東日本大震災では様々なボランティア団体、市民活動団体、NPO、企業等が、被災者支援のために取り組みました。これまで取り組んできたことの成果と課題をふりかえり、今後の大規模災害に向けてどのような取り組みが必要なのか、ワークショップ型式で参加者同士が交流し、話し合う機会にします。
※本プログラムは「防災推進国民大会 2017」の団体別セッションとして開催します。
趣旨説明等
これまでJCNが取り組んできたことを紹介します。
参加者同士でこれまでの成果と課題等を話し合います。
タイトル | 検証ワークショップ「東日本大震災・市民セクターの果たした役割とこれからの展開」 |
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日時 | 2017年11月26日(日)13:40-15:00(開場:13:30) |
会場 | 仙台国際センター展示棟 会議室4(仙台市青葉区青葉山) 地図・アクセス方法 |
主催 | 東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN) |
※本プログラムは「赤い羽根福祉基金」の助成を受けて実施します。
お申込み受付は終了いたしました。
東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)
検証担当:津賀・杉村
Tel. 03-3277-3636
メール: office@jpn-civil.net
みなさん、こんにちは!
9月7日、もう1か月ほどが過ぎましてその模様をお伝えしたいと思います。現地会議も今回で14回を数えました。私がJCNの岩手担当として関わり始めたのは3回目からですが、今まで色々な想いでやってきました。
そのときの地域の状況を踏まえ、JCNとして何ができるか、何が必要とされているか。今、テーマ設定で気にしているのは、「震災前からの地域課題に、真正面からぶつかっていかなければならない」ということです。地域にある課題の、根っこにある、より本質的な課題は何か。それをつかむのは「見つける」とか「探す」という感覚ではなく、自分自身に問いかけるような作業です。
そうして出てきた今回のテーマが「いま、このまちで、子どもたちに伝えるべきこと」というものでした。当日の様子はJCNホームページに報告文を掲載していますので、見てもらえたらありがたいですが、「子ども」に伝えることを通じて、漠然としがちなまちの将来に少しでも具体的な共有イメージを持たせたいと考えました。結果としては素敵なスピーカーの方々に支えられて、想いや覚悟が共有できた現地会議にしていただきました。
次回の現地会議は12月か1月ごろを企画しています。また自分自身に問いかけながら次回テーマの企画に想いを巡らせています。今後ともよろしくお願いいたします!
文責/中野圭
こんにちわ。広域避難者支援担当の津賀です。
季節の変わり目でしょうが、今日の東京は雨が振り、肌寒い一日でした。 こういうときにたまっていた疲れがどっと出たりするのではないでしょうか。
さて、広域避難者支援担当では、8月と9月に福島県が設置した生活再建支援拠点【一覧PDF】の受託団体を対象にした研修を実施しました。 9月の研修に先駆けて、講師を依頼したJCN代表世話人の山崎美貴子先生と打合せをしたときのことです。
打合せも終わって、一緒に研修講師を務めてくださる方と最近の出来事など話をしている中で、 「仕事のことが気になっていて、夢の中でも仕事をしている」ということが話にあがったところ、山崎先生は、 「そういうことも段々慣れて、仕事とそうでない時間が線引できるようになる」 「そのためにも『自分だけの時間』をきちんととることが大事」 「私の『自分だけの時間』は、誰にも邪魔されず自分の専門外の専門書を読むこと」 「なんでもいいの。映画を見たり、好きな本を読んだり、『自分だけの時間』になればいい」 とお話されました。
対人援助の研究と実践をずっと続けられた山崎先生らしいお話でした。 ちなみに僕の「自分だけの時間」はといえば、ジョギングです。できれば週に1回くらいはやりたいのですがそうもいかないことがありますが。
復興支援はまだまだ続きます。日々いろんなことに追われてしまい、気がついたら疲れがたまっていたという人もいるでしょう。 少しでも疲れをためない、次の日に持ち越さないことも、支援者の大事な役割といえるかもしれません。 このブログを見られるみなさんも「自分だけの時間」を考えてみてはいかがでしょうか。
写真:研修でキーワードを書き出す山崎美貴子先生