第6回ケース検討会を開催しました。
皆さん、こんにちは。
宮城被災地担当の池座です。
7/31(水)に東京で「第6回ケース検討会」を開催しました。
JCNでは月に2回JCN被災地支援担当3人が集まり
被災地で活動する団体や連携会議を訪問する中でみえてくる個別課題・地域課題を持ち寄り、解決策を探っています。
震災の被害を受けた人たちの状況は個々格差が出てきておりますが、応急的な避難生活が2年以上も続く中、いまだ様々な課題を抱えながら厳しい暮らしと向き合って生活をされています。
支援団体を支援する視点で見た場合、被災地の支援団体は人材、資金、組織運営のノウハウが慢性的に不足している状況で、地域に根付いた取組みが社会資源としてどう残っていけるかが一つの大きな課題です。
福島、岩手、宮城ともに各県により状況やみえてくる課題も異なりますが
一つずつのケースを共に検討していくことにより、各自の持つ情報、経験、ネットワークが活きてくることも多々あります。
被災地の外では、被災地の状況は報道量と共に落ち着いてきている様に感じられますが
現場にいると住居、雇用、家庭、こころ、居場所など、大きな問題が数多く立ちはだかっています。
それらの地域住民の課題解決に向けて活動する団体の声を聞き
今後とも復興や課題解決に少しでも貢献できればと願っています。
文責 池座剛