各地域において、避難者の置かれている状況は変化しつつも、コロナ禍において孤立化が進んでいる。避難者支援活動が展開されているが、相談対応・つながりづくり、情報提供などの各種事業は、一部の団体での対応となっている。また、つなぎ先(相談や協力を求める先)が限られている。
地域ごとに避難者支援の制度や体制などの違いもあり、避難が長期化する中で、各地の実情の把握とそれにあわせ、将来を見据えて、地域ごとに地域資源や専門機関等との連携、つなぎをこれまで以上に強化していく必要がある。
そのため、これまで各地で展開してきた取り組み事例を共有し、避難者支援を実施する上で押さえておくべきポイントをあらためて確認する機会とする。さらに、これまでの避難者支援の実例を踏まえて、コミュニティソーシャルワーカー(CSW)の実践をお聞きするとともに、CSWとともに、今後の避難者支援のあり方、方向性を考える機会とする。
第1回
◎日時:令和4年2月10日(木)13:00-17:00
◎開催方法: Zoomによるオンライン開催)
第2回
◎日時:令和4年3月2日(水)13:00-17:00
◎開催方法:新型コロナウイルス感染症の流行状況にあわせてハイブリット開催を想定(会場は東京都内)
これまで避難者支援に関わったことがある民間支援団体
広域避難者支援に関心のある団体、個人
東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)
福島県「令和3年度県外避難者支援運営業務」の一環で実施
1. | 開会(13:00)
開会挨拶、趣旨説明 |
2. | 事例報告(13:10) 事例紹介1:個の支援=古部真由美氏(まるっと西日本) 事例紹介2:面の支援=桜井野亜氏(沖縄じゃんがら会) 事例紹介3:組織の支援=森本佳奈氏(愛知県被災者支援センター) |
3. | パネルディスカッション(14:30)
パネリスト:
コーディネーター:栗田暢之氏 |
4. | 意見交換(16:00) 参加者同士のグループディスカッション |
5. | 事務連絡・閉会(16:50) |
1. | 開会(13:00)
開会挨拶、趣旨説明 |
2. | 話題提供(13:10) 朝比奈ミカ氏(千葉県中核地域生活支援センターがじゅまる所長) 徳弘博国氏(香美市社会福祉協議会事務局長) |
3. | パネルディスカッション(14:30)
パネリスト:
コーディネーター:栗田暢之氏 |
4. | 意見交換(16:00) 参加者同士のグループディスカッション |
5. | 事務連絡・閉会(16:50) |
申込フォームからお申込みください。
(※複数名で申し込まれる場合は、お手数ですが、お一人ずつお申込みください)
東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)事務局
Tel. 03-3277-3636
メール: kouiki@jpn-civil.net
震災当時、幼稚園生、小学生、中学生だった3名の若者はどのような 体験をされたのか。また、その後どのように人生を歩まれたのか。東日本大震災を経験した若者の話から私たちは何を学べいいのか。一緒に考える機会にしたいと考えています。 |
●浅田太一(あさだたいち)さん
現在は20歳、震災当時は小学3年生8歳でした。震災で母を失い、その影響で学校にあまり通えず不登校になってしまいました。現在は宮城県内の大学1年生、自分のこれまでの経験を生かし社会福祉士を目指しています。
●阿部 愛(あべあい)さん
1999年生まれ。
宮城県石巻市渡波地区出身、在住。発災時は幼稚園年長(6歳)。幼稚園の親しい友人を亡くし、「友人の分まで生きてほしい」という友人の祖母からの言葉で、自分を鼓舞して生活してきました。クラーク記念国際高等学校で幼児教育やパフォーマンスを学ぶ高校2年生です。
●星 愛(ほしあい)さん
震災当時、南相馬市在住の中学3年生。震災直後はライフラインがストップし市内の避難所に行きましたが、環境が悪く、相馬市の従兄弟宅で約3ヶ月間の避難生活を送りました。現在は福島県の小学校教諭として働いています。
開催日時 | 2022年1月29日(土)13:00-15:30 |
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会場 | オンライン開催(zoom開催) |
