東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

ブログ

東北に行ったよ。~この夏も、ボランティアに行こう!~(復興庁)

事務局の岡坂です。

先日、復興庁さんからポスター「東北に行ったよ。~この夏も、ボランティアに行こう!~」
をいただきました。

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大学生が東北で感じたことなどが顔写真付きでポスターにされています。すでに東京メトロの各駅や、大学などで見かけた方もいらっしゃるかもしれません。

僕もこの手の活動をし始めたのは阪神淡路大震災の2年目でした。仮設住宅で孤独死が問題になっていた頃です。ボランティアに必要なことは日々姿を変えながら続いています。どんなところにも手伝えるボランティアの強みはむしろこれからにあるのかもしれませんね。

[参考]

文責/岡坂 建

2013年7月30日 10:59

七ヶ浜町に「きずな公園」がオープン

7月15日(月・祝)に宮城県七ヶ浜町に新しくできる「きずな公園」の除幕式に参加してきました。

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式の当日は朝から雨が激しく降っていましたが、セレモニーの時はみごとに雨も上がり
地元の住民や子ども達も大勢あつまりました。

この公園は、東日本大震災で遊ぶ場所、交流の場所を失った子ども達や住民のために
震災直後から七ヶ浜町の復興に関わってきた名古屋のNPO団体「レスキューストックヤード」を中心に
七ヶ浜町の子ども達、住民、七ヶ浜町、企業、ボランティアなど皆で完成させたものです。

名古屋からバスで来られた40名以上のボランティアの人たちや、名古屋の企業で公園づくりに資金面で応援をしたブラザー工業の社長、スタッフなど計100名以上が集まり、みんなで花壇にハマギクを植えたり、ゲームをしたりと良い雰囲気で式典がとりおこなわれました。

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公園の看板のおもて面には、七ヶ浜町の子ども達の手形がデザインされており、うら面には、きずなの大切さが綴られています。看板、遊具、ベンチ、花壇、導線をふくめ、以前わたくしも参加したワークショップで子ども達や住民から出されたアイデアが見事に公園の細部にわたり実現化されていることに驚きました。

また、金面等で関わったブラザー工業社の小池社長さんからも、縁ができた七ヶ浜町に長期的に関わっていくとの表明があり、信頼・関係性をゆっくりと築いていきたいという姿勢に共感を覚えました。

8月下旬には、子ども達と一緒にワークショップを開催し、公園のモニュメントが造られるそうです。

文責/池座 剛

2013年7月28日 19:34

「第7回 現地会議 in 宮城」開催のお知らせ

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JCNでは、8月23日(金)、宮城県南三陸町にて「第7回 現地会議 in 宮城」を開催いたします。

JCNでは、被災地・被災者を支援している民間団体等の連携を促し、支援活動を続けるうえで抱える問題や課題を共に考える場「現地会議」を、被災3県にて定期的に開催しています。

第7回にあたる本会は、復興商店街、団体、企業、コミュニティスペースなどを紹介することで、地域づくりに取り組むステークホルダーと顔の見える関係になることを目的とします。宮城県を支援する多くのみなさまの参加をお待ちしております。

← ダウンロードしてご利用ください。


開催概要(予定)

