東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

ブログ

謹賀新年、謹んでご挨拶申し上げます

謹賀新年、謹んでご挨拶申し上げます。福島担当、鈴木亮です。
新年のおみくじは「吉」。初夢は中国を舞台にしたアクション映画でした。

今年は個人としても組織としても変革の年。
人生の目標であるレイチェル・カーソンの生き方を胸に、43歳となる今年も共に活動する仲間たちと福島でのNPOの仕事に取り組みます。どうぞよろしくお願いします。

新年最初の大仕事は南相馬での第10回JCN現地会議の仕込みです。
詳細はまだまだこれからですが、南相馬市市民活動サポートセンター様、南相馬市社会福祉協議会様のご協力も得つつ、震災から5年目を迎える今年、一人でも多くの人の笑顔をお手伝いできる機会となりますよう、全力で挑みますので、ぜひともご参加ください。

鈴木亮

●第10回 現地会議 in 福島
~生活困窮世帯への支援のこれからの課題とは(仮)~

minamisoma.jpg

11月17日に開催した「第9回現地会議in福島」では、生活再建に踏み出した人から仮設で孤立している人まで、共通する課題の一つである「復興公営住宅のコミュニティづくり」をテーマに、いわき市の事例を踏まえ、NPO・社協・行政・企業・自治会にとっての解決手段と連携分担を考える機会を持ちました。
「第10回 現地会議 in 福島」ではコミュニティづくりが進むフェーズにおいて取り残される「生活困窮世帯」への支援の課題の見える化・解決のための道筋づくりに取り組みます。南相馬市の事例を踏まえ、コミュニティ構築に取り組む団体と、生活困窮世帯支援に取り組む団体の情報共有と連携促進に資する機会となることを目指します。

日時:2015年2月6日(金)13:30~17:30
場所:南相馬市 市民情報交流センター マルチメディアホール
(福島県南相馬市原町区旭町2-7-1)
問い合わせ:詳しくはJCNのウェブページをご確認ください。

2015年1月 5日 06:28

JCN事務局、年末年始休止期間のご案内

JCN事務局の年末年始休止期間について、ご案内致します。

[JCN事務局 年末年始休止期間]
2014年12月27日(土)~2015年1月4日(日)

なお第6回関係省庁定期協議にむけた要望・質問の募集(JCN参加団体向け)は
2014年12月31日(水)まで受付いたします。

本年は大変お世話になりました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

2014年12月24日 22:20

被災者支援NPOを支える無料法律相談サービスができました。

皆さん、こんにちは。
被災3県統括の池座です。

この度、日頃から大変お世話になっております
宮城県サポートセンター支援事務所の鈴木所長のはからいにより
被災者支援NPOやサポートセンターのスタッフに向けた
「無料法律相談サービス」がはじまりました。

sapoben_prf-1.gif

チラシ・FAX問い合わせフォームはこちらから

このサービスは、仮設住宅に残っていく方、災害公営住宅に移る方、自立再建される方などの
以下の様な悩みに応じていくことを目的としています。

===
・組織内のケースカンファレンスで○○といったケースがあるのですがどう解決の道筋をたてたら良いか分からない
・多重債務を抱え困っている住民さんがいる
・経済的事情などにより仮設から退去できない住民さんがいる
・アパートやマンションに入居したいが連帯保証人が見つからず困っている住民さんがいる

===

相談に応じてくれる弁護士さんは、ただの弁護士ではありません!
震災以降、さまざまな現場で被災住民の法律相談を受けてきた
仙台弁護士会所属の熱き思いを持った皆さんが
「地域のためにもっとお役に立ちたい」
という思いから宮城県サポートセンター支援事務所と協働し立ち上げたサービスです。

なので、法的なことなのか微妙なケースに対しても柔軟に相談にのっていただけると思います。

注意としては、
あくまでもNPOスタッフやサポートセンターなど住民を支える「支援者のための法律相談」という点です。
電話・FAX相談に関しては、福島県、岩手県の支援関係者の方でも利用できますが
面談サービスについては相談してみてください。

はじまったばかりのサービスなので、
是非まわりの方に広めつつ、ご活用ください。

文責/池座 剛

【相談・お問い合わせ先】
電話:022-265-8845(平日 10:00-16:00)
※「サポ弁!の相談です」とお伝えください
FAX:022-227-4628(24時間 受付可能)
必要に応じて出張面談にも対応

2014年12月24日 15:22

「Walk with 東北」のロゴ。年賀状に入れませんか?

事務局の岡坂です。

「Walk with 東北」のロゴ。年賀状に入れませんか?

Walk with 東北 - 震災を忘れない気持ちをあらわすプロジェクト

年賀状のご準備はお済みでしょうか?...というコマーシャルがたしか流れていると思います。最近はスマホから年賀状が送れたりと、ひところよりもまた紙の年賀状が増えてきているような気もします。(あくまで気がするだけです。詳しい方教えてください。)

残念ながらJCN事務局からは年賀状は送りません。でも年始に参加団体の皆様にはメール便をお届けしますので、年始のご挨拶は書面ながらそこでしようとおもっています。個人の年賀状はもうつくりましたが、もう一手間かけたくて数百枚のを裏面も宛名印字も終わった状態で投函せずに放置しています。


実は僕も誰かにいわれるまで気付かなかったのですが、「Walk with 東北」のロゴ。年賀状に入れませんか?もうきょうは22日なので、「もうちょっと早く言ってくれよぉ」というかたもあるかもしれませんが、ダメ元で声を大にしてもう一度いいます。

『「Walk with 東北」のロゴ。年賀状に入れませんか?』

団体でも個人でもいいです。震災を忘れない気持ちをあらわすのがWalk with 東北です。「実はまだ忘れてないんだ。震災のこと。」という気持ちを年始元旦に、親戚に、兄弟に、親に、友達に、取引先に...知らせましょう!!

文責/岡坂建

2014年12月22日 14:48

「フラスコイノベーションスクール」報告会に参加して来ました。

JCN宮城担当の三浦圭一です。

先日、「ソーシャルビジネス」報告会に参加して来ました。

震災後、2012年4月、被災地の様々な課題を解決する目的に開校された「フラスコイノベーションスクール」。このスクールは被災地で起業、開業することで復興に寄与することを志にした社会起業家を育成・輩出してきました。3年間で受講者は100名を越え13名が起業・開業し被災地に貢献しています。風評被害や過疎化の町を自宅を改装してサロンやマルシェを開き地域活性化に貢献する主婦や津波が襲った畑にオリーブを植え被災地の再生と雇用を目指す事業など起業した受講生13名の報告が行われました。

IMG_8907.JPG

多くの支援機関との連携支援も効果的に行いながらスクールは、東松島市の被災した小学校を再建するプロジェクト「森の学校」をCWニコル氏と共に進める宮城大学・風見教授が総合プロデューサーを務め、構想、計画、運営など受講者たちは学んできました。地域復興・再生のために出会った仲間たちは復興まちづくりのリーダー的役割を果たすなど様々なステージで活躍しています。地域資源の魅力を伝え、地域資源で課題を解決する活動の知る一日でした。

文責/三浦 圭一

2014年12月21日 23:15