東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

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あれから20年、神戸に行ってみました!

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こんにちは、岩手の中野です!

阪神大震災から20年を迎える神戸市にいってきました。
目的は色々あったのですが、そのひとつがいわゆる人防(ひとぼう)。人と防災未来センターですね。
ちょうど東日本と阪神の比較なんかもやっていて興味深いし、何より体感的でわかりやすい。。

そして案内人のおじいちゃん達も、やはり関西というべきか、素晴らしいしゃべりを披露してくれて、あっという間に時間が過ぎて行きました!

文責/中野圭


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「JCN REPORT」は、「岩手・宮城・福島のいま」を伝え、
企業・助成団体・行政・メディアと被災地域のニーズをつなぐフリーペーパーです。

2015年2月 8日 10:32

小高区初の飲食店「おだかのひるごはん/双葉食堂」を訪問しました。

JCNの池座(地域駐在員統括)です。

1月22日に南相馬市小高地区で、同区初の飲食店「おだかのひるごはん/双葉食堂」と小高ワーカーズスペースを展開する和田智行さんを訪問しました。

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小高区(人口13,000人弱)は、福島第一原子力発電所から20km圏内にある南相馬市の南部に位置し、地震・津波被害のほか原発事故の影響で全域が避難区域に指定されており、今も全住民が避難中の地域となっています。

この地区は、2014年4月の区域再編より、居住できないが事業を営むことが認められています。しかし、再開した事業所は1割程度で、そのほとんどが復旧工事や除染関係の事業で飲食店は一つもありません。

そこで、小高区出身の和田さんと地域のお母さんたちで協力し合い、昨年12月8日に原発事故後、同区初の飲食店、食堂「おだかのひるごはん」を開店しました。

静まり返った町の中でひときわ輝いている新品の「双葉食堂」という看板が安心感を抱かせてくれ、12時前にお店に入りましたが計20ほどある客席もほぼ一杯になり、和田さんもお母さん達と一緒に忙しそうに調理・接客に奔走していました(一時帰宅している住民や復旧事業の作業員、復興支援関係者が多いとのこと)。

futabashokudou_inside.jpg

日替わりメニューの「赤魚の煮つけ」を注文しましたが、お母さん達の人柄と愛情が伝わってくるまさに「おふくろの味」という感じで心も体も温かく嬉しくなるお昼ご飯でした。

食堂では、南相馬市を拠点に活動するBridge for Fukushimaという団体の鈴木さんとも知り合うことができ、一緒に食事をしながら有意義な交流の機会にも恵まれました。出会いの場、交流の場としても貴重な食堂であると肌で感じることができました。

課題を見ればきりがない中、和田さんたちは小高を「人が暮らせる町にしよう!」と四苦八苦しながらも様々な事に挑んでいます。難問に一緒に取り組んでくれる「ヨソ者」「ワカ者」「バカ者」を大募集中だそうです。

文責/池座

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2015年2月 1日 21:44

福島より;JCN福島オフィス、オフィスシェア募集

お世話になってます。
福島担当、鈴木亮です。

JCN福島オフィスが入居している福島駅前の復興ビル「キッチンガーデン」では、引き続きオフィスシェア団体を募集しています。福島駅東口から徒歩3分、1階には「かーちゃん農園わいわい」という素敵な復興カフェが入っています。興味ある方は鈴木までご連絡ください。

★キッチンガーデンビル・入居団体(協議会参加団体)募集中!
 キッチンガーデンわいわいは、2012年12月阿武隈地域の土地を追われた女性農業者がJA新ふくしまの産直レストランを福島大学の塩谷•大黒両先生の尽力で居抜きで借り  オープンした復興の象徴のようなレストランです。私たち入居者は、一体となってわいわいを盛り上げて行きたいと思っています。声をかけ励まし合い、毎日でなくても(≧∇≦)ランチ弁当の売り上げ協力を(←出来る範囲で)コワークキング入居団体は当番制でお掃除など  また各団体のイベント等相互協力もしたいですね。

【写真:キッチンガーデンビル3階・シェアオフィススペース】
kitchengarden.jpg

●現在の入居基準
⚪︎福島の復興に寄与する団体であること
⚪︎家賃月額2万円
  上記に含まれるもの 
⚪︎エアコン、NET環境、冷蔵庫の使用
⚪︎デスク チェア 団体各1つ 
⚪︎共有ミューティング室の使用
⚪︎2階に20~40人規模で会議ができるスペースがあります。
⚪︎ただ住所のみの登録や滞在時間が短い場合は、各々相談の上取り決めます。