【タイトル】
第7回 現地会議 in 宮城
-人が集まり、つながり、元気になる地域づくり-
【日時】
2013年8月23日(金)12:00~16:00(予定)※開場11:30
会場の関係上、時間が変則となっております。ご注意ください。
【会場】
南三陸ホテル観洋 多目的ホール「クイーンエリザベス」
http://www.mkanyo.jp/access/
http://www.m-kankou.jp/access/
(宮城県本吉郡南三陸町黒崎99-17)
【開催目的】
復興支援活動は「地域づくり」や「まちづくり」といった中長期的な地域資源づくりの段階に移行しています。被災地域と全国の地域づくりに取り組むステークホルダーをお呼びし、これから直面する状況や課題、またそれを乗り越えるための、知恵や経験を学びます。
【プログラム】
テーマ1「知る」― 復興の場所づくり
宮城で活躍する支援組織・企業の方々に 地域や活動の状況、課題をお話いただきます。
[スピーカー]
渡部 慶太 氏(NPO法人 石巻復興支援ネットワーク 事務局)
氏家 義明 氏(NPO法人がんばッと玉浦 副理事長)
小野寺 寛 氏(すばらしい歌津をつくる協議会 会長)
テーマ2「学ぶ」― 全国の場所づくり ―
全国各地で取り組まれている地域や場づくりの事例をおききし、 「人が集まり、つながり、元気になる地域」をどうつくるかを探ります。
[パネリスト]
宮定  章 氏(NPO法人 まち・コミュニケーション 代表理事)
渡辺 裕伸 氏(農事組合法人ファーム田麦山)
テーマ1スピーカー
[コーディネーター]
栗田暢之(JCN代表世話人)
テーマ3「つながる」― 場所づくりのワークショップ ―
地域づくりに取り組む各分野のステークホルダーの皆さんと 顔の見えるつながりの場をつくります。
[ブース]
1「集まる」― カフェや食堂、教室の事例から考えます。
2「種をまく」― イベントや祭りの事例から考えます。
3「形をつくる」― オーナー制度や研修、体験プログラムの事例から考えます。
[ファシリテーター]
日本ファシリテーション協会
【その他】
当日は、マスコミ等の取材があります。
一部の時間帯に限り、Ustreamによる動画配信を予定しています。 JCN Channel - Ustream
※会場の回線状況により音声のみの配信となる場合があります。ご了承ください。
【主催】
東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)
【共催】
みやぎ連携復興センター
災害ボランティア活動支援プロジェクト会議
【協力】
NPO法人日本ファシリテーション協会
NPO法人 メディアージ


参加いただきたい方々

  • 宮城県で活動しているボランティア団体・住民グループのみなさま
  • 復興支援に取り組んでいる団体・企業のご担当者のみなさま
  • 行政機関・社会福祉協議会の職員のみなさま
  • その他、支援活動に関心のある全国の支援団体のみなさま

参加方法

申込フォームからお申込みください。※おひとりずつお申し込みください。

第7回現地会議in宮城申し込みフォーム

2013年7月24日 11:03

大船渡のネットワークの様子

こんにちは、岩手の中野です!

復興に向けて支援団体間の情報共有などのため、ネットワーク会議が各地で開催されています。大船渡の「大船渡アクションネットワーク会議」では今回、富士通さんから、支援団体に対する課題認識調査の報告が行われました。
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支援格差、情報共有の難しさ、将来的な地域ごとの支援体制の構築などがまとめられ、今後の活動への課題提起ともなったように感じました。

文責/中野圭

2013年7月19日 16:49

ケース検討会を開催しました。

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こんにちは!岩手の中野です!

JCNでは月に2回JCN被災地支援担当3人が集まり、それぞれが団体を訪問する中でみえてくる課題を持ち寄り、解決策を探っています。

被災地ではフェーズによって、さまざまな状況がうまれています。今後とも継続して地域を回り、復興や課題解決に資することができればと思います。

文責 中野圭

2013年7月11日 18:28

「第1回 広域避難者支援ミーティング・全国版」開催のお知らせ

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JCNでは、7月24日(水)東京都千代田区にて「第1回 広域避難者支援ミーティング・全国版」を開催いたします。

JCNでは、広域避難者を支援している方々のネットワークづくりを促すための会合を、全国各地で開催しています(過去のミーティングの詳細は、広域避難者支援ミーティングのページでご覧いただけます)。

この度、その一環として、広域避難者を支援している全国の団体のみなさまにお集まりいただき、情報交換・情報共有および交流の場を設けさせていただくことになりました。

本ミーティングは、傍聴席(先着順・無料)もご用意させていただきます。ふるってお集まりください。


開催概要(予定)

