東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

ブログ

(お知らせと言い訳)なぜ突然「レポート」なるものが始まったのか?

事務局の岡坂です。

Fotolia_51900710_S.jpg

先週からこのブログで突然「レポート」なるものが始まりました。

あまりに突然過ぎて正直僕も驚きましたので、少し内部事情を暴露しつつ、このレポートがなぜこのタイミングで出てきたのかちょっと解説します。


1.起案者は事務局員「I」くん

このレポートは実は「あるもの」のために作っています。Walk with 東北のようなキャンペーンと違うものですが、カタチになる「あるもの」のために、その材料としてしたためています。一連の計画を起案したのは宮城の担当の事務局員Iくんです。手前味噌かもしれませんが、このIくん、宮城県内の復興に取り組んでいる団体のことなら多分一番知っている人です。「最近どう?何か〇〇みたいな活動している〇〇な団体知らない?」と聞くと直ぐ出てきます。そしてその団体のことをよく知っているので詳細に語ります(決しておしゃべりな男じゃないけど)。


2.実は黙々とやっていることが仇に

真面目な活動者はあまり多くを語らないものです。そして件のIくんも例外ではありません。さらに岩手担当、大船渡出身のNくんも、福島担当の環境活動一筋のS殿もその例外ではありません。そう、彼らは毎日グルグルといろんな団体を回って、レポートに書かれているような話のもっと長くて濃いのを、がっちり聴いているのです。でもそんなことJCNの事務局より外の人は知らない。まさかあの現地会議のテーマ設定がそんな血と汗と...でできているなんて多分知らない。


3.「最近どう?」=「最近(東北の復興に取り組んでいる活動団体の動向)どう?」と同じ?

そしてその数は、なんと昨年度1年間だけでも、のべ574団体になったのです。名寄せすると249団体になります。そんな彼らに「最近どう?」と聞くことは「最近(東北の復興に取り組んでいる活動団体の動向)どう?」と聞いてしまうことを意味します。彼らと雑談するときは気をつけましょう。もれなく1時間ほどが東北の復興を知るものすごい有意義な時間になります。...というわけで起案者のIくんはそれをいろんな人に伝えるべく、あるものをカタチにして作ることを心に決めます。それが何かはまだヒミツです。


(結局、言い訳にもお知らせにもなっていないような気もしますが)では、そんな彼らの腐心の成果を温かい目でもう少しおまちください。

文責/岡坂 建


2014年6月27日 18:51