東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

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JCN復興サロン2019「第2回 3.11ユースダイアログ」を開催します

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東日本大震災から8年。今だから、話せること。

震災当時、高校生・中学生だったお二人は、どのような体験をされたのか
震災からこれまで、どのようなことを感じながら日々を暮らしてきたのか
私たちはお二人から何を学び、学んだことをどう活かしていけばいいのか
ぜひ、同世代のワカモノに聴いて、感じてほしい

ゲストスピーカー

●香月昴飛(かつき るいと)さん
1993年生まれ、宮城県石巻市出身。2011年3月(高校2年生時)に東日本大震災により被災し、震災孤児に。その後、消防士として採用。特別救助隊へ入隊。現在、一児の父となり育児奮闘中。趣味はコーヒーを淹れること、バスケットボール。当日は、聞いて頂く方も辛い気持ちになるかもしれませんが、当時を全力で話します!

●市村葵惟(いちむら あおい)さん
1995年生。福島県富岡町出身。中学校の卒業式の後に東日本大震災を経験し、その後避難先の東京で進学。現在は漫画家になるために専門学校に在学中。父親の支援活動を手伝う事が多く、現在も細々と活動中。最近は希望する職種が職種なので就活が大変です。

●話の聞き手:福田信彰(東京災害ボランティアネットワーク)

開催概要

開催日時 2019年10月30日(水)19:00〜20:30(受付18:30〜)
開催場所 日本生活協同組合連合会
東京都渋谷区渋谷3丁目29-8 コーププラザ【地図
◎JR埼京線「渋谷駅」新南口より徒歩約3分
◎東急電鉄・メトロ各線「渋谷駅」16b出口より徒歩約3分
参加費 無料
定員 50名(先着順)
※どなたでも参加できます。
※必ず事前の申し込みが必要になります。
主催 東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)
共催 日本生活協同組合連合会
協力 東京ボランティア・市民活動センター/東京災害ボランティアネットワーク
助成 復興庁コーディネート事業

お申込み

お申込み受付は終了いたしました。

2019年9月30日 21:34

3.11の今がわかる会議 in 大阪(10月11日)開催のお知らせ

開催概要

2011年3月11日に発生した東日本大震災から8年が経過しますが、復興は道半ばにあり、コミュニティ形成や見守り、過疎化・人口減少を踏まえた復興まちづくり、震災で傷ついた子どもの支援、避難指示解除後の生活再建など共通課題から各県の個別課題がいまなお残っています。

また、2018年6月18日に発生した「被災者が見えにくい」と言われている大阪北部地震の今や課題ついても知り、考える機会としたいと思います。

これらの課題を考えることは、これから日本が抱える社会課題を考えることにもつながり、また、各地で発生している次災害への教訓や知見を生み出す機会でもあると考えています。岩手県、宮城県、福島県ならびに開催地である大阪府からもゲストを迎えて多くの方と考える機会にしたいと考えています。

名称・テーマ

3.11の今がわかる会議 in 大阪「東日本大震災と大阪北部地震の今を知り、関わりを考える」

開催日時・場所

2019年10月11日(金)13:30-18:00(13:00受付開始)
会場:近畿ろうきん肥後橋ビル12階メインホール(大阪市西区江戸堀1-12-1)地図

参加費 無料
主催 東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)
共催 おおさか災害支援ネットワーク
協力 近畿労働金庫
後援 社会福祉法人 大阪ボランティア協会(予定)
助成 復興庁コーディネート事業

対象

東日本大震災の復興支援に興味・関心のある団体・企業・個人(100名)

プログラム内容と登壇者

13:00 受付開始
13:30 オープニング:開会挨拶と趣旨説明
13:45 1部:話題提供とパネルディスカッション「孤立・孤独をいかにして地域で見守るか」

●岩手県
東梅麻奈美 氏
NPO法人ワーカーズコープ大槌地域福祉事業所 所長

●宮城県
新井信幸 氏
NPO法人 つながりデザインセンター・あすと長町 副代表理事

●福島県
吉田恵美子 氏
NPO法人 ザ・ピープル 理事長

●大阪府
永井美佳 氏
社会福祉法人 大阪ボランティア協会 常務理事・事務局長

●コーディネーター
東日本大震災支援全国ネットワーク
代表世話人 栗田暢之

15:25 2部:トークセッション

●3.11の経験を次世代へ繋ぐ 〜岩手からの恩送り~
岩手県:岡本翔馬 氏(認定NPO法人 桜ライン311 代表理事)
大阪府:調整中
【コーディネーター】東日本大震災支援全国ネットワーク 岩手担当

●津波がこどもに与えた影響とこどもを軸とした地域づくり
宮城県:田中雅子 氏(NPO法人こども∞(むげん)感ぱにー 代表理事)
大阪府:調整中
【コーディネーター】東日本大震災支援全国ネットワーク 宮城担当

●避難指示解除区域の現状と課題
福島県:山田 司 氏(NPO法人 福島県スポーツマネジメント協会 代表)
大阪府:古部真由美 氏(まるっと西日本 代表世話人)
【コーディネーター】東日本大震災支援全国ネットワーク 福島担当

17:45 クロージング:総括と閉会挨拶

参加方法

申込フォームからお申込みください。
(※複数名で申し込まれる場合は、お手数ですが、お一人ずつお申込みください)

お問合せ

東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)事務局
Tel. 03-3277-3636
メール: office@jpn-civil.net

2019年9月18日 10:16

台風15号にともなう「3.11の今がわかる会議in東京」のお知らせ

3.11の今がわかる会議in東京に参加予定のみなさま

こんにちは。JCN事務局の杉村です。

台風15号が今晩から関東に上陸する予報がでされておりますが、明日(9/9)の「3.11の今がわかる会議in東京」は予定どおり開催いたします。

ただし、登壇者が東北からお越しいただくこともあり、交通機関の状況によっては、プログラムの内容を変更して進める場合もございます。予めご了承ください。

みなさまにおかれましても、台風に備えはくれぐれもお気をつけください。

2019年9月 8日 14:26

それぞれの想いを大切に

JCN広域避難者支援担当の金子です。

今年度JCNでは、3.11ユースダイアログと題して、震災当時学生だった若者たちを招き、震災当時からの状況や想いを伝える機会を作っています。震災からの時間経過とともに風化が云われていますが、その会の中で「未だに自分の気持ちが整理できていない」という声がでました。こういった声は、今まで聞けなかった貴重な声でした。

ここにきてやっと、様々な団体から若い人たちの声を聞いて伝えるような動きが出てきたように感じます。

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私がJCNとは別に関わる「おせっぺとみおか」という事業でも、5年間の活動の中、学生たちとコミュニケーションし続けることで、やっと彼らの本音が聞けるようになってきました。「おせっぺとみおか」の学生たちは、聞き書きという手法で、同じ富岡町の年長者の人生や想いを書き残してきました。そのやりとりを通じて、少しずつ自分の気持ちを整理してきているのだと思います。

先日もこれまでの活動の振り返りとこれからを考えるワークショップを行いましたが、その中で、今度は同じように悩む仲間や家族をサポートするために、自分にも力になれることがあるんじゃないかという学生たちの想いを聞くことができました。

活動を行う中で、やっと語れるようになった若い人たち一人ひとりの想いを、これからも大切にしていきたいと感じた瞬間でした。

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2019年9月 1日 18:12