東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

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現地会議 in 東北(3月23日)開催のお知らせ

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3月23日(金)、仙台市にて「現地会議 in 東北」を開催いたします。

東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)では、被災地・被災者を支援している団体間の連携を促し、支援活動を続けるうえで抱える問題や課題を共に考える場「現地会議」を宮城県・岩手県・福島県にて定期的に開催しています。

「復興とは何で、どこを目指していくのか」
各地で活動に取り組んでおられる方々から、 それぞれが持つ「東北に描く未来」(ビジョン)を共有していただき、東北各地のプレイヤーと共感の輪をつくり、新しいつながりをつくります。

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開催概要

【タイトル】
現地会議in東北「私が東北に描く未来」
【日時】
2018年3月23日(金)13:30-16:30
【会場】
仙台エルパーク スタジオホール
(仙台市青葉区一番町4-11-1)
※仙台三越・定禅寺通り館の6階にあります
【入場】
無料
【主催】
東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)
【協力】
みやぎ広域支援団体連携担当者会議(みこし連)

プログラム

1. スピーチ「私が東北に描く未来」

震災から10年たったその後も、復興へ向けた必要な取り組みがずっと持続可能であるために大きな壁となっている「ひとがいない」という課題。だからこそ「次世代」へつなぐ仕組みと、未来のビジョンを共有し、岩手・宮城・福島を越えたつながりづくりを目指します。

岩手
  • 菊池広人氏(NPO法人 いわてNPO-NETサポート 事務局長)

    1978年、岩手県出身。早稲田大学卒業後、2007年にUターンし、NPO法人いわてNPO-NETサポートで市民活動の推進やまちづくり事業などに携わる。2011年4月、NPO法人いわて連携復興センターの立ち上げに参画。現在は災害公営住宅運営支援や、高校生を対象にした地域課題解決型学習プログラム設計、東北学院大学の特任准教授も務める。

  • 下向理奈氏(NPO法人 のんのりのだ物語 代表理事)

    野田村出身。東日本大震災津波で実家が被災。その後諸事情により、平成23年8月に野田村へUターン。平成24年8月から野田村で定住交流促進事業・体験教育旅行コーディネーターとして勤務。平成27年1月、NPO法人のんのりのだ物語を設立し、野田村の交流人口増加をはかるため日々奮闘している。

宮城
  • 加藤拓馬氏(一般社団法人 まるオフィス 代表理事)

    1989年、兵庫県生まれ。2011年東日本大震災を機に、宮城県気仙沼市に移住、復興支援活動に従事する。漁師体験など地域の魅力の発信活動を経て、(一社)まるオフィスを立ち上げる。現在は地域教育や若者の人材育成を行うほか、移住推進など地域内外の人材マッチングを展開する。気仙沼市移住・定住支援センターMINATO センター長。早稲田大学卒。

  • 渡辺一馬氏(一般社団法人 ワカツク 代表理事)

    1997年、宮城大学へ第一期生として入学。在学中に学生ベンチャーサークル・デュナミスへ参画、卒業後同サークルを法人化し代表に就任。「世界を変える人材を数多く生み出す仕組みを創る」ことを目的として活動。震災後、一般社団法人ワカツクを立ち上げ、ボランティアやインターンのコーディネート事業を展開。若者たちの挑戦を支援している。

福島
  • 霜村真康氏(未来会議 副事務局長 / 菩提院 副住職)

    1976年栃木県生まれ。福島県いわき市在住、浄土宗菩堤院、副住職。家族は妻、長男、次男、長女、義父、義母、義祖父。震災後2012年3月まで妻子は栃木へ自主避難。2011年9月より浄土宗浜通り組青年会による浜まるカフェ活動に参加。2012年12月より対話の場づくりとして『いわき未来会議』を発起。

  • 塩田恵介氏(只見線応援ミーティング / 奥会津の地域経済を考える会 事務局長)

    福島県会津柳津町、福満虚空蔵菩薩の門前町にある温泉宿「花ホテル滝のや」支配人。人と人をつなぐこと、絆づくり、地域連携が信条。奥会津温泉郷協議会副会長、柳津観光協会副会長などを兼任。

2. 交流「これから必要なこと」

スピーチされたビジョンを実現するための「ひと」「なかま」「しくみ」について意見をもらい、この場の議論やつながりをこの日だけのものにせず、 次年度においてしっかりと具体化していくことを目指します。

参加方法

お申込受付は終了いたしました。

2018年2月27日 21:28

【最終広報】2/28-3/1 「答えは、東北にあるツアー」お見逃しなく

JCN「答えは、東北にあるツアー」、いよいよ来週です。

福島担当、鈴木亮です。春の足音を感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?

