東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

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JCNバーチャルツアー2020

開催概要

開催趣旨

「知る」:10年目を迎える東日本大震災の現状や支援をされている方々を知る
「関わる」:今一度、東日本大震災との関わりを見出すきっかけをつくる
「訪れる」:本ツアーに参加した方々が東北や登壇いただいた団体を訪れる機会をつくる

日時

JCNバーチャルツアー in 岩手
2020年11月28日(土)16:00-18:00

JCNバーチャルツアー in 宮城
2020年12月5日(土)16:00-18:00

JCNバーチャルツアー in 福島
2020年12月12日(土)14:00-16:00

開催方法 3回ともオンライン(zoom)にて開催
※お申込み後、前日にURLをお送りします
対象 東日本大震災の復興支援に関心のある団体・企業・個人どなたでも
定員 各回100名
参加費 無料
プログラム
  1. 開会
  2. 動画視聴
    事前に取材した団体のインタビューや現地風景を視聴
  3. 取材団体とのトークセッション
    ※取材した団体にも参加いただき、参加者のみなさんとトークを進めます。
  4. 閉会
主催 東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)
助成 復興庁コーディネート事業

各ツアーの見どころと取材先

岩手県

●見どころ

テーマ「3.11からの10年。これからの岩手で生きていく人々との関わり方をみつける」

岩手の復興に関り続けている人々を訪問し、彼らが見てきた10年とこれからへの想いを辿るバーチャルツアー。今回、インタビューした6名の方から一様に出てきたのが「繋ぐ・繋がる」という言葉でした。このツアーに参加することで「〇〇さんに会いたい」「〇〇さんの活動を応援したい、参加したい」また「岩手に遊びに行きたい」など、ご参加いただく皆さんと岩手との関わり方を、みつけていただきます!さぁ!!岩手の復興と未来を繋ぐ旅に、ご一緒に出かけましょう!

●取材先

カレーとてづくりおやつフライパン / 熊谷克郎さん(陸前高田市)

震災を機にUターンし、災害ボランティアセンター・社会福祉協議会職員を経て、2014年7月に地元産の野菜を使った料理や地ビールを出すレストランをオープン。熊谷さんのこだわりのカレーをいただきながら、陸前高田の食を通した可能性について伺いました。

中野えびす丸 船頭 / 中野 圭さん(大船渡市)

震災をきっかけにUターンし、地域での花火大会の運営や様々なNPO活動を起こし、携わり続けてきた10年間。16代続く家業を継いで、漁業に転身した中野さんから、これからの岩手についてお聞きしました。また、三陸の宝であるホタテ、ホヤ漁にも同行取材してきました!!

株式会社三陸鉄道 社長 / 中村一郎さん(宮古市)

東日本大震災だけでなく、2019年の台風19号と度重なる災害を乗り越えて、地域住民の足となり、復興のシンボルである三鉄!中村社長からは、三陸沿岸の人々の期待に応えつつ、地域と繋がり続ける企業の在り方をお聞きします。

一般社団法人 三陸ひとつなぎ自然学校 代表理事 / 伊藤 聡さん(釜石市)

釜石市で、震災伝承活動やボランティアの受け入れや、子どもの居場所づくりに取り組み続けている伊藤さん。その活動内容は多岐にわたりますが一貫している想いとは?釜石の、岩手の子ども達への想い溢れるインタビューです。

おおつちおばちゃんくらぶ 代表 / 川原畑洋子さん(大槌町)

仮設住宅での居場所としてスタートした手仕事のサロン。大槌のシンボルである鮭と手を繋ぐ=shake handプロジェクトを、毎年3.11に合わせて開催しています。今回は、プロジェクトで出品するデコ鮭づくりにも挑戦してきました!!

NPO法人 遠野まごころネット 事務局長 / 多田一彦さん(遠野市)

東日本大震災で甚大な被害を受けた沿岸地域への後方支援のベースとなった場所で、インタビューをおこないました。 被災地における後方支援とは?多田さんが心がけてこられた状況を的確に判断し現地の状況に寄り添う支援など、全国の皆さんにとってもヒントとなるお話をお聞きしました。

