東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

ブログ

「企業被災地視察ツアー」 南三陸町

皆さん、こんにちは。
JCN宮城担当の池座です。

今回は、JCNのミッションの一つである全国の社会資源と被災地およびそこで活動する支援団体のニーズとを結びつける一環として、
三井住友海上/MS&ADインシュアランスグループのCSR担当者の方と南三陸町の支援先候補を巡る旅に1泊2日でアテンドしてきました。

KIMG0942.JPG
訪問目的としては、MS&ADインシュアランス グループがこれまで南三陸町で展開してきた
「NPO法人田んぼ」との冬水田んぼづくりの取り組みに加え、南三陸町内においてもう少し活動を広げられないか、その可能性を探るというものでした。
※【田んぼ活動】http://www.ms-ad-hd.com/csr/sustainability/shinsai/index.html#inekari_01

町内での活動拡大にしては「視察ツアー」とは大げさだと思われるかもしれませんが
支援団体においては、同地区で活動していたとしてもお互い直接会ったことがないというケースも少なく
南三陸町内でも更に戸倉地区、志津川地区、入谷地区、歌津地区などに分かれています。

また南三陸町では震災以降、支援者同士の定例会議(連絡会/協議会と言われることが多い)も開催されていないため、支援をしたいと思っている被災地外の組織にとっては、どこに連絡をとれば適切な支援ができるかが分からないという状況もあります。

そこで今回は、JCNが被災地をまわる中で評判の高い地元団体を訪問してお話を伺いました。

=== 
◎「復興まちづくり推進力!ラムズ」
戸倉地域で子ども支援などを行う
http://www.minamisanriku-lambs.com/

◎「すばらしい歌津をつくる協議会」
震災前からある歌津地域のまちづくり団体
http://utatsu.jimdo.com/

◎「南三陸復興ダコの会/入谷Yes工房/入谷公民館」
オクトパス君で有名な
http://ms-octopus.jp/

◎「南三陸ふっこう青年会」
南三陸町の地元若手で結成した復興事業・まちづくり団体
http://msrfukkouseinen.jimdo.com/

◎「南三陸deお買い物」
南三陸を応援するために有志が立ち上げたネットショッピングモール
http://www.odette-shop.com/

◎「南三陸ネイチャーセンター友の会」
南三陸町にネイチャーセンターの復活を目指して活動
===

訪問した団体の皆さんは、南三陸町で広いネットワークを有しており、行政とも協働しながら活動を展開しており
南三陸町の復興を心から祈っている方々ばかりでした。

この度の視察訪問をコーディネートするにあたっては、企業と被災地のマッチングだけに留まらず、地元の方々と顔の見える関係性を築くことができ、継続的に関わっていくきっかけとなったので実り多き旅となりました。
また、MS&ADインシュアランス グループと南三陸町の新たなプロジェクトが生まれたかという点については、後日ご報告致します。

以上、貴重なお時間を割いていただきました皆さまにこの場をお借りしてお礼申し上げます。

文責/池座 剛

2013年4月 3日 08:57

「東北応援ビレッジ」を開催しました。

東北応援ビレッジ事務局の川島です。

3月29日(金)~30日(土)、汐留地下通路にて、東北応援ビレッジが開催されました。
(イベント内容は特設サイトを参照ください)
https://www.jpn-civil.net/tohokuouen

IMG_9185.JPG

2日間合わせて、被災地等から19のブース出店、7組のステージ出演、
5人(?)のゆるキャラ参加があり、イベントは大いに盛り上がりました。


29日(金)は、オフィス街の平日ということもあり、
多くのビジネスマンが通っていました。
年度末でお忙しい中でも、店舗ブースに多くの方が立ち寄って、
ご自宅へのお土産など、食品を中心に買い物をしていただき、
初日から完売する商品もありました。

一方、30日(土)は、人通りは少なかったものの、立ち寄っていただける方は、
じっくりと出店者との会話を楽しんでいかれ、食品以外の商品も多く売れ、
品切れとなる商品も多く、途中で店じまいとなった店舗もありました。

IMG_9186.JPG


ステージ出演では、活動紹介や体験談の語りから、神楽演舞、Jazz演奏まで
多様な演目が行われ、多くの来場者を集めていました。

IMG_9208.JPG


また、多くの企業や個人からボランティア参加もいただいたおかげで、
滞りなく2日間の運営ができました。
出店者からは、ボランティアに手伝ってもらえて助かったし、
楽しかったという声が多く聞かれました。

IMG_9234.JPG

最後のエンディングでは、寄せられたメッセージを紹介するとともに、
栗田さんの「これからも支援し続けていこう」という呼びかけに
全体が1つになり、JCN3年目も支援し続けていくためのネットワークの
ために活動していこうと思いも新たにできたイベントでした。

