東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

ブログ

気仙沼横丁・復興屋台村 「cafe&dining BUGGY」

皆さん、こんにちは。

宮城担当の池座です。

昨夜は夜中まで気仙沼の仲間達と一緒に
港近くにある復興屋台村で
「復興」について熱く語らいました。

KIMG0794.JPG
今朝はジョギングの後、屋台村へ戻り
cafe&dining BUGGYというお店で、開店準備途中ではありましたが
ブランチ(海鮮丼)をいただきました!

食後にお店の方とお話をしていて分かったのが、「屋台村は今年中で閉鎖される」とのこと...。
閉鎖後にお店をどこに移すかは、まだ目途はついておらず、地域自体に移る場所が少ないので困ってらっしゃいました。

すでに、お金のある人たちは引越しを始めているそうで
事業再建の行政制度(補助など)があるうちに店舗移転・再建をしようと焦っている人達もいるとのこと。

どこの復興商店街に行っても同じような話しを聞くので
「次の繁華街はどこになるか」「どの様な場所でどういった経営を展開していくか」は
被災地全体の復興商店街に入る事業者にとっては大きな問題のようです。(何とかならんものか!?)

KIMG0801.JPG

最後に、お店の仲間達でつくったという
"「NEVER GIVE UP!」KESENNUMA"
のバンパーステッカーをいただきました!

cafe&dining BUGGYの皆さま、ありがとうございました。
是非、愛車に貼らせていただきます。がんばってください!

===========================================
cafe&dining BUGGY ブログ
http://ameblo.jp/atqhonedollar/

気仙沼横丁 復興屋台村 ウェブサイト
http://www.fukko-yatai.com/guide/cafedining-buggy/
===========================================

文責/池座剛

2013年2月 2日 14:49

色んな講座やってます。

人を動かす論理術.jpg
 岩手に限らず被災地に共通する課題として「ノウハウ不足」がよく挙げられています。そのような課題に対して各地でもさまざまな講座やセミナーが開催されております。陸前高田市では、久保田副市長が著した「官僚に学ぶ人を動かす論理術」をもとに、人を動かすための心構えや、論理的意思決定の方法を学びました。久保田副市長が講師となり、自身が陸前高田で経験した、「一本松」の保存をするかしないかをいかに意思決定していったかなどを学びました。
 市民の方々も多く参加し、後半の質疑応答のセッションでも活発な意見交換がなされました。今後とも様々な学びの場が提供され、「ノウハウ不足」が解消していくことが望まれています。

2013年1月31日 12:25

被災地の連絡会【石巻NPO定期連絡会/みらいサポート石巻】

皆さん、こんにちは。

宮城担当の池座です。

先日、「みらいサポート石巻」(旧:石巻災害復興支援協議会)が主催する
NPO定期連絡会に参加しました。

ishinomaki_renrakukai.JPG
この連絡会は震災直後からはじまり、災当初は、石巻市の復興支援にたずさわる社会福祉協議会、仮設住宅自治会、NPO、NGO、企業関係者、ボランティアが毎日集まり、被災者・被災地域の問題解決に向けて情報交換、役割分担等をおこなってきました。

復興期に入った今は、週一回(木曜日17:00~)に開催頻度をさげ、支援関係者同士で復興へ向けての課題共有、情報交換をしながら、事業企画、連携体制などを模索しています。

会の構成としては、前半は各団体の簡単な活動報告、
後半はテーマごとに参加者同士で話し合い、課題意識、問題解決につながるアイデアなどを交換する時間にあてられています。

今回のテーマは「NPOにできること、NPOだからできること」「連絡会をどうしていくか」。
地元自治会のメンバーからは「今後、被災地からNPO、NGO、企業などが撤退していった時に
残された地元の人たち(自分達も含め)はどうやって住民を守っていったらよ良いのか」「連絡会に行政関係者も参加して欲しい」という声も挙げられました。

被災地ではこれからも支援の必要性が叫ばれる中
地域の外では、被災地の現状、被災者の声は届きにくくなっています。

石巻のボランティア、支援にご興味のある方は
是非「みらいサポート石巻」の様な地域に根付いた組織に「自分達に何ができるか」を尋ねてみてください。


詳しくは「みらいサポート石巻」のホームページ/Facebookを。
===========================================
みらいサポート石巻
http://ishinomaki-support.com/
http://www.facebook.com/ganbappe
===========================================

文責/池座剛

2013年1月28日 13:06

会議の進め方

会議の進め方講座参加しました.jpg
 こんにちは、岩手の中野です!
 被災地各地では今後の土地利用であったり、支援活動であったり、コミュニティの再設計であったりと、様々な課題が見えてきて、多様な関係者における会議の場が多く設定されております。
 その中で「会議の進め方」について体系的に手法を学びたいとの声から、陸前高田まちづくり協働センターさん主催の「会議の進め方講座」が開催されました。定員いっぱいの参加者は地域内外の支援団体関係者や地元の方などバラエティーに富んだメンバーで、様々な意見が飛び交いあう活発な場が生まれていました。5時間に及ぶ講座には会議ファシリテーションの意義や、傾聴の手法、グラフィックの重要性など多くのワークを取り入れた盛り沢山な内容でとても勉強になりました。
今後とも地域の中で、多くの学びの場が提供されることが大事だと感じました。

文責/中野圭

2013年1月25日 16:08

団体訪問記【Art Revival Connection TOHOKU】

こんにちは、JCN宮城担当の池座です。

震災後、宮城の舞台表現者たちが中心になって震災で失われた文化・芸術と東北復興に向けた活動にアートを通じて寄与するため立ち上がったネットワーク組織、「Art Revival Connection TOHOKU」さんのところへ、先日訪問させて頂きました。

Art Revival Connection TOHOKU ウェブサイト

通称アルクト(ARC > T)は、メンバー約130名、30ほどのグループによって構成されていて、事務局員約8名、代表1名で運営されています。

いろいろな施設などへニーズ調査を行い、要望に応じて公演プログラムなどを開発をし、発足以降、出張演劇等を100以上の施設で行っています。

また、現在月10件ほどの出演依頼あるそうです。

20130118arc.jpg

ただ、華やかな舞台は、膨大で地味な事務作業によって支えられているもの。アルクトでも課題は継続的な事務局運営。被災地の他の多くの団体同様、ヒトとお金をどう継続確保していくかが今後の課題だそうです。

アートが好きな池座としては、とても楽しくお話しを聞かせてもらった次第です!今後とも、一緒に悩みながらお手伝いできればと願っています。

事務局長の鈴木拓さん、どうもありがとうございました!


-----------------------------------------------------------------------------------------------
Art Revival Connection TOHOKU
宮城県仙台市若林区卸町2丁目12-9 仙台演劇工房 BOX2
-----------------------------------------------------------------------------------------------

文責/池座剛

2013年1月18日 00:19