東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

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第10回JCN現地会議in福島を開催しました

お世話になってます。福島担当、鈴木亮です。

去る2月6日(金)、南相馬市民情報交流センターにて第10回現地会議in福島を開催しました。

今回のテーマは「地域が支えるセーフティネットづくり」です。

南相馬では1年半ぶり、2回目の開催です。

fukushima10.jpg

おかげさまで、42団体66名の方にご参加いただきました。ご参加、ご協力いただきました皆さま、感謝です。

アンケートからも「震災からこれまでの状況、生活困窮者に関する現状が良く理解できた」「社協との関係づくり、生活困窮者、精神障害の問題等、コミュニティ支援の上で欠かせない視点について詳しく学ぶことができた」といった声をいただいております。

福島放送でも放送されたとのことです。

詳しい記録を作成中ですが、こちらから動画をご覧いただけます。よろしければぜひ、ご覧下さい。
http://www.ustream.tv/recorded/58485915

ワークショップの中であがった意見を紹介します。

  • 4月から新たに「生活困窮者自立支援制度」が全自治体で始まる事
  • 復興支援員、生活支援相談員、コミュニティ交流員、その他様々な支援員制度の制度連携を進めることが重要
  • 「地域が支えるセーフティネット」と「コミュニティ構築」は両輪であり、必要に応じてNPOと社協の連携が重要
  • 中間支援組織への期待。県域の組織への期待。外部支援者の活用。
  • まだまだ地域の中で知らないことが多い。改めてテーマに応じたオープンなネットワークの場が必要
  • 「困窮しつつある人のSOSをいかに拾うか」「拾ったあと、どう対応するか」
  • 「SOSを届けられない人」の声をいかに拾うか

次回の現地会議はまだ未定ですが、担当・鈴木としましては、浜通りの避難解除フェーズの地域課題をテーマに、第11回を6月以降に、南相馬またはいわきで開催できたら、、、と思います。ぜひご意見、ご要望をお寄せください。毎回至らない点だらけで恐縮ですが、引き続きましてよろしくお願いします。

文責/鈴木

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2015年2月16日 08:56