IMG_9236.JPG
564622_434497673306666_608041049_n.jpg

文責/川島

2013年4月 1日 18:25

「東北応援ビレッジ」 の中吊りとか。

事務局の岡坂です。

写真は今月29日(金)30日(土)に開催する「東北応援ビレッジ」の中吊りです。
明日から「都営地下鉄4路線の全車両」に掲出されます。

70C4C83E-46A4-490E-8F1D-D6D9EC8E9350.JPG

ポスターも主要10駅に貼られます。
このポスターにはある秘密があります。

B0F5B3E1-93CC-4B0B-AD5E-46C88ABAA03F.JPG

そして、急遽特設サイトも作ってみました(岡坂作)。
出店団体や、ステージ情報が見れます。
今はざっくりですが徐々に詳らかにしていきます。

tokusetsu.jpg

↑画像をクリックすると特設サイトが開きます。

文責/岡坂 建

2013年3月21日 22:19

「広域避難者支援ミーティング in 北信越」 開催のお知らせ

flyer_20130325_hokushinetsu.png

JCNでは、3月25日(月)、新潟県新潟市にて「広域避難者支援ミーティング in 北信越」を開催いたします。

JCNでは、広域避難者を支援している方々のネットワークづくりを促すための会合を、全国各地で展開中です。これまでには、東海地方・近畿地方・山形県・四国地方・中国地方・九州地方で開催しています。

この度、その一環として、北信越地方で広域避難者を支援している団体のみなさまを対象にした、情報交換・情報共有および交流の場を設けさせていただくことになりました。北信越地方で活動されている団体のみなさまには、ふるって傍聴いただきますようお知らせいたします。

↑ ダウンロードしてご利用ください。


開催概要(予定)

【タイトル】
広域避難者支援ミーティング in 北信越
【日時】
2013年3月25日(月)14:30~17:30(予定)※開場14:00
【会場】
駅南貸会議室 KENTO
(新潟県新潟市中央区天神1-1 プラーカ3)
【開催目的】
東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故に伴い北信越地方に避難されている方々を支援している団体や、避難されている方々による自助的グループ・サークル等を対象に、具体的な支援の取り組みや支援手法・支援のアイデア等の情報を共有するとともに、団体間のつながりを促すことを目的として開催します。
【プログラム】
第一部「北信越の状況」(14:40 - 15:40)
北信越地方の避難者支援団体に参加いただき、支援状況・取組み・課題等を共有します。
[話題提供地域]
新潟県・富山県・石川県・長野県 他
第二部「意見の交換」(15:50 - 17:20)
傍聴される方々にも参加いただき、活動地域を越えたつながり合うための時間を設けます。
[進行サポート]
NPO法人 日本ファシリテーション協会
【その他】
当日は、マスコミ等の取材があります。
【主催】
東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)
【協力】
NPO法人 日本ファシリテーション協会(FAJ)

2013年3月19日 10:00

『「忘れない」をカタチに』~「東北応援ビレッジ」出展者・出演者を最終調整中。

事務局の岡坂です。

きょうは、震災2年です。JCNもメッセージを出させていただきました。
タイトルは『「忘れない」をカタチに』です。

個人的な話ですが、僕はあの日のあの時刻に相当するタイミングで、特段何もしません。毎日震災のことを考えていて、毎日何かをしているなかでそういうことをすると「終わったこと」になってしまうような気がするからです。

さて、JCNとしての「カタチ」の第一弾は、実はこの「東北応援ビレッジ」です。
記憶の風化を防ぐために、JCN設立2年を記念して実施します。
今日、3・11は震災の日。3・30は支援に想いを一つにした日としてこのイベントを開催します。

今、「東北応援ビレッジ」の出展者・出演者を最終調整中です。
そろそろ全貌が明らかになるかな?と...リストを睨んでいます。
担当殿がなにやら悩んでいるので「どうしたの?」と聞くと「『なかのひと』が要るんです。」とこたえが。「なかのひと」とはキグルミの中の人のことです。

15E3135E-A994-4474-9C98-91CFB1045830.JPG

メモ書きの下の方に「なかのひと6人(体)どうするの?」と書かれています。
ずいぶん前ですが、会場のロケハンに行きました。会場はこんな感じです。

6FA950B1-1DB9-462A-B333-CB30E1364985.JPG

「東北応援ビレッジ」は鋭意準備中です。ここでちょっとアタマ出しを。

・岩手からは、手作り品やチョコ。くるみ、しょうゆ、だし昆布、ぞうきん。
・宮城からは、ジャム、巾着袋?など手作り品。はちみつ?。
・福島からはゆず茶、コースター、絵手紙、楓の木の小物?、マグネット、キーホルダー、マスク、ストール、会津織、有機野菜。

...という感じです。あと話題のゆるキャラを複数。
繰り返しますがなかのひとが6人要ります。

文責/岡坂 健

2013年3月11日 14:47