●ダウンロード

JCNツアー in 岩手「旅のしおり」

宮城県

●見どころ

現地で活動する団体や施設、震災遺構などを訪問し、支援者との対話を通じて、現地のニーズや課題を知り現地との関わり方を考える機会とするバーチャルツアー。2020年度、宮城のテーマは「あのときの風景と今。これからの宮城との関わり方を考える」です。2011年当時の風景と、2020年の今の風景を重ね合わせ、二つの時間軸の宮城を旅していただき、支援者が見ている今の目線をインタビューから感じていただきます。バーチャルツアーLIVE配信には、日本カーシェアリング協会の吉澤さん、3.11みらいサポートの中川さん、気仙沼まち大学運営協議会の成宮さん、ピースジャムの佐藤さんに出演いただきます。

●取材先

NPO法人 ピースジャム 代表 / 佐藤 賢さん
http://peace-jam.org/
母と子の生きづらさを解消する仕事(社会)づくりについて

気仙沼まち大学運営協議会 事務局 / 成宮崇史さん
https://machidai-kesennuma.jp/
市民が主役、市民のチャレンジを応援する街づくりについて

一般社団法人 復興みなさん会 理事 / 工藤真弓さん
http://tohokuconso.org/common/minasan/
小さな声を大切にし、住民の絆をつなぎ続けるコミュニティ支援について

一般社団法人 日本カーシェアリング協会 代表理事 / 吉澤武彦さん
https://www.japan-csa.org/
車をシェアすることを通じて、住民同士の交流を生み出すチャレンジについて

公益社団法人 3.11みらいサポート 専務理事 / 中川政治さん
https://311support.com/
救える命を失わないために、東日本大震災の伝承活動について

福島県

●見どころ

福島の被災地のイメージは・・・? 今も原子力発電所の廃炉作業は続き、汚染廃棄物を運ぶトラックで道路は渋滞しています。みなさんのイメージはこのような風景かもしれません。しかし、日々多くの人たちによって復興作業は続き、新しい建物、新しい家、新しい光景が広がっています。その一方で、今も帰還困難区域となっている場所では10年前と同じ光景が広がっています。震災から10年、ふるさとに戻り生活を送る人たち、ふるさとを離れて暮らす人たち、どちらも新しい生活を力強く切り開いています。10年前と現在の風景、そして双葉郡で活動している先駆者のインタビューも交えて、ふくしまの「今」を伝えます。

●案内

ふたばいんふぉ・双葉郡未来会議 / 平山 勉さん
https://futabainfo.com

「富岡町の様子をネットにあげていたら、ありがとうって言われたんです」平山さんは震災直後から富岡町をはじめとした双葉郡の映像や写真を撮りためています。その原動力は、ふるさとを離れて暮らす人のこの言葉だったそうです。双葉郡の総合インフォメーションである、ふたばいんふぉを立ち上げ、双葉郡の今を伝えています。平山さんの言葉で語られる双葉郡をお聞きください。

●インタビュー

もーもーガーデン by ふるさとと心を守る友の会 代表 / 谷 咲月さん
https://moomowgarden.or.jp

県外から災害ボランティアとして通ううちに、牛を飼育していた農家さんに出会いその声を聞き、福島に移住することを決めた谷さん。震災から生き延びた牛たちに草を食べることで活躍してもらい、人も動物も自然も輝く空間を作りたいと活動しています。その小さな体からあふれ出すバイタリティ・想いをお聞きください。

富岡町3.11を語る会 代表 / 青木淑子さん
http://www.tomioka311.com

元々富岡町の県立高校の校長として勤務していた青木さん。震災時は郡山市に住んでいましたが、富岡町民が郡山市に避難したことから物語は動き始めます。あの日何が起きて、人々は何を考え、どう行動したのか。語り人(語りべ)活動を始めた原点、今をお聞きください。

なみえファーム 代表 / 和泉 亘さん
https://namiefarm.base.shop

震災発生時は福島県内に住んでいたけれども、人ごとであったという和泉さん。あることをきっかけに浪江町に移り住み、農業を始めています。若者の移住先駆者として、浪江町で自ら新しい事業を始め、雇用を生み出す取り組みをしています。「夏は3時起きです」その笑顔の裏にある苦労や思いをお聞きください。

参加方法

お申し込み受付は終了いたしました。ありがとうございました。

<申込締め切り>
◎岩手:2020年11月25日(水)18:00頃【お申込み受付を締め切りました】
◎宮城:2020年12月2日(水)18:00頃【お申込み受付を締め切りました】
◎福島:2020年12月9日(水)18:00頃【お申込み受付を締め切りました】

お問合せ

東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)事務局
Tel. 03-3277-3636
メール: office@jpn-civil.net

2020年10月18日 21:37