東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

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出版記念会(11月27日水曜日)のお知らせ

こんにちは。広域避難者支援担当の橋本です。

本日はお知らせです。

JCNでは広域避難者支援事業を実施する上で、
これまで多くの支援者、避難当事者の方々にご協力いただいています。

とりわけ様々な場面でお世話になっている
NPO法人 とみおか子ども未来ネットワーク」の市村高志さん(理事長)が、
この度、社会学研究の方々と本を出版されました。

本のタイトルは「人間なき復興 ー原発避難と国民の『不理解』をめぐって」

下記の通り、出版を記念してシンポジウムが開催されるそうです。
市村さんがこの本に込めた思いを知り、
原発避難問題の重要論点について考える機会となるのではないでしょうか。

ご興味のある方はぜひお申込み下さい。

日時:2013年11月27日(水) 18時~21時
場所:大正大学5号館2階522教室
入場無料(要予約)
問い合わせ・受付: akase@akashi.co.jp (明石書店編集部 赤瀬さま)
※参加をご希望される方は、お名前、ご所属、メールアドレスを上記ご担当まで直接、お知らせ下さい。

出演者等の情報など詳細→→こちら

2013年11月25日 16:30

拝啓、ご担当者様 ― チラシ「避難されている方々へ」について

事務局の岡坂です。

(僕の苦手な)夏が過ぎて過ごしやすくなったと思ったら、もう朝晩寒いです(東京でも)。春秋が短くなるのは四季を感じたい者としてはなんだか物足りないというか、つらいです。

さて、そんな晩秋の折、JCN事務局から、福島県内の市町村・各都道府県・政令指定都市(避難者担当)の皆様にチラシ「避難されている方々へ」を発送しました。

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JCNは福島県「県外避難者支援事業運営業務」を受託し、広域避難者の皆さんが避難先で安心して暮らせるように、全国各地の避難者支援の状況把握、地域ごとの支援ネットワークづくり、ウェブページを通じた避難されている方々への情報発信などをしています。

送付させていただきました各地の皆様、このチラシが避難されている方々にとどきますよう、ぜひご協力をお願いします。


チラシはこんな内容です。

IMG_5322.JPG

チラシと一緒に依頼文と返信票と返信用封筒をつけさせていただきました。各地の状況を把握させていただきたいので、こちらからの依頼事項に直接該当しない場合でも現況をお知らせいただけると助かります。

また定期的に避難者の方に郵送などされているものがありましたら、送付先にJCNの事務局も加えてください。僕らは各地の皆さんの状況をつぶさに把握したいと思っています。

文責/岡坂 建


2013年11月19日 17:58

第12回ケース検討会をしました

こんにちは、福島担当の鈴木亮です。

月に2度のペースで現地担当3名が集まり、日々の団体訪問の情報を持ち寄り支援の現場の課題を議論するケース検討会ですが、
第12回目を11月12日に北上市・いわて連携復興センター事務所にて開催しました。

今回は団体訪問→ケース検討の時間とは別に、JCNの被災地担当の次年度活動についての議論の時間を多く取りました。
団体訪問数は岩手・宮城・福島の3県合わせて28ケースでしたが、こちらは資料を共有するだけに留まりました。

震災後、3か年は全力で走ろうと始まったJCNですが、2年8か月が過ぎ、まだまだ現場では支援が必要なケースが多く見受けられます。
多くの支援団体が3年を区切りとして活動を終了あるいは縮小していくという現状の中、JCNとしてはあと2年は活動がすべし、という議論をしています。

被災地担当としては、団体訪問・ケース検討・現地会議という3つの手法を選んできましたが、2014年・2015年を視野に、どのような取り組みが有効かを話し合っています。
支援の質は、より「地元の自治・自立につながる支援のあり方」が求められていると感じています。
ぜひお知恵をお寄せください。

次回のケース検討会は11月27日に、東京にて開催予定です。

どうぞよろしくお願いします。

文責/鈴木亮

【北上へ向かう新幹線の窓からの景色】

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2013年11月16日 23:41

第3回広域避難者支援ミーティングin東京

こんにちわ。JCN広域避難者支援担当の津賀です。

10月31日、JCNのメーリングリスト(jcn-main:02677)で、東京ボランティア・市民活動センターより、「第3回広域避難者支援ミーティングin東京」のご案内が流れました。見られた方は、「なぜ、東京ボランティア・市民活動センターから流れたのか」疑問に思われた方もいらっしゃると思います。

JCNでは、地域の広域避難者支援のためのネットワークづくりのために、地域ごとに避難者支援に関わる団体の情報交換の場づくりに取り組んでいます。ただ、場づくりだけではネットワークづくりはうまく進まないので、フォローアップや具体的な地域でのネットワークを支える組織と一緒にミーティングを開催しています。

東京ではこれまで、2012年3月、7月と2回広域避難者支援ミーティングを開催してきましたが、
第1回目(2013年3月26日)「広域避難者支援連絡会in東京準備会」と共催
第2回目(2013年7月11日)「広域避難者支援連絡会in東京」と共催
徐々に地域にバトンタッチできるようにしてきました。

そして、来週11月18日(月)に開催する「第3回広域避難者支援ミーティングin東京」では、
広域避難者支援連絡会in東京」が主催、JCNが協力となりました。
もちろんJCNも企画段階から話し合いに関わり、運営準備などもサポートしています。

各地で避難者の自助グループ(当事者団体)が立ち上がるようになっていますが、都内もいくつかの地域でのそういった動きが活発化してきました。そこで、今回のミーティングでは、避難者の自助グループの取組事例をお聞きし、ミーティングに参加する避難者支援団体と当事者団体、また、当事者団体同士のネットワークの強化について話し合う予定です。
第3回広域避難者支援ミーティングin東京」首都圏の避難者支援に関わっている方にはぜひとも参加していただき、一緒にこれからの「広域避難者支援」を考える機会にできればと思います。

【第3回広域避難者支援ミーティングin東京】
【開催日時】2013年11月18日(月)14:00~17:00(予定)※開場13:30
【開催会場】東京都生協連会館3階ホール(東京都中野区中央5-41-18)
 アクセス:JR中野駅から徒歩7分、東京メトロ丸ノ内線新中野駅から徒歩7分

2013年11月12日 17:43

イラスト教材「災害におけるジェンダー課題-その対策・対応を考える研修の手引き-」

事務局の岡坂です。

先日、東日本大震災女性支援ネットワークさんから、イラスト教材「災害におけるジェンダー課題-その対策・対応を考える研修の手引き-」が届きました。

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私が頂いたのはCD-ROMが付いているもので、この中には表紙のようなイラスト教材のデータが入っています。避難所やボランティア、仮設住宅でのシチュエーションで起こるジェンダー・多様性の困難を例示して、考える研修をするための手引です。

それぞれの状況で、研修のための目的・対象と研修例・問いかけ・想定される解答例とファシリテーターのための解説が明示されています。興味ある方はぜひ女性支援ネットワークさんのウェブをご覧ください。


文責/岡坂 建


2013年11月11日 15:28