東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

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「タケダ・赤い羽根広域避難者支援プログラム」の2014報告会と2015キックオフ

みなさん、こんにちは。
広域避難者支援担当の橋本です。

本日は少しさかのぼってのご報告です。

先月、4月22日に東京・大手町にて「タケダ・赤い羽根広域避難者支援プログラム」の2014年度活動完了報告会と2015年度のキックオフミーティングに出席してきました。

本プログラムのキックオフミーティングが実施されたのは2014年6月。それから約1ヶ月が経ち、「団体助成」を受けた団体がこのプログラムを通じて実施されてきた事業についての報告を聞かせていただく機会となりました。当日の様子などは中央共同募金会のウェブサイトにお知らせが出ていますのでご覧下さい。
http://akaihane.or.jp/kouikihinan/news/topics/150515.html

助成団体のみなさんは、各地域で広域避難者支援の中心的な役割を果たしておられる団体ばかりですが、震災前まで支援活動などとはあまり馴染みのなかった方々が団体を運営されている場合もあるなか、手探りながらもとても丁寧で避難者に寄り添った活動をされています。

「タケダ・赤い羽根広域避難者支援プログラム」は2015年度も実施されます。すでに今年3月には「団体助成」の助成審査も終え、助成を受ける団体も決定しています。
http://akaihane.or.jp/kouikihinan/subsidy/dantai.html?pSc2015jyosei

助成を受ける団体は昨年度から5団体プラスされました。東日本大震災や原発事故での広域避難に対する認知の低下や風化もあり、避難者とともに支援活動自体も難しい状況もあるなか、みなさん使命感を持って活動されている団体ばかりです。各地で変化する避難者のニーズや避難者を取り巻く状況に応じて、各団体工夫されながら、支援活動は続けられています。

JCNでは今年度も引続き、広域避難者支援活動を実施されている全国各地の団体のサポートを続けていきます。

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※「タケダ・赤い羽根広域避難者支援プログラム」とは
中央共同募金会が武田薬品工業株式会社より寄付を受け、2014年から2016年度までの3年間、各地で広域避難者のための支援活動を行う団体を対象に実施される助成プログラムです。

JCNはプロジェクトチームの一員として、助成団体に対する活動のフォローアップ、よろず相談的に、時には電話で、時には現場で、時には研修会でと、助成団体のみなさんが円滑に活動していただけるように、コミュニケーションを取りながら、お手伝いしています。
概要は下記サイトをご覧ください。
http://akaihane.or.jp/kouikihinan/program/index.html

2015年5月26日 10:00