JCN初の岩手・宮城・福島を3日間で回る「答えは、東北にあるツアー」がいよいよ来週に迫りました。
年度末のお忙しい時期に平日3日間の開催とあってか、まだお席が残っております。

全日程参加が基本ではありますが、部分参加にも対応させて頂きます。
是非、お見逃しなく。

ツアーの見どころを紹介させていただきます。

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写真:馬を通じた心のケアに取り組む三陸駒舎さんの活動風景

(1日目)岩手編

北上駅から大型バスで、釜石市橋野地区へ向かい、三陸駒舎さん、かまいしリンクさんを訪問します。

夕方からは陸前高田市にて、SAVE TAKATAさんの「若興人の家」で対話のひと時を。
陸前高田市広田町の若者NPO・SETさんもご参加予定です。

宿泊は気仙沼市の「ホテルパールシティ気仙沼」です。
地元の団体さんを囲んで懇親会あり、の盛りだくさんの初日です。
お疲れの方は、翌日に備えて休んでくださいね。


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図:震災伝承に取り組む活動をつなげる3.11メモリアルネットワークの概念図

(2日目)宮城編

気仙沼の宿を出て、石巻市・大川小学校を訪問します。
大川伝承の会さん、石巻みらいサポートさんにご案内頂きます。
震災の教訓を伝える難しさ、大事さを改めて学びます。

昼食は「ひたかみ弁当」で有名な、矢幡家さん。女将さんのお話をお聞きしながら美味しく頂きます。
石巻を味わう渾身のメニューに込められた思いはご注目です。

午後は、石巻のまちあるき。3.11メモリアルネットワークさんのアプリを駆使した震災伝承まちあるきを体験します。
イノベーションの力と、現場の力の化学反応を体験します。

夕方から山元町へと移動して、「創造的対立をサポートする」ふらっとーほくさんのお話を伺います。

宿泊は「ホテルルートイン名取岩沼インター」にて、交流会も開催予定です。

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写真:双葉郡未来会議による双葉郡8町村の紹介
(3日目)福島編

山元町から福島県南相馬市小高区へ。
おだかぷらっとほーむを運営する小高工房ゼロワンさんを訪ねて、避難解除からのまちづくりの取り組みを学びます。

ここから双葉郡未来会議・平山勉さんをガイドに、浪江町から国道六号線を通って・双葉・大熊とバスの中から視察します。
富岡町を視察した後は、ホテルひさごで対話の時間です。
これから東北に関わるためにどういう視点が必要か、学びます。

旅のラストはいわき市のオリーブプロジェクトさん。
農業という文化をどう守ってゆくかを学びます。

三県の沿岸部を回る事で、震災8年目に向けた課題を感じ、現場が持つ智慧と思いに触れる事ができます。
このツアーがきっかけとなり、いくつもの新しいつながりや化学反応を生む事を期待して、参加をお待ちしています。

【参加費】無料
※東京駅から北上駅、バス代、宿泊費、いわき市から東京駅までの費用をJCNが負担します。
※飲食費・懇親会費、東京駅までと東京駅からの費用は自己負担となります。


【お申込み方法】
URLよりお申込みください。
https://www.jpn-civil.net/2014/blog/2018/02/jcn_in_18.html

【アクセス情報】
往路:東北新幹線・東京駅 7:56発 - 10:30 北上駅着
復路:特急ひたち・いわき駅 19:18発 - 21:44 東京駅着
(遠方の方はいわき駅18:16発、20:43東京駅着の便があります)




2018年2月23日 09:37

岩手より;見どころ紹介【JCNツアー「答えは東北にある」】

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こんにちは!岩手の中野です。
いよいよ迫って参りました、2月28日からはじまるJCNツアー。東北の今を現場で学び、感じ、東北へそして自分たちの地域で何ができるのかを考えます。岩手から福島まで最前線を目の当たりにすることができるとてつもなく貴重な機会でありますので、ぜひご参加してみてくださいませ!
現地視察における見どころを少しずつ紹介してまいります。 まずは岩手の第1弾、「一般社団法人三陸駒舎(さんりくこましゃ)」さんです。岩手県釜石市の橋野地域で馬を通じた子ども達の心のケアなどの活動を展開しています。なぜ馬なのか、どのような効果があるのか・・・過疎化が進むこのまちの先鋭的な課題解決手法を通じて、これからの日本社会をこの現場を通して垣間見ることができます。

