東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

ブログ

【報告】広域避難者支援ミーティングin四国

少し時間があいてしまいましたが、10月24日(水)に開催した松山市内での「広域避難者支援ミーティングin四国」について報告します。過去3回の参加型ミーティングとは趣向を変え、JCNがお呼びかけした方々による会合としました。

▼第一部 「四国の状況」
さすが、「お接待文化」のある四国だけに、それぞれの独自の取組みを伺い知ることができました。どの団体も試行錯誤を繰り返しながら、避難者のひとりひとりに寄り添う支援に取り組まれていました。

▼第二部 「他県の取組み」
四国での支援活動の参考としていただけるよう、近畿ろうきんの中須さんからは、近畿2府4県それぞれでの避難者支援の取組について、愛知県被災者支援センターの向井さんからは、行政・NPO・生協・専門家などが協働する避難者支援「パーソナル・サポート」の重要性についてお話いただきました。

▼第三部 「情報交換会」
代表世話人の栗田の進行で、話題提供者を中心とした情報交換の場を設けました。短い時間の中、貴重なご意見を頂戴し、参加者とともに話し合い、共有しました。

shikoku.jpg

当日参加していただきましたみなさま、話題提供いただいたみなさま、開催の周知等にご協力いただきました協力団体のみなさま、本当にありがとうございました。
当日の配布資料や発言概要などをまとめましたら、ホームページで公開します。しばしお待ちください。

文責:津賀

2012年10月31日 18:09

【ご案内】現地会議in岩手開催します!

こんにちは、岩手の中野です。

怒濤の10月が過ぎ去りようとしています。岩手は冷え込みも厳しくなってきました。体調を崩される方も多いようです。皆様どうぞお気をつけてください!

さて来る11月6日、そんな岩手では恒例の「現地会議」が開催されます。この詳しい中身や申し込みに関しては https://www.jpn-civil.net/news/2012/10/_in_5.html をご参照ください。今回のポイントは「ヒト」「カネ」資源の活用という部分です。今岩手で本当に必要とされていると私が思うテーマを取り上げています。皆様お誘いあわせの上、ふるってご参加いただきますようお願い申し上げます。

文責/中野圭

2012年10月30日 10:18

風化の傾斜角度はこのくらい。

事務局の岡坂です。

今日はあるグラフを見ていただこうと思います。

Googleトレンド」というものがあります。
検索と同じくキーワードを入れてボタンを押すと、
その言葉が検索された件数が時系列で表示されます。

このグラフは「東日本大震災」という言葉です。
少し飛び出たところがありますが、これは今年の3月のものです。
おそらくマスコミなどで震災1年の特集が組まれた影響でしょう。

当たり前のことではありますが、人の興味が移り変わり、下がっていったのでしょう。
この角度とスピードで関心が下がっていることを僕らは認識しなければいけません。

JCNの現地会議と広域避難者支援ミーティングの
チラシにはこういうキャッチコピーを書いています。

「ずっと考えていなくてもいい。だけど、ずっと忘れないでいてほしい。」
「今、日本のすべての人に、きっと、役割がある。」

「今」とは直後のことだけではなく
「今この時にも」役割がある、と僕らは思っています。

文責/岡坂 建

2012年10月26日 18:40

都市緑化フェアTOKYO2012へ

事務局の岡坂です。

001.png 日比谷公園で今、行われている「都市緑化フェアTOKYO 2012」へ行って来ました。(開催は10月28日(日)まで)

本来はその名の通り都市緑化についての出展がされているのですが、 「非営利出展」のコーナーに「SAVE TAKATA」さんがいるのを見つけました。
002.png 日常にあるイベントの中に溶けこむようにそのブースはありました。 こういう情報発信は今後、現地の状況を伝えるのにお手本になる方法かもしれません。 ものづくり情報にもある「瓦Re:KEYホルダー(ガレキーホルダー)」や「復幸マップ」もありました。
003.png
文責/岡坂 建

2012年10月25日 16:31

「第5回 現地会議 in 岩手」開催のお知らせ

ありがとうございました。多くの方のご来場、ご参加、ご協力をいただき、無事に終了することができました。会議の模様は後日、本サイトの現地会議のページでご報告いたします。


flyer_20121106_iwate.pngのサムネイル画像

JCNでは、11月06日(火)、岩手県盛岡市のアイーナホールにて「第5回 現地会議 in 岩手」を開催いたします。

岩手県では通算5回目となる本会は、岩手県内で活動する団体が一堂に会すための会議として位置付け、支援活動に取り組むための基本的資源である「ヒト」と「カネ」にフォーカスし、「支援する、される」という意識から「資源を有効に活用して活動につなげる」というコンテキストで開催いたします。

岩手県内で支援活動をされている方々、岩手県を支援している全国の支援団体の方々のご来場をお待ちしております。

← ダウンロードしてご利用ください。



開催概要(予定)

タイトル:
第5回 現地会議 in 岩手
日時:
2012年11月06日(火)13:00~17:00(予定)※開場12:30
会場:
アイーナホール
(岩手県盛岡市盛岡駅西通1丁目7-1 いわて県民情報交流センター 7階)
開催目的:
岩手県内の団体が「復興のこれまで、いま、これから」を共有し、長期的・継続的な支援活動へ向けてさらなるつながりを創出することを目的とします。
プログラム:
テーマ1「ヒトのはなし」
岩手県内で活動されている団体が、いままでの「人材」とこれからの「人材」について、パネルディスカッションを行います。
[コーディネーター]
石井布紀子 氏(災害ボランティア活動支援プロジェクト会議)
[パネリスト]
佐藤健 氏(NPO法人 絆プロジェクト三陸)
山内幸治 氏(NPO法人 ETIC.)
寺井良夫 氏(もりおか復興支援ネットワーク)
菊池亮 氏(社会福祉法人 釜石市社会福祉協議会)
テーマ2「カネのはなし」
行政のお金、民間のお金など、活動を続けていくためのファンドとどのように向き合うことが肝要か、そのヒントを行政機関と民間の助成団体の方々に伺います。
[スピーカー]
田尻佳史 氏(認定NPO法人 日本NPOセンター)
西田紫郎 氏(復興庁)
[パネリスト]
坪井七夫 氏(独立行政法人 福祉医療機構)
青柳光昌 氏(公益財団法人 日本財団)
城千聡 氏(社会福祉法人 中央共同募金会)
鈴木祐司 氏(一般財団法人 地域創造基金みやぎ)
主催:
東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)
共催:
NPO法人 いわて連携復興センター
災害ボランティア活動支援プロジェクト会議
協力:
NPO法人 日本ファシリテーション協会
NPO法人 メディアージ


参加いただきたい方々

  • 復興支援に取り組んでいる団体・企業のご担当者の方々
  • 自助的なグループで活動する住民のみなさま
  • 行政機関、社会福祉法人等の職員の方々
  • その他、支援活動に関心のある全国の支援団体のみなさま

2012年10月23日 14:27