東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

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第4回ケース検討会を実施しました

こんにちは、福島の鈴木亮です。

6月28日、福島市にて第4回ケース検討会を実施しました。

「ケース検討会」では、岩手・宮城・福島の被災地担当3名が、日々の現地巡回やネットワーク会議等への参加でキャッチした「被災地の今・支援者の課題」について情報を共有しています。個々のケースの対応策について検証するところから、共通する課題を整理して、今後必要になる対策をより速く検討する事を目的としています。「現地会議」のテーマや登壇者を決めてゆくための、貴重なプロセスとしても位置付けています。

今回はJANICの竹内さん、ふくしま連携復興センターの鎌田さん・遠山さん、ジャパンプラットフォームの明城さん・中山さんにもご参加いただきました。6月21日に南相馬で開催した福島の現地会議の振り返り、7月9日に開催予定の岩手の現地会議、8月7日に開催予定の宮城の現地会議について、話し合う事が出来ました。

さらに、6月26日にJCNウェブサイトでご案内させていただきました「第1回 東日本大震災の復旧・復興に関する関係省庁・NPO等定期協議・要望募集のお知らせ」にありますように、現場の声を行政に対する政策提言へと届けていくながれについて、議論しました。これは地元団体が直接提言できる仕組みを構築していく取り組みでもあります。JCNの被災地担当として非常に重要な活動であり、今後認知度を高めていきたいと思います。

次回は7月11日、仙台市での開催を予定しています。

文責/鈴木亮

2013年6月29日 06:12