対象 | 東日本大震災を経験した若者の声に関心のある方 |
定員 | 100名 |
主催 | 東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN) |
共催 | 日本生活協同組合連合会/社会福祉法人全国社会福祉協議会 |
助成 | 復興庁コーディネート事業 |
内容 |
|
お申し込み受付は終了いたしました。
今年度で10年目を迎える東日本大震災。 東日本大震災は、2020年3月11日で10年を迎え、今年度で11年目を迎えます。 10年という社会的な節目であった昨年度はメディア等でも東日本大震災のことが多く取り上げられる機会がありましたが、11年目以降はコロナウイルスの影響もあり、東日本大震災のことを知る機会や語られる機会が徐々に減っていくのではないかと懸念しています。 現状として、被災した沿岸部では災害公営住宅への移行や新しくまちが整備される一方で、災害公営住宅の入居率や入居者の高齢化の課題、人口流出などによる新しいまちの賑わいをどう創出するかの課題、コロナウイルスによるコミュニティの分断の課題など、これからの10年を考えたとき多くの解決すべき課題が想定されます。また、特に福島県においては、原発事故を起因とする県内での暮らしの課題、今なお、多くの方が県外避難を与儀なくされ、大変な思いをしながら生活をされている現状など、多くの課題が残されています。 こうした現状を踏まえて、当団体では、「孤立防止と地域のコミュニティ形成」と「10年経過した今、福島県の暮らしの現状と課題」という2つの主要テーマを据えて、「3.11の今がわかる会議」を開催し、全国のみなさまと議論し、知恵を集めたいと考えています。 |
3.11の今がわかる会議 2021
テーマ1
「10年経過した今、福島の暮らしの現状と課題とは」
2回シリーズで開催
・1回目(前半):2021年11月13日(土)13:00-16:30
・2回目(後半):2021年11月27日(土)13:00-16:30
※前半は現状について、後半はこれからについて議論します。
※両方ご参加いただきたいと思いますが、各回ごとの参加も可能です。
テーマ2
「孤立防止とコミュニティ形成のあり方とは」
2回シリーズで開催
・1回目(前半):2021年12月04日(土)13:00-16:30
・2回目(後半):2021年12月18日(土)13:00-16:30
※前半は現状について、後半はこれからについて議論します。
※両方ご参加いただきたいと思いますが、各回ごとの参加も可能です。
開催方法 | 2回ともオンライン(Zoom)開催 |
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参加費 | 無料 |
主催 | 東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN) |
助成 | 復興庁コーディネート事業 |
後援 | 特定非営利活動法人いわて連携復興センター 一般社団法人みやぎ連携復興センター 一般社団法人ふくしま連携復興センター 一般社団法人みちのく復興・地域デザインセンター |
・東日本大震災の復興支援に関心のある団体・企業・個人
・定員:各回100名
1. | 基調講演「10年経過した今、福島の暮らしの現状と課題とは」 講演:藍原寛子氏(ジャーナリスト) |
2. | 事例報告「福島のそれぞれの暮らしの現状と課題」 ◎登壇者: 福島市:三浦恵美里氏(NPO法人ビーンズふくしま ふくしま母子サポートネット事業長) いわき市:篠原洋貴氏(災害支援ネットワークIwaki 副会長) 浪江町:清水裕香里氏(NPO法人Jin 代表) 愛媛(県外避難):澤上幸子氏(NPO法人えひめ311 事務局長) ◎コーディネーター 北村育美(東日本大震災支援全国ネットワーク 福島担当) |
3. | バズセッション 参加者同士の意見交換を実施します。 |
