みなさん、こんにちは。池座です。 今回は、宮城県名取市閖上地区にある「地球のステージ」という団体を紹介いたします。 地球のステージは、名取市の心療内科医の方が震災前に立ち上げた組織で、世界の出来事を映像とシンクロする音楽によって感じようというコンサートステージをつくる活動を行ってきました。震災後は、自らの専門領域である心のケアを名取市の避難所で展開し、今は、名取市の中でもとくに被害が大きかった閖上地区で、NICCOというNGO団体と協働で「閖上の記憶」という施設を運営しています。この施設は、慰霊碑を守る「社務所」「記帳所」であり、住民や地域外からのお客さんが集う場であり、震災時の写真や動画などを展示・上映する記念館であり、語り部の会場・拠点でもあり、閖上地区における重要拠点となりつつあります。 地球のステージが主催する「語り部 案内ガイド」にも参加させていただきましたが、住民の方が語り部として閖上地区の主要箇所をまわってくださり、当時の様子や現在の閖上住民の抱える悩みなどを丁寧に説明してくださり、閖上のことを良く理解することができました。 閖上のことを学びたい方は参加してみてください。 === お問い合せ 特定非営利活動法人 地球のステージ 閖上の記憶担当まで 〒981-1217宮城県名取市美田園7丁目17-3 2F TEL:022-738-9221 URL:http://e-stageone.org 文責/池座剛
こんにちは、広域避難者支援担当の津賀です。
東日本大震災の発災から2年が経過した今も、避難生活を送る方々は全国にいらっしゃいます。
避難されている方々の避難される理由は様々であり、避難先での生活のしかた、お困りのことも様々です。避難されている方々の身近なところで安心につながる情報や支援があっても、なかなか届けられていない状況です。
そこでJCNでは、JCNの持つネットワーク力を活かして、各地で活動されている団体のみなさんにご協力をいただきながら、避難者のみなさまが避難先で少しでも安心して暮らしていけるための活動を、福島県「県外避難者支援運営支援業務」の委託を受けて始めることになりました。
ご協力いただく団体のみなさんは、以下のとおりです。
・北海道(調整中)
・東北(NPO法人 山形の公益活動を応援する会・アミル)
・関東(かながわ避難者支援ネット)
・北信越(公益社団法人 中越防災安全推進機構)
・東海(生活協同組合コープあいち)
・関西(近畿ろうきんNPOパートナーシップ制度、窓口:NPO法人 きょうとNPOセンター)
・中国(NPO法人 ひろしまNPOセンター)
・四国(NPO法人 えひめ311)
・九州(被災者支援ふくおか市民ネットワーク)
すでに、ご協力いただく団体のみなさんは、当該地区における民間の支援活動の状況を把握するための情報を集めています。集めていただいた情報は、新たに開設するウェブサイト「避難されている方々へ」に随時公開していきます。
当該地域で活動されている団体のみなさまには、上記の団体からお問合せがあるかもしれません。その際はぜひとも情報提供にご協力くださいますようお願いします。
また、避難者のみなさまへの支援情報も、当該地域の民間支援団体にお寄せいただけるとうれしいです。
新たなウェブサイト「避難されている方々へ」は、7月中旬に公開を予定しています。
事務局の岡坂です。
この数週間、企業さんを何社か回っています。メインは東北応援ビレッジの報告書を持ってお礼にお伺いすることです。あわせて、先日総会で会員団体さんにご承認いただいた活動報告書や活動計画書をお持ちして、ご説明しています。
僕らの活動が移り変わっているように、企業さんのCSR活動も変化してきています。変化しながらも続いています。地域と企業さんをつなぐ材料を提供というか発信するのが役割だとも感じます。
「忘れない」というとつい、「あの日を...教訓を...」となりがちですが、「今どうなっていて、そこにいる人たちは何を思いながら暮らしているのか」を常にイメージしたいです。
文責/岡坂 建
事務局の岡坂です。
少し間が空いてしまったのですが、皆さんに時折お知らせしている
復興庁さんのあの書類の最新版が先月24日に出ています。
正確には「NPO等が活用可能な政府の財政支援について(平成25年度予算、平成24年度補正予算等によるもの)[平成25年5月24日]」
実は毎回、ポイントというか、見るところを担当者の方に教えてもらっています。今回は9ページ目から11ページの「問い合わせ先・公募等の情報」の右側の欄「公募等の情報」(写真の赤枠でかこったところ)がポイントだそうです。
もちろん各事業の担当に問い合わせればもっと詳しく教えてくれると思います。
文責/岡坂 建