会議 in 宮城
-4年目以降の被災地の復興を考える-
活動への迷い、撤退、見えづらい課題、次なるステップ
【日時】
平成26年2月18日(火)13:00-17:30(予定)※開場12:30
【会場】
花ごころの湯 新富亭 1階コンベンションホール
http://goo.gl/lZ1rwa
(宮城県宮城郡松島町松島字垣ノ内38-1)※JR松島駅より徒歩10分
【開催目的】
被災者の生活は仮設住宅に、災害公営住宅や防災集団移転先が加わり、新団地の見守り体制づくりやコミュニティ形成、地域活性化・まちづくりといったフェーズに大きく移行しています。一方、支援団体が4年目に求められる活動は益々見えづらくなってきています。
今回は、過去8回の現地会議で取り上げてきた「仮設・みなし・在宅避難」「防災集団移転・災害公営住宅移転」「就労・事業再建」「地域づくり」の4つを軸として課題や対応策を整理し、解決のために「何が本当に必要なのか」を協議することで4年目に求められる活動のヒントを見い出すことを目的とします。
【プログラム】
趣旨説明
池座 剛(JCN 地域駐在員宮城)
グループワーク「課題・対応策を整理する」(13:30-16:00)
東北の被災地域において、各分野で活躍する団体からみた4年目以降の課題を出していただきます。
[グループ](調整中)
1.防災集団移転・災害公営住宅移転
2.仮設・みなし・在宅避難
3.就労・事業再建~農業・漁業・商店
4.まちづくり
[ファシリテーター]
NPO法人 日本ファシリテーション協会
全体会議「解決策を探る」(16:00-17:20)
全員で集まり、出てきた課題・対応策を整理し、課題解決に向け個別団体で対応すべきこと、全体として対応すべきことを議論します。
[ファシリテーター]
杉村 郁雄 氏(NPO法人日本ファシリテーション協会 災害復興支援室)
[コーディネーター]
栗田 暢之(JCN 代表世話人)
池座  剛(JCN 地域駐在員宮城)
【その他】
当日は、マスコミ等の取材があります。
一部の時間帯に限り、Ustreamによる動画配信を予定しています。 JCN Channel - Ustream
※会場の回線状況により音声のみの配信となる場合があります。ご了承ください。
【主催】
東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)
【共催】
みやぎ連携復興センター
災害ボランティア活動支援プロジェクト会議
【協力】
NPO法人日本ファシリテーション協会
NPO法人 メディアージ

参加方法

一般参加者の募集は行いません。
傍聴・取材をご希望の方は事務局までお問い合わせください。

2014年2月 6日 11:22