1. | パネルディスカッション それぞれの地域における暮らしの課題を多様な視点から考えることで、これからの福島に必要なことや関わり方などを考える ◎登壇者 福島市:三浦恵美里氏(NPO法人ビーンズふくしま ふくしま母子サポートネット事業長) いわき市:篠原洋貴氏(災害支援ネットワークIwaki 副会長) 浪江町:清水裕香里氏(NPO法人Jin 代表) 愛媛(県外避難):澤上幸子氏(NPO法人えひめ311 事務局長) ◎コメンテーター 福留邦洋氏(岩手大学) 原田 峻氏(立教大学) ◎コーディネーター 栗田暢之(東日本大震災支援全国ネットワーク 代表世話人) |
2. | バズセッション 参加者同士の意見交換を実施します。 |
3. | バズセッション 参加者同士の意見交換を実施します。 |
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藍原寛子 福島市生まれ、ジャーナリスト、Japan Perspective News代表。元福島民友記者。福島県内を中心に国内、海外(アメリカ、マーシャル諸島、フィリピンなどアジア)で、震災・原発事故、核被害者の取材を続け、日経ビジネスオンライン、ビッグイシュー日本版、婦人之友、週刊金曜日、ビデオニュース・ドットコム等でレポートしている。 |
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澤上幸子 結婚を機に福島県双葉郡双葉町での生活が始まる。震災当時は双葉町社会福祉協議会で働きながら、9人の大家族で豊かな生活を送っていた。東日本大震災後は、実家のある愛媛県に家族4人で避難する。現在は、NPO法人えひめ311事務局長、(一社)社会的包摂サポートセンター被災者専門ラインCO、311当事者ネットワークヒラエス共同代表を担っている。 |
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清水裕香里 福島女子短期大学(現在の福島学院大学)の食物栄養科卒。2005年、前代表の川村含め6人で現在の法人を立ち上げる。事務局長を経て、2020年5月に代表就任。避難指示が解除されて戻ってから、地域密着型のデイサービスと花卉を主とした農業で事業を進めている。 |
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篠原洋貴 平成8年にいわき市社会福祉協議会へ入職。東日本大震災では、いわき市災害救援・復興支援ボランティアセンター長として、センター運営と関係機関の連携調整にあたった。令和元年東日本台風災害では、災害ボランティアセンターの統括を務めた。令和3年2月に災害支援ネットワークIwaki(DSNI)の立上げ、平時、災害発生時を問わず団体のネットワークづくりにも努めている。 |
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三浦恵美里 福島市生まれ、保育士。ふくしま母子サポートネット事業長(NPO法人ビーンズふくしま)。震災後、秋田県横手市へ母子避難。避難時は避難者支援相談員として活動。帰還後、県内外避難者支援コーディネーターとして福島県内9か所にて、定期的に「ままカフェ」を開催。また子育て世代を中心とした県外避難者家庭をサポートしている。 |
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福留邦洋 日本学術振興会特別研究員、(財)人と防災未来センター、新潟大学災害・復興科学研究所、東北工業大学安全安心生活デザイン学科を経て現職。博士(都市科学)。人と防災未来センターリサーチフェロー、やまこし復興交流館おらたる館長。専門・関心分野は、復興まちづくり、地域防災、応用地理学。 |
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原田 峻 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学、博士(社会学)。金城学院大学講師などを経て、2021年より現職。専門はNPO論、社会運動論、地域社会学。NPO法人埼玉広域避難者支援センター理事。著書に『避難と支援』(共著、新泉社)、『ロビイングの政治社会学』(有斐閣)、など。 |
1. | 基調講演「孤立を防止する地域コミュニティのあり方とは」 講演:右京昌久氏(岩手県福祉サービス運営適正化委員会 事務局長) |