【タイトル】
第1回 広域避難者支援ミーティング・全国版 - ネットワークの重要性 -
【日時】
2013年7月24日(水)14:00 - 17:30 ※開場13:30
【会場】
TKP大手町ビジネスセンター ホール4A
(東京都千代田区内神田2-1-1 第5中央ビル4階)
TKP大手町ビジネスセンター アクセスマップ
【開催目的】
全国の広域避難者支援に関わる支援団体、それを支援する団体、さらに避難当事者の方々にお集まりいただき、各地域でのネットワークの重要性や具体的な取組み等について話し合い、お互いの活動を支援し合える全国的なつながりの在り方を考えるために開催します。
【プログラム】
開会 (14:00)
1.パネルディスカッション (14:10)
【テーマ】
広域避難者支援に関わる団体の各地域におけるネットワークづくりに関する取組み、必要性、JCNへの期待。
【パネリスト】
はっとりいくよ 氏(うけいれネットワーク ほっと岡山|岡山県)
本間紀伊子 氏(みちのく会|北海道)
福田信章 氏(広域避難者支援連絡会 in 東京|東京都)
【コーディネーター】
栗田暢之(JCN)
2.グループディスカッション (15:15)
①地域ネットワークの必要性
②地域ネットワークでできること・できないこと
③リレートークで全体共有
【進行】
NPO法人 日本ファシリテーション協会
閉会 (17:25)
【お集まりいただく方々】
※7月22日現在。他追加調整中です。決まり次第随時更新いたします。
北海道
北海道NPO被災者支援ネット
みちのく会
東北
NPO法人 あきたパートナーシップ
子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク
復興ボランティア支援センターやまがた
NPO法人 やまがた育児サークルランド
NPO法人 山形の公益活動を応援する会・アミル
山形避難者母の会
関東
ふうあいねっと
『福玉便り』編集委員会
東京災害ボランティアネットワーク
東京ボランティア・市民活動センター
ふんばろう福島プロジェクト
かながわ避難者支援ネット
北信越
公益社団法人 中越防災安全推進機構
NPO法人 新潟NPO協会
東海
NPO法人 泉京・垂井
愛知県被災者支援センター
みえ災害ボランティア支援センター
近畿
滋賀県内避難者の会
NPO法人 きょうとNPOセンター
まるっと西日本 東日本大震災県外避難者西日本連絡会
中国
とっとり震災支援連絡協議会
うけいれネットワーク ほっと岡山
NPO法人 ひろしまNPOセンター
ひろしま避難者の会「アスチカ」
四国
NPO法人 福島の子どもたち香川へおいでプロジェクト
NPO法人 えひめ311
社会福祉法人 香美市社会福祉協議会
九州・沖縄
東日本大震災被災者支援ふくおか市民ネットワーク
『うみがめのたまご』~3.11ネットワーク~
福島避難者のつどい 沖縄じゃんがら会
全国
NPO法人 とみおか子ども未来ネットワーク
関西学院大学 災害復興制度研究所
福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク(SAFLAN)
【その他】
▼一部の時間帯に限り、Ustreamによる動画配信を予定しています。
JCN Channel - Ustream
【主催】
東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)
【協力】
NPO法人 日本ファシリテーション協会(FAJ)
NPO法人 メディアージ

一般傍聴のお申し込み

お申し込みの受付けは終了いたしました。
たくさんのお申し込みをいただき、ありがとうございました。

2013年7月11日 12:00

7/11 第2回広域避難者支援ミーティングin東京

広域避難者支援担当の津賀です。

今年3月に開催した「広域避難者支援ミーティングin東京」、参加者から「参加者から早々に次の機会を設けてほしい」との声がありましたので、第2回目を11日木曜日に開催します(もうあと3日ですが。。)

前回JCNと一緒に主催した「広域避難者支援連絡会in東京準備会」は、4月になって着々と新年度の準備を進め、先月正式に「広域避難者支援連絡会in東京」として発足しました。

今回は、「連携」に着目したプログラム構成としています。
3月のミーティングでは、参加者同士、新たな「つながり」のきっかけとなりました。実際につながりができた2つの事例を紹介します。
そして、他団体と連携した取組事例を紹介します。当事者の自助グループ、NPO、社協、NPOや専門家などそれぞれの立場からご紹介いただきます。
その事例紹介を受けて、具体的なつながりづくり、連携をテーマに参加者同士で情報交換します。

2回目はどんなつながり、連携が生まれるのか楽しみです。多くのみなさまの参加をお待ちしています。

2013年7月 8日 19:11

報告書「寄り添いからつながりを。」

事務局の岡坂です。

震災がつなぐ全国ネットワークさんから報告書「寄り添いからつながりを。」
の第二弾をいただきました。

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サブタイトルは「2000人の足湯ボランティアが聴いた16000のこころの声」。
足湯は足を湯につけてマッサージすることのほかに、一対一でお話をきくのも大切なことのひとつ。
そこから見出す、不安や悩み、葛藤や課題を記録して分析して提案する活動をされた震つなさんのレポートです。

たくさん頂いたので、現地会議でも配布予定です。
会場で見かけた際はぜひご覧ください。(お持ち帰りください)

文責/岡坂 建

2013年7月 4日 12:27