東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

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2015年3月11日 東日本大震災四周年追悼式。

池座です。

2015年3月11日。東日本大震災から4年目を迎え、東北・日本各地で慰霊祭・追悼式が執り行われました。

わたくしは朝から宮城県の沿岸各地を車で巡り、各地域の住民・団体の方とお話をしながら午後の追悼式に向かいました。

途中、亘理町の災害FM(FMあおぞら)では、犠牲になった方、おひとりお一人のお名前を読み上げ、追悼されていました。

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午後は宮城県山元町の「四周年 山元町追悼式」に参列させて頂き、14時46分からの黙とう、大スクリーンでの内閣総理大臣、天皇陛下の悼辞、会場での献花など、様々な形で哀悼の意が表されました。

追悼式での住民の方のお話や、メディアの報道でも、道路や災害公営住宅などのハード面の復興は計画よりは遅れながらも着実に進んではいるが、住民ひとり一人の生活や心の復興はまさに「これから」という声が多く聞こえてきた気がします。

これから自分に何ができるのか、東北のこと、日本のこと、世界のこと、家族・仲間のこと、自分の人生など、様々考える一日となりました。

文責/池座

2015年3月12日 12:55

第11回現地会議in岩手を開催しました!

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こんにちは、岩手の中野です!

先週金曜、3月6日に「第11回現地会議in岩手」を開催しました。今回のテーマはズバリ人材不足。被災地では本当に課題とされています。が、実際にどのような問題があるのか、具体的に明らかにしていくことを目的として開催しました。

当日の模様はこちらから。
https://www.youtube.com/watch?v=TiEO88htvkg
https://www.youtube.com/watch?v=72OIJD_9OHI

多くの参加団体さんとともに、人材について深く考える機会となりました。

文責/中野圭

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2015年3月 9日 12:26

【カタチに】「これから」の会議

事務局の岡坂です。

春です。きのうはひなまつりでした。僕に子どもはいませんが、嫁さんがちらし寿司をつくってくれました(ほんとうは女の子のお祝いだから僕がつくるべきですが)。

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さて先回は意味深な記事を書いていましたが、はやくもコードネーム「これから」のベールをはがすことになりました。きょうはJCNホームページのトップでも掲載している「春の2大イベント」のお話をします。すでにどこかでポスターや中吊り広告をご覧になったかたもあるかもしれません。

  • イベントその1:
    【3/10火@丸の内オアゾ&東京国際フォーラム】
    「東北これから会議2015」~いまこそコミュニケーションの力~
  • イベントその2:
    【5月初旬@都内】「東北応援ビレッジ2015」
    ~もっとツナガリあうことで、これからの東北を支えたい~

ことしは昨年はじめた風化防止プロジェクト「Walk with 東北」を強化するために3月から5月をキャンペーン強化期間として、期間の最初にキックオフイベント「東北これから会議」を、クロージングイベント「東北応援ビレッジ」を実施します。

昨年、Walk with 東北プロジェクトを開始しました。おかげさまでJCN参加内外の団体や企業、個人の方からバナーを貼っていただいたり、SNSのアイコンのスミに入れていただいたり、企業マルシェの看板にいれていただいたり、東京ではタクシーに貼ってあったりします。スタートをあまり目立つ形でうたっていなかったために人知れず始まり、実際に使われ始めたのはどちらかというと昨年の下半期あたりからでした。ことしはそんな反省を込めて、3月から皆さんに見える形で始めようというのがねらいです。

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ポスターです。缶バッジです。そして「これから会議」とは東京の情報拠点丸の内でやるトークイベントとキャンドルをともして行う追悼と応援です。詳細はまたきょうの夕方あたりに公開します。

チャンネルはそのままに。

文責/岡坂建

2015年3月 4日 10:29

第11回現地会議in宮城 開催しました

皆様、お世話になっております。宮城担当:三浦です。

2月27日(金)岩沼市市民会館中ホールにて第11回JCN現地会議in宮城を開催いたしました。

被災各地で建設、入居が始まった災害公営住宅。阪神・淡路大震災では災害公営住宅に移転したことでコミュニティが分散され孤立する人や応急仮設住宅を出ることが出来ず取り残される住民の支援が遅れたことで様々な問題が生まれました。阪神・淡路の教訓を活かしこれから多様な支援が必要なステージを地域に根差し地域福祉を担う社協と多様な支援活動を展開するNPOなど異なるセクターの支援者が岩沼に集まり「応急仮設住宅に残される人を支える支援」「移転する住民と受け入れる地域住民とのコミュニティ形成支援」について話し合いました。岩沼市、名取市、亘理町、山元町の社協とNPOが応急仮設住宅から災害公営住宅に移転していく中での課題を共有し、解決のヒントを探りました。

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基調講演に日野ボランティア・ネットワークの山下弘彦氏をお招きして「住民が主体になり地域を支える活動」を社協、NPO,行政が「緩やかな連携で支える活動」をお聞きしました。

当日は、2市2町(岩沼、名取、亘理、山元)から25団体、66名の支援者が参加して下さり、次の活動につながる交流を図っていました。

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2市2町の地域間で復興の進捗など違いはありますが課題領域は重なる部分が沢山あります。多様な課題を解決する為には社協、NPOがそれぞれのノウハウとスキルを共有して行う多様な支援が
必要になって来るのではないでしょうか。

文責/三浦

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2015年3月 3日 18:28

南相馬の農家民宿「いちばん星」に泊まりました。

皆さん、こんにちは。JCNの池座です。

先日、会議の前日に福島県南相馬市の「いちばん星」という農家民宿にJCN福島担当の鈴木と、「いわき未来会議」で活動されている僧侶の霜村さんと一緒に泊まらせていただきました。

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まずこちらを選んだ理由としては、南相馬での宿泊はホテルがなかなか予約ができなかったこと、原ノ町駅から比較的近かったこと、駅からの送迎サービスが使えたこと、南相馬の地元農家の方・経営者とお話をしたかったことなどなど。

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実際に泊まった感想ですが、寝る場所も畳の部屋が幾つかありとても清潔で快適でした。そして何よりも嬉しかったのが別棟にあるこれもまた綺麗でゆったりとした「大浴場」施設。気持ち良かったので寝る前と早朝の2度入ってしまいました。食事も2食付いており、地元のお母さんたちのつくってくれた料理に心も体も癒されました。

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その他にも色々とありますが、面白ポイントとしては何故か敷地内に南アメリカ大陸原産の「アルパカ」という動物がおり触れ合うことができます。

また南相馬に泊まる時は利用させて頂きたいと思います。星さんありがとうございました。

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「いちばん星」ホームページ
http://www.ichibanboshi-minamisoma.org/noukaminsyuku/index.html

文責/池座

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2015年3月 1日 22:12