2. | 事例報告「孤立防止や地域コミュニティの形成に取り組んでいる東北の団体からの事例報告」 ◎登壇者: 岩手:金野万里氏(一般社団法人 SAVE IWATE 事務局長) 宮城:新井信幸氏(認定NPO法人 つながりデザインセンター副代表理事) 福島:宍倉秀和氏(社会福祉法人富岡町社会福祉協議会 事業係長兼いわき支所長) ◎コーディネーター 富田 愛(東日本大震災支援全国ネットワーク 岩手担当) |
3. | バズセッション 参加者同士の意見交換を実施します。 |
1. | パネルディスカッション 将来予測される地域コミュニティや孤立化等の課題を各県の登壇者から提起してもらい、登壇者や参加者とともに議論を進める ◎登壇者 岩手県:東梅麻奈美氏(NPO法人ワーカーズコープ大槌事業所 所長) 宮城県:橋本大樹氏(一般社団法人東北まちラボ 代表理事) 福島県:赤池孝行氏(NPO法人みんぷく 理事・事業統括) 熊本県:高木聡史氏(一般社団法人minori 代表理事) ◎コメンテーター 東京都:大西 連氏(認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい 理事長/内閣官房孤独・孤立対策担当室政策参与) ◎コーディネーター 栗田暢之(東日本大震災支援全国ネットワーク 代表世話人) |
2. | バズセッション 参加者同士の意見交換を実施します。 |
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右京昌久 日本社会事業大学卒業。特別養護老人ホーム勤務を経て岩手県社会福祉協議会に入職。市町村社会福祉協議会支援業務、ボランティア活動振興業務、福祉施設支援業務等を経験。2011.3.11東日本大震災の発災に伴い、被災した社会福祉協議会への支援に従事。生活支援相談員の事例検討、被災者調査、地域アセスメントを通じて、地域の面で支える個別支援を目指す。2020年3月定年退職。4月から再雇用により福祉サービス運営適正化委員会事務局長。 |
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金野万里 2000年より盛岡市で「文化地層研究会」「盛岡まち並み塾」などの地域活動を開始。2011年3月、東日本大震災被災地支援チーム「一般社団法人 SAVE IWATE」の立ち上げに参加。現在、もりおか復興支援センター長として、常駐型地域拠点による個別支援と地域支援の両輪支援に挑戦中。 |
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新井信幸 川崎市出身1972年生まれ。本職は東北工業大学建築部建築学科の教授をしています。2020年度からは内閣府の地域活性化伝道師に登録され、孤立を防ぐコミュニティデザイン、空家活用、リノベーションまちづくり、復興まちづくり等について実践的な研究に取り組んでいます。 |
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宍倉秀和 福島県双葉郡富岡町出身、震災後のH26.4富岡町社会福祉協議会に入職する。入職後は、郡山市富田町にあった高齢者等サポート拠点に勤務、H29.4富岡町が避難指示解除(帰還困難区域除く)となり、社協本部機能の帰還とともに町内に戻り、事業係長として地域福祉推進事業を担当する。R2.4からいわき支所長も兼任している。 |
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東梅麻奈美 2012年ワーカーズコープに入団。富山県の共生型福祉と出会い、これまでの制度や福祉施設よりも人が自然にふれ合い過ごす場所について考える。通所介護、学童保育、日中一時支援事業の共生ホームを2016年に開所。地域のサロンや子ども食堂などにも通り組む。支援する場所ではなくお互いが支えあえる居場所作りを目指す。 |
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橋本大樹 まちづくり・地域づくりコーディネーター。兵庫県での集落支援アドバイザーやコミュニティづくりの経験を活かして、平成24年から山元町の復興まちづくりに携わり、新市街地の自治会運営支援や沿岸部の自治会再生の支援を行っている。 |
