東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

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東松島の帰り道

みなさん!こんにちわ! 宮城担当:三浦です。

5月11日(月)東松島ボランティア連絡会に参加した帰り道、いつもなら三陸道か、国道45号で仙台に戻るのですが

松島まで海岸線を下り仙台を目指しました。

この時期には潮干狩りでにぎわう東名地区を目指し、野蒜海岸を下りました。夏は海水浴やキャンプで多くの人が訪れた野蒜海岸はかさ上げ工事が行われ、工事関係者以外寄せ付けない場所になっていました。

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5月30日に全線開通する仙石線野蒜駅は、元の場所から山間方面へ500メートル移動されていました。

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東名駅から高城駅までは海岸線を走ります。

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何度も潮干狩りで訪れた東名地区はその面影もなく、干潟も地盤沈下の影響でまるで湾のように海水が満ちていました。

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親に連れられ、子供を連れて何度も訪れた場所を思い出しながら仙台を目指しました。これも5年目を迎えた被災地の姿です。

文責/三浦圭一

2015年5月17日 05:52

東北応援ビレッジ開催しました!

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こんにちは!岩手の中野です。

5月9日、10日と丸の内オアゾoo広場にて東北応援ビレッジを開催しました。一言で趣旨を表すと風化防止のイベントで、東北3県から多くの出店者さんや出演者さんにお越しいただきました。ご協力いただいた方々、ボランティアの方々、そしてご来場いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

写真は復興大臣政務官小泉進次郎さんとお話させていただいたところです(ミーハーを発揮しました)。

文責/中野圭

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2015年5月13日 23:07

こすもす公園に行ってみた 岩手より

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こんにちは!岩手の中野です。

最近は気温も30度近くなりこの時期にしてはかなり暑いです。こども達はといえば外で元気に遊んでいます。被災地では「こどもの遊べる場所が少ない」という課題が挙げられていますが、今回は釜石にある「こすもす公園」に行ってみました。

この公園は多くの寄付で設立されました。何より遊具が素敵です。まさにネイチャー。多くのこども達が遊んでおり、休日は大変な賑わいです。これからのシーズンもぜひおススメのスポットです。

文責/中野圭

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2015年5月 1日 10:50

「広域避難者地域活動サポート助成制度」報告会

こんにちは、JCN広域避難者支援担当の杉村です。

4/24(金)に「広域避難者地域活動サポート助成制度」の報告会を中央ろうきんと一緒に開催しました。この制度は、中央ろうきんとJCNが一緒に運営してきた助成制度で、関東圏において2014年6月から12月までを募集期間として、避難当事者が中心となり活動されている26団体に助成させていただきました。

上限が10万円と少額ではあるものの、懇親会から趣味の活動やバスツアーまで、非常に幅広い活動が対象となるため、助成対象団体からは使いやすいと好評でした。また、使い勝手のみならず、申請書も報告書も簡便なため、「この内容だったら、私たちでも何かやれそうだ」と避難当事者の自律を促す非常にいいきっかけになったと思います。

報告会では、助成対象団体、協力団体、関係団体あわせて60名近くの方が参加され、助成制度に関する意見交換のみならず、お互いの活動紹介にも時間を割き、交流を深めていただきました。同じ関東圏でもお互いの活動はまだまだ知らないことがあり、自団体の活動のヒントも得られたようです。

この助成制度で当然全てが解決するわけではありませんが、少しでも避難されている方々がこの助成制度を通じて、自分たちのやりたいことが実現でき、避難先での暮らしの充実や同じ立場の避難者との交流の機会をつくることなど活用いただければと思います。

助成制度を通じて、いままで知らなかった避難者と知り合うことができ、新しい活動を模索しはじめている団体もあり、そのような団体のサポートができるよう、2015年度も助成制度は継続したいと考えていますので、内容が確定しましたら、ご案内差し上げします。

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2015年4月30日 18:21

統括より; いわき市 「みんぷく支援者会議」に参加しました。

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皆さん、こんにちは。JCNの池座です。今回は福島県のいわき市にて、JCN福島担当の鈴木氏と一緒に、いわき市の「みんぷく支援者会議」に参加しました。

この会議は、みんぷく(3.11被災者を支援するいわき連絡協議会)が月に1回の頻度で開催しており、いわき市で活動する仮設住宅の自治会、NPO/NGO、社協など様々な団体が、支援に関する情報交換をしたり、協働の取り組みを生み出す場となっています。

4月21日(火)の会議では、みんぷくさんの事務所移転の話にはじまり、福島県全域の復興公営住宅の支援にあたっている「コミュニティ交流員からの報告」、今年の秋い開催される「交流サロンフェスタ」(市内の被災者支援サロンの運営者と利用者が一堂に会する交流促進イベント)などについて話し合われました。

主な話題としては、災害復興住宅の移転が各地ではじまっており、入居してきた人達が隣同士であったとしてもお互いの顔が分からない状況なので、各住宅で顔合わせ会を実施していくことや、住民から仮設住宅の時よりも「静かすぎて寂しい...」という声が聞かれること、借り上げ住宅の状況が把握しづらいことなどが挙がりました。

いわき市では、市内35か所に設置された仮設住宅、借上げ住宅等に約17,800人が生活しており、いわき市民、楢葉町民、富岡町民、大熊町民、広野町民、浪江町民、双葉町民といった様々な自治体の住民の混在も影響して個々の住民が抱える悩みや課題は多種多様です。

住民が抱える問題を解決しよう!という応援の機運は、5年目を迎えて益々薄れていることを肌で強く感じる今日この頃ですが、岩手県、宮城県の団体同様、長期化・複雑化する復興プロセスの前に、みな日々葛藤しながらも、互いの考えを可能な限り尊重し、強みを活かしながら、本当に辛抱強く活動に取り組んでおられます。

これからの復興まちづくりには、県内外を問わず多様なアイデア、チカラが必要です。JCNでは、引き続き、全国の応援者と地域の住民・支援者の長期的な繋がりをつくるお手伝いをしていますので、個人、団体、企業等、気持ちがある方は、お気軽にお問い合わせ・ご相談ください。
chiiki@jpn-civil.net

※みんぷく(3.11被災者を支援するいわき連絡協議会)
http://www.minpuku.net/

文責/池座

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2015年4月26日 22:09