文責/中野圭

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「JCN REPORT」は、「岩手・宮城・福島のいま」を伝え、
企業・助成団体・行政・メディアと被災地域のニーズをつなぐフリーペーパーです。

2018年2月15日 11:36

JCNツアー in 東北「答えは、東北にある。」参加者募集

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日本の地域にある課題が全て集約されたとも言われる津波被災地。だからこそ最先端の「地域課題解決」が存在し、それを知ることが、あなたの未来をきっと変える。歯を食いしばって、それでも笑顔を絶やさず、今と未来のために復興の答えを探し続けている姿を、ぜひとも見に来てください。

開催概要

ツアー日時

2018年2月28日(水)〜3月2日(金)
※基本2泊3日の行程ですが、参加パターン有り。

参加対象・定員

  • 東日本大震災の復興を応援・支援したい団体・企業(個人参加は不可)
  • 定員:30名 ※先着順(ただし2泊3日参加される方を優先します)

ツアー行程

  • 集合場所:東北新幹線「北上駅」10時45分集合
  • 解散場所:JR常磐線「いわき駅」19時頃解散予定
日程 行程・視察(滞在)場所
2/28(水) 東北新幹線「北上駅(集合) ー 岩手県釜石市 ー 岩手県陸前高田市 ー 宮城県気仙沼市(宿泊)
3/1(木) 宮城県気仙沼市 ー 宮城県石巻市 ー 宮城県仙台市(宿泊)
3/2(金) 宮城県仙台市 ー 福島県南相馬市 ー 福島県双葉郡(浪江 or 富岡) ー 福島県いわき市(解散)

※ツアー中はバスで移動します。
※2泊3日の参加が基本となりますが、初日と2日目のみ(仙台解散)、3日目のみ(仙台9時集合)の参加も可能です。詳細はお問合せください。
※行程は予定であり変更される場合があります。

内容

  • 各滞在先では、現地の団体と現地の状況や東北のこれからを一緒に考える対話を行います。
  • バスで移動しながら、滞在先以外も現地の状況をガイドいたします。

参加費

無料(東京駅から北上駅、バス代、宿泊費、いわき市から東京駅までの交通費をJCNが負担)
※飲食費・懇親会費等は参加者の実費負担となります。

お申込み

参加申込フォームからお申込みください。
締切:2月20日(火)※定員になり次第締め切ります。

お申込み受付は終了いたしました。

お問合せ先

東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)事務局
Tel. 03-3277-3636
メール: office@jpn-civil.net
担当:杉村

2018年2月 1日 16:27

続報:参加団体確定!(現地会議in東京・大阪)

みなさま

新年おめでとうございます。JCN事務局 杉村です。
本年もどうぞ宜しくお願いします。

さて、昨年末にブログやメーリングリストでも案内させていただいていただいておりますが、「現地会議in東京・大阪」に参加いただく岩手県、宮城県、福島県の団体が確定しましたので、ご案内いたします。

14の支援団体が集う会議は東京や大阪でもなかなかございません。ぜひ、この機会に東北の現状やこれからについて被災地で活動する団体の「生の声」を聴きに来てください。そして、東北の今を知り、これからを一緒に考え、思いを次につないでいきましょう!

【参加団体(予定)】
■岩手県
・一般社団法人三陸ひとつなぎ自然学校
・根浜Mind
・陸前高田市復興支援連絡会
・大船渡市市民活動支援センター
・社会福祉法人大槌町社会福祉協議会

■宮城県
・NPO法人移動支援Rera
・3.11 メモリアルネットワーク
・一般社団法人ボランティアステーションin気仙沼
・一般社団法人ReRoots
・社会福祉法人南三陸町社会福祉協議会
・一般社団法人ふらっとーほく

■福島県
・NPO法人コースター
・認定NPO法人ふくしま30年プロジェクト
・NPO法人寺子屋方丈舎 


開催概要・お申込みはこちらから
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.jpn-civil.net/2014/blog/2017/12/_in_16.html