【住所】
 〒960-8031 福島県福島市栄町10-3 ふくしまキッチンガーデンビル3F

【アクセス】
 福島駅東口正面の駅前通り(中合百貨店が目印)をまっすぐ3分。右側の居酒屋「いろはにほへと」隣に「かーちゃん農園わいわい」。
 シェアオフィスは隣の床屋の階段を3階まで登ってから2つ目の部屋です。入口が違いますのでご注意ください。

【参考】かーちゃん農園わいわい
http://fuku-kachan-net.com/ 




【JCN REPORT(PDF版)】---------------------------------
被災地域の今と活動団体からのお願いをお伝えします。

○JCN REPORT VOL2
・A4分割版 (PDF形式:2.3MB)
 https://www.jpn-civil.net/2014/blog/docfiles/JCN_report02.pdf
・A3見開き版(PDF形式:2.3MB)
 https://www.jpn-civil.net/2.../blog/docfiles/JCN_report02A3.pdf

○JCN REPORT VOL1
・A4分割版 (PDF形式:2.3MB)
 https://www.jpn-civil.net/2014/blog/docfiles/JCN_report01.pdf
・A3見開き版(PDF形式:2.3MB)
 https://www.jpn-civil.net/2.../blog/docfiles/JCN_report01A3.pdf

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2015年2月 1日 17:35

JCN REPORT VOL.2が発行されました。


皆さま
お世話になっております。JCNの池座です。

JCN_report02-1.jpg
さて、1月にJCN REPORT VOL.2が発行されました。
今回のテーマは、被災地域における「生活困窮者」の実態と全国の団体さんの関わり方についてです。

JCN参加団体・企業、被災地域で情報提供頂きました全団体、全国の中間支援組織など、合計で2000部を郵送・配布させて頂きました。

内容は、「就労困難」「居住困難」「移動困難」「望まぬ家族離散と生活困窮」「子ども・社会的弱者の困難」
「生活困窮者をとりまく状況(データ)」「活動団体リスト・企業や全国団体に応援して欲しいこと」
になっております。

被災地域の団体に何らかの支援をお考えの方は
以下、PDF版レポートをご一読の上、お気軽にご相談ください。
chiiki@jpn-civil.net
03-3277-3636

文責/池座

--【JCN REPORT(PDF版)】---------------------------------
被災地域の今と活動団体からのお願いをお伝えします。

○JCN REPORT VOL2
・A4分割版 (PDF形式:2.3MB)
 https://www.jpn-civil.net/2014/blog/docfiles/JCN_report02.pdf
・A3見開き版(PDF形式:2.3MB)
 https://www.jpn-civil.net/2014/blog/docfiles/JCN_report02A3.pdf

○JCN REPORT VOL1
・A4分割版 (PDF形式:2.3MB)
 https://www.jpn-civil.net/2014/blog/docfiles/JCN_report01.pdf
・A3見開き版(PDF形式:2.3MB)
 https://www.jpn-civil.net/2014/blog/docfiles/JCN_report01A3.pdf

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【JCNREPORTとは】

世間では収束してきていると思われている「岩手・宮城・福島のいま」を「可視化」し、「風化防止」につなげると共に、企業、助成団体、行政、メディア等の(支援)事業と被災地域の「ニーズを繋ぐ」ことを目的としています。

ターゲットとしては、JCNに参加されている団体様や企業、メディア各社、被災地で活動する団体(行政、社協、NPO等)、全国の中間支援団体で、規模としては、2000部(紙媒体)以上となっております。

2015年1月24日 09:41

第4回ケース検討会議in宮城を実施しました!

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こんにちは!岩手の中野です。
1月20日仙台市にて第4回ケース検討会議in宮城を実施いたしました。今回は宮城県内の「コミュニティ形成支援における連携体制の希薄さ」というケースをとりあげ議論を行いました。NPO、中間支援団体、社会福祉協議会といった主体による、復興へ向けた今後必要となる連携体制について意見を出し合いました。

文責/中野圭

2015年1月22日 15:00