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赤池孝行 震災時、消防団員・町内会役員として避難所開設運営を指揮する。その後、仮設住宅の支援と自治会立ち上げを提案し「3.11被災者を支援するいわき連絡協議会」を設立。被災者・避難者支援とネットワーク組織の基盤強化に取り組み、組織内に災害・復興公営住宅支援部会を設置。周辺調査、入居者ヒアリング、自治会サポートを行う。 |
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高木聡史 ニューヨーク州立ビンガムトン大学心理学部卒。社会福祉士、伴走型支援士。ホームレス・生活困窮者支援の方法を東日本大震災の支援で活かした団体と連携し、熊本地震において車中泊調査、益城町支え合いセンターでのみなし仮設見守り事業を請け負った。被災者との伴走により個人及びコミュニティの隠れた課題のスクリーニングを行っている。 |
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大西 連 1987年、東京うまれ。2010年頃から、ホームレス支援や生活困窮者支援に携わる。著書に『すぐそばにある「貧困」』(2015年ポプラ社)など。ほかに、社会福祉法人日本いのちの電話理事など。政府のSDGs推進円卓会議構成員、2021年6月より内閣官房孤独・孤立対策室政策参与も務める。 |
申込フォームからお申込みください。
(※複数名で申し込まれる場合は、お手数ですが、お一人ずつお申込みください)
東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)事務局
Tel. 03-3277-3636
メール: office@jpn-civil.net
震災10年という節目が近づきつつあるが、東日本大震災・福島第一原発事故の避難者の存在は徐々に見えづらくなっている。しかし、避難生活は継続しており、「相談する先がない」「頼る先がどこもない」という避難者のあきらめはなんとしても避けなければならない。
これからの避難者支援を考える上では、全体をつかむことと同時に、様々な視点から避難者のことを理解し、ひとりひとりと丁寧に関わることがなにより重要である。そこで、各地の避難者支援に関わる人たちとともに、各地の避難者の声や心情を学び、多様な観点からの避難者支援のことを学び、お互いに話し合い、「避難者ひとりひとりのことを考える」機会とする。
2021年1月13日(水)13:30-16:30
zoomオンライン開催
1. | 開会(13:30-13:40)10分
開会・オリエンテーション |
2. | 基調報告「避難者の気持ちや心情を知る」(13:40-14:10)30分
話題提供:311当事者ネットワーク HIRAETH(ヒラエス) 被災者、被害者、避難者の方々一人ひとりの声を拾い、その一つひとつの経験を「知見」として検証を行いながら発信する全国キャラバンやワークショップを通じて見えてきたこと。いち当事者として、実際に取り組んできて感じていること。 |
3. | リレートーク「避難者・避難者支援、10年目の現状」(14:20-16:00)100分
|
4. | クロストーク(16:00-16:30) 進行:栗田暢之(東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)代表世話人) リレートーク話題提供者との意見交換 |
全国広域避難者支援ミーティングは、「Voice from 3.11〜私たちの思いと願い〜」の「みんなの集い」と連動した企画になります。
「みんなの集い」とは、社会的節目となる震災10年を機に、「ことばの集い」で集まった一人ひとりの復興に向けた取り組みの中で、被災された方や避難を余儀なくされた方、その人々を支える支援者、私たちが経験して気がついたことや大切にしてきた「それぞれの言葉」の中からテーマをひろい、各テーマごとの分科会をもうけ、東日本大震災に関わる人、関心を寄せる人みんなで、共に考え、震災での教訓・気づきを、次の世代につなげようとする企画です。
他にも「ことばの集い」「つながりの集い」を実施しています。ぜひ、WEBページをご覧ください!
