こんにちは!岩手の中野です。
私の地元大船渡は海のまち。しかもここ崎浜(さきはま)は小さな漁業集落で、今はちょうど鮑(あわび)のシーズンがはじまり色々と忙しくしております。さてここ三陸の漁業ですが、さまざまなところで「あれが獲れない、これが獲れない」と問題になっています。まずうちもそうですが、ホタテ。聞いたところでは三陸沿岸部の広域で不漁なようです。鮭もそうでした。イカも全国的に問題になっています、そして今が旬の鮑も。
津波被災地である岩手沿岸部の歴史を支え続けてきた漁業という基幹産業が、この課題を乗り越えていくことの中に、地域復興の重要な局面がある気がしています。
写真はうちの船、中野えびす丸。
文責/中野圭
みなさんこんにちは
JCN宮城担当:三浦です。
先月末にレスキューストックヤード(RSY)七ヶ浜「被災地学習・交流バスツアー」南三陸町へ
参加してきました。
RSYが発災後、七ヶ浜町の支援活動を行っているのはみなさんご存知だと思いますが現在は
専従スタッフ(地元人)を置いて「きずなハウス」を拠点に活動しています。
その活動の一環として、今年9月に地元活動グループによる自主的なネットワーク「きずなネット」立ち上げ、活動をサポートしていますが今回のツアーの目的は「きずなネット」の学びと出会い。
JCNは今回の南三陸町ツアーの訪問先として「一般社団法人復興みなさん会」を紹介させていただきました。
代表理事の後藤さんから設立の経緯を説明、理事の工藤さん、畠山さんから現在までの活動の話を。「きずなネット」の活動紹介後、意見交換を行いました。
これから七ヶ浜町の復興の町づくりを支える「きずなネット」メンバー。モチベーションアップや、悩みを相談したりお互いの近況などを伝え合える新たな繋がりづくり、学びの機会になったと常務理事:浦野さんが語ってました。
これからの「きずなネット」の活動が楽しみですね。
現在「きずなネット」は7団体です。
・はまのわ:20代若者が七ヶ浜の魅力を写真展やブックカフェ等で伝える
・向洋中Fプロジェクト:震災後、生徒有志によって復興支援のボランティアグループとして発足。語り部、災害公営住宅での交流、 防災学習等を行なっている。
・松ヶ浜きずな喫茶:松ヶ浜災害公営住宅住民の会。週1回のお茶飲み会や周辺にある荒地公園に花壇を作る活動をしている。
・きずな工房:裁縫・刺繍等物づくりが好きな女性たちの集り。
・ボランティア友の会:高齢者の見守り活動を目的。全て女性で会員は町内に300人程度いる。
・ななはまっこ:子育てママが運営。外遊びを中心としたレクレーションを行なっている。
・セブンビーチプロジェクト:菖蒲田浜海水浴場でのイベント、草木染や木工教室などを通じて、住民の集いの場や世代間交流を目的 としている。
文責/三浦圭一
11月16日(木)、福島県双葉郡富岡町にて「第13回 現地会議 in 福島」を開催いたします。
東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)では、被災地・被災者を支援している団体間の連携を促し、支援活動を続けるうえで抱える問題や課題を共に考える場「現地会議」を、宮城県・岩手県・福島県にて定期的に開催しています。
← ダウンロードしてご利用ください。
震災から6年半が過ぎ、5年間の復興創生期間も2年目の半ばを超えつつあります。2017年春の飯舘・川俣・浪江・富岡の解除後、徐々に帰還率も増えつつあります。福島県全体における復興のフェーズと、浜通り、特に避難解除が1年未満の地域における復興のフェーズの差は相当大きくなっています。同じ避難12市町村内においても、課題やフェーズの差異は大きく、特に東京電力福島第一原発を挟んだ南北の浜通りの連携は、ようやく点と点から線と線になる段階の入り口についたところです。
13回目となる現地会議in福島では、大きく違う復興フェーズの全体像を更新し、改めて避難解除が進んだ地域の課題の複雑性を可視化する事で、既存の団体が持つリソースや地域に再生しつつある社会資源の共有化を進める事を目的として開催します。開催にあたっては、中間支援組織や官民合同による「制度連携」を強化する事に配慮するとともに、地域の当事者団体が持つ現場感・価値観への共感を大切にしたいと思います。
前例なき原子力災害からの復興の現場から。いかにして地域の底力を再生できるか。共に考えましょう。
富岡・浪江・飯舘・川俣の避難解除後の課題と既存の取り組みを共有し、支援ニーズを可視化します。
復興創生期間の後半に向け、中間支援組織や官民合同の制度連携を民間から提案します。
〔進行〕栗田暢之(JCN代表世話人・認定NPO法人レスキューストックヤード代表理事)
復興フェーズの違いによって生じる課題や分断に対し、当事者団体が持つ現場感・価値観を共有します。
グループ1:見守り活動の現場から地域の底力を共に再生するために
and more...
グループ2:まちづくりの現場から地域の底力を共に再生するために
and more...
※プログラム、報告団体は変更になる場合があります。
受付は終了いたしました。お申し込みありがとうございました。