<現地会議in東京・大阪 開催概要>

【名称】現地会議in東京・大阪

【テーマ】
「被災地の声を聴き、全国の力を被災地へ」
 〜被災地のいまとこれからを考える〜
   
【開催趣旨】
 東日本大震災の発災から2018年3月で7年を迎えますが、復興はまだ道半ば
であり、多くの課題を抱えています。また、その課題は震災特有のものに
加え、過疎化、人口減少を踏まえた、いわゆる地域支援やまちづくり支援、
高齢者や震災弱者とよばれる人々への見守り支援など、日本が抱える社会課題
にも共通する課題へと変化をみせています。 
 JCN現地会議in東京・大阪では、被災地から多くの現地支援団体に参加して
いただき、被災地の「今」と被災地がこれから必要としていることを「生の声」
で伝えてもらうとともに、全国から被災地を支援・応援できることを考える場を作り、
今一度、全国のリソースを被災地につなげることで、被災地の課題解決に寄与
したいと考えています。

【開催日時・場所】 
<東京開催>
・2018年2月1日(木)13時30分〜17時
・日本財団(東京都港区赤坂1-2-2日本財団ビル)
<大阪開催>
・2018年2月2日(金)13時30分〜17時
・近畿労働金庫(大阪市西区江戸堀1-12-1)
※各会場ともに13時受付開始

【参加者対象者】 
・東日本大震災に関心のある支援団体、企業、一般の方
・100名定員

【おすすめポイント】 
①被災3県の現状について、全体的なことを把握することができる
②現地から多くの団体が参加するため、直接現地の状況やその分野(テーマ)
の状況を知ることができ、自分の組織が支援したい、また関心のある分野や
各県の情報を得ることができる。
③対話セッションを通じて、現地の団体や参加者同士のつながりを得ること
できる。

【内容】※東京・大阪ともに同じ内容にて開催
被災地で活動する支援団体をお招きして、被災地の「今」やこれから必要な
ことを被災地の目線で伝えてもらうとともに、全国(私たち)からできること
を議論し、全国のリソースを被災地につなげます。
<プログラム概要>
◯オープニング(13:30〜)
 ・開会挨拶と趣旨説明
◯1部:「被災地各県の現状について」(13:45〜)
 ・スピーカー:JCN地域担当
 ・日々の巡回を通じて把握している各県の状況について報告
◯2部:現地支援団体の紹介(14:15〜) 
 ・参加団体の活動紹介と課題紹介を行う
 ・コーディネーター:東日本大震災支援全国ネットワーク
 ※参加団体は後述
◯3部:対話セッション(15:15〜)
 ・関心のある団体やテーマのところに集まり対話を行う 
 ・コーディネーター:東日本大震災支援全国ネットワーク
◯クロージング(16:45〜)
 ・感想:現地支援団体や参加者
 ・総括:東日本大震災支援全国ネットワーク
※内容は一部変更になる場合があります。

【参加費】 無料

【申込方法】
WEBフォームによるお申込み(以下URLよりお申し込みください)
https://www.jpn-civil.net/2014/blog/2017/12/_in_16.html

【参加団体(予定)】
■岩手県
・一般社団法人三陸ひとつなぎ自然学校
・根浜Mind
・陸前高田市復興支援連絡会
・大船渡市市民活動支援センター
■宮城県
・NPO法人移動支援Rera
・公益社団法人みらいサポート石巻
・一般社団法人ボランティアステーションin気仙沼
・一般社団法人ReRoots
・南三陸市社会福祉協議会
・一般社団法人ふらっとーほく
■福島県
・NPO法人コースター
・認定NPO法人ふくしま30年プロジェクト
・NPO法人寺子屋方丈舎 

【主催】
東日本大震災支援全国ネットワーク
(復興庁コーディネート事業の一環として開催)

【協力】
日本財団、近畿労働金庫

【備考】
1/31(水)には、岩手県主催(いわて連携復興センターの業務委託)にて、
「岩手NPO×首都圏企業 東京交流会」が開催されます。
(http://www.ifc.jp/news/notice/entry-2204.html)

1/31(東京)は岩手に関する内容、2/1(東京)、2/2(大阪)は
被災地全体(岩手、宮城、福島)に関する内容となっております。
関心のある内容、ご都合のよいお日にち、場所を選んでご参加ください。

【問い合わせ】
東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)
電話:03-3277-3636(JCN事務局 杉村)
住所:〒100-0004 東京都千代田区大手町2-2-1新大手町ビル245 JNPOC気付

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2018年1月 5日 21:03