申込受付は終了いたしました。
東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)事務局
Tel. 03-3277-3636
メール: kouiki@jpn-civil.net
「知る」:10年目を迎える東日本大震災の現状や支援をされている方々を知る
「関わる」:今一度、東日本大震災との関わりを見出すきっかけをつくる
「訪れる」:本ツアーに参加した方々が東北や登壇いただいた団体を訪れる機会をつくる
JCNバーチャルツアー in 岩手
2020年11月28日(土)16:00-18:00
JCNバーチャルツアー in 宮城
2020年12月5日(土)16:00-18:00
JCNバーチャルツアー in 福島
2020年12月12日(土)14:00-16:00
開催方法 | 3回ともオンライン(zoom)にて開催 ※お申込み後、前日にURLをお送りします |
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対象 | 東日本大震災の復興支援に関心のある団体・企業・個人どなたでも |
定員 | 各回100名 |
参加費 | 無料 |
プログラム |
|
主催 | 東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN) |
助成 | 復興庁コーディネート事業 |
●見どころ
テーマ「3.11からの10年。これからの岩手で生きていく人々との関わり方をみつける」
岩手の復興に関り続けている人々を訪問し、彼らが見てきた10年とこれからへの想いを辿るバーチャルツアー。今回、インタビューした6名の方から一様に出てきたのが「繋ぐ・繋がる」という言葉でした。このツアーに参加することで「〇〇さんに会いたい」「〇〇さんの活動を応援したい、参加したい」また「岩手に遊びに行きたい」など、ご参加いただく皆さんと岩手との関わり方を、みつけていただきます!さぁ!!岩手の復興と未来を繋ぐ旅に、ご一緒に出かけましょう!
●取材先
カレーとてづくりおやつフライパン / 熊谷克郎さん(陸前高田市)
震災を機にUターンし、災害ボランティアセンター・社会福祉協議会職員を経て、2014年7月に地元産の野菜を使った料理や地ビールを出すレストランをオープン。熊谷さんのこだわりのカレーをいただきながら、陸前高田の食を通した可能性について伺いました。
中野えびす丸 船頭 / 中野 圭さん(大船渡市)
震災をきっかけにUターンし、地域での花火大会の運営や様々なNPO活動を起こし、携わり続けてきた10年間。16代続く家業を継いで、漁業に転身した中野さんから、これからの岩手についてお聞きしました。また、三陸の宝であるホタテ、ホヤ漁にも同行取材してきました!!
株式会社三陸鉄道 社長 / 中村一郎さん(宮古市)
東日本大震災だけでなく、2019年の台風19号と度重なる災害を乗り越えて、地域住民の足となり、復興のシンボルである三鉄!中村社長からは、三陸沿岸の人々の期待に応えつつ、地域と繋がり続ける企業の在り方をお聞きします。
一般社団法人 三陸ひとつなぎ自然学校 代表理事 / 伊藤 聡さん(釜石市)
釜石市で、震災伝承活動やボランティアの受け入れや、子どもの居場所づくりに取り組み続けている伊藤さん。その活動内容は多岐にわたりますが一貫している想いとは?釜石の、岩手の子ども達への想い溢れるインタビューです。
おおつちおばちゃんくらぶ 代表 / 川原畑洋子さん(大槌町)
仮設住宅での居場所としてスタートした手仕事のサロン。大槌のシンボルである鮭と手を繋ぐ=shake handプロジェクトを、毎年3.11に合わせて開催しています。今回は、プロジェクトで出品するデコ鮭づくりにも挑戦してきました!!
NPO法人 遠野まごころネット 事務局長 / 多田一彦さん(遠野市)
東日本大震災で甚大な被害を受けた沿岸地域への後方支援のベースとなった場所で、インタビューをおこないました。 被災地における後方支援とは?多田さんが心がけてこられた状況を的確に判断し現地の状況に寄り添う支援など、全国の皆さんにとってもヒントとなるお話をお聞きしました。
●ダウンロード
●見どころ
現地で活動する団体や施設、震災遺構などを訪問し、支援者との対話を通じて、現地のニーズや課題を知り現地との関わり方を考える機会とするバーチャルツアー。2020年度、宮城のテーマは「あのときの風景と今。これからの宮城との関わり方を考える」です。2011年当時の風景と、2020年の今の風景を重ね合わせ、二つの時間軸の宮城を旅していただき、支援者が見ている今の目線をインタビューから感じていただきます。バーチャルツアーLIVE配信には、日本カーシェアリング協会の吉澤さん、3.11みらいサポートの中川さん、気仙沼まち大学運営協議会の成宮さん、ピースジャムの佐藤さんに出演いただきます。
●取材先
NPO法人 ピースジャム 代表 / 佐藤 賢さん
http://peace-jam.org/
母と子の生きづらさを解消する仕事(社会)づくりについて
気仙沼まち大学運営協議会 事務局 / 成宮崇史さん
https://machidai-kesennuma.jp/
市民が主役、市民のチャレンジを応援する街づくりについて
一般社団法人 復興みなさん会 理事 / 工藤真弓さん
http://tohokuconso.org/common/minasan/
小さな声を大切にし、住民の絆をつなぎ続けるコミュニティ支援について
一般社団法人 日本カーシェアリング協会 代表理事 / 吉澤武彦さん
https://www.japan-csa.org/
車をシェアすることを通じて、住民同士の交流を生み出すチャレンジについて
公益社団法人 3.11みらいサポート 専務理事 / 中川政治さん
https://311support.com/
救える命を失わないために、東日本大震災の伝承活動について
●見どころ
福島の被災地のイメージは・・・? 今も原子力発電所の廃炉作業は続き、汚染廃棄物を運ぶトラックで道路は渋滞しています。みなさんのイメージはこのような風景かもしれません。しかし、日々多くの人たちによって復興作業は続き、新しい建物、新しい家、新しい光景が広がっています。その一方で、今も帰還困難区域となっている場所では10年前と同じ光景が広がっています。震災から10年、ふるさとに戻り生活を送る人たち、ふるさとを離れて暮らす人たち、どちらも新しい生活を力強く切り開いています。10年前と現在の風景、そして双葉郡で活動している先駆者のインタビューも交えて、ふくしまの「今」を伝えます。
●案内
ふたばいんふぉ・双葉郡未来会議 / 平山 勉さん
https://futabainfo.com
「富岡町の様子をネットにあげていたら、ありがとうって言われたんです」平山さんは震災直後から富岡町をはじめとした双葉郡の映像や写真を撮りためています。その原動力は、ふるさとを離れて暮らす人のこの言葉だったそうです。双葉郡の総合インフォメーションである、ふたばいんふぉを立ち上げ、双葉郡の今を伝えています。平山さんの言葉で語られる双葉郡をお聞きください。
●インタビュー
もーもーガーデン by ふるさとと心を守る友の会 代表 / 谷 咲月さん
https://moomowgarden.or.jp
県外から災害ボランティアとして通ううちに、牛を飼育していた農家さんに出会いその声を聞き、福島に移住することを決めた谷さん。震災から生き延びた牛たちに草を食べることで活躍してもらい、人も動物も自然も輝く空間を作りたいと活動しています。その小さな体からあふれ出すバイタリティ・想いをお聞きください。
富岡町3.11を語る会 代表 / 青木淑子さん
http://www.tomioka311.com
元々富岡町の県立高校の校長として勤務していた青木さん。震災時は郡山市に住んでいましたが、富岡町民が郡山市に避難したことから物語は動き始めます。あの日何が起きて、人々は何を考え、どう行動したのか。語り人(語りべ)活動を始めた原点、今をお聞きください。
なみえファーム 代表 / 和泉 亘さん
https://namiefarm.base.shop
震災発生時は福島県内に住んでいたけれども、人ごとであったという和泉さん。あることをきっかけに浪江町に移り住み、農業を始めています。若者の移住先駆者として、浪江町で自ら新しい事業を始め、雇用を生み出す取り組みをしています。「夏は3時起きです」その笑顔の裏にある苦労や思いをお聞きください。
お申し込み受付は終了いたしました。ありがとうございました。
<申込締め切り>
◎岩手:2020年11月25日(水)18:00頃【お申込み受付を締め切りました】
◎宮城:2020年12月2日(水)18:00頃【お申込み受付を締め切りました】
◎福島:2020年12月9日(水)18:00頃【お申込み受付を締め切りました】
東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)事務局
Tel. 03-3277-3636
メール: office@jpn-civil.net