生活再建支援拠点の相談員研修に参加してきました!
岩手より;夏の風物詩
企業・助成団体・行政・メディアと被災地域のニーズをつなぐフリーペーパーです。
- VOL7 『東北の住まいと暮らしの今』2017年7月 A4版 (2.4MB)
- VOL6 『つながりを活かす』2016年8月 A4版 (2.4MB) A3版 (2.4MB)
- VOL5 『東北から生まれる新しいチャレンジ』2016年3月 A4版 (2.4MB) A3版 (2.4MB)
- VOL4 『生活再建』2015年9月 A4版 (3.2MB) A3版 (2.3MB)
- VOL3 『地域活性化と外部支援』2015年3月 A4版 (2.3MB) A3版 (2.3MB)
- VOL2 『生活困窮者の自立生活サポート』2015年1月 A4版 (2.3MB) A3版 (2.3MB)
- VOL1 『恒久住宅移行期のコミュニティ形成』2014年8月 A4版 (2.3MB) A3版 (2.3MB)
震災からつながる、ひろがる
こんにちは。広域避難者支援担当の津賀です。
JCNの参加団体の中には、東日本大震災での経験を他の地域にも役立てよう、もしくは支援してもらった恩返しをしようと活動されている団体もあるのではないでしょうか。酷暑の中のご支援、本当にお疲れ様です。
これまでも何度となくご紹介していますが、広域避難者の当事者グループや支援団体が各地で継続的に活動しています。先日の大阪北部地震では、京都・大阪の団体が地震直後からつながっている避難者の安否確認をされたたそうです。誰に言われたわけでもなく、あの人は大丈夫だろうか。と連絡されたとのこと。
先の西日本水害でも同様に、岡山・広島・愛媛の当事者団体は、すぐさまにつながっている避難者の安否確認をされたそうです。さらに、岡山の当事者グループ「ほっと岡山」は倉敷・真備の避難所支援などにも取り組まれています。ほっと岡山の事務所に集まった物資・衣類を、性別・大きさ別に整理するのに避難者にお手伝いを呼びかけたところ、すぐさま人が集まり、分別し、箱詰めされたそうです。
ひろしま避難難者の会「アスチカ」の代表・三浦さんは、広島市安芸区に設置された災害ボランティアセンターの運営をお手伝いされているとのこと。地元でつながっているママさんたちとローテーションを組んで、対応されているとか。ちなみに、広島土砂災害のときにも「少しでもできることを」と、事務所を支援団体に開放し、活用してもらったそうです。
愛媛の当事者団体「えひめ311」は、今年度災害支援のネットワークづくりに取り組もうとしていた矢先に県内で大きな被害が出たことから、県社協や地元の団体、愛媛県庁などと連携しながら、情報共有の機会をつくったりしているそうです。
ほかにも広域避難者支援に取り組んでいる団体が、避難先が被災して支援に関わっているでしょう。当事者同士の支え合い、という枠を超えて、次の災害につながり、新たに活動が広がっています。市民団体・NPOのしなやかなチカラなんだと感じました。
写真は、広域避難者支援のヒアリング移動中に撮影した呉の様子
福島より;JCN福島オフィスの今
JCNの検証
みなさま、こんにちは。
JCNの橋本です。
本日8月4日も、気温は体温以上に感じています。
気象庁の発表によると7月の豪雨と猛暑は30年に一度以下の頻度でしか発生しない「異常気象」との見解が示されました。
そして、まだまだ暑い日が続くようです。西日本豪雨災害の被災地にて支援活動をされている方も多くおられると思いますが、くれぐれも熱中症にはご注意下さい。
「環境省熱中症予防情報サイト」(http://www.wbgt.env.go.jp/ )
本日は、現在、最終段階にきているJCNの検証について少し。
2011年3月11日の東日本大震災発生以降、30日に設立総会が開かれて、本日までJCNは活動しています。
そんなJCNの活動を検証するため、JCNでは外部有識者による検証委員会を立ち上げ、設立から2016年までの活動について検証を行っています。
膨大な資料と関係者へのヒアリング、寄稿などを整理しまとめ、今夏の間には報告書という形になるところまできました。
ご協力いただいたみなさま、事務局で作業してくださった各担当、ありがとうございます。
設立準備の段階から関わらせていただいて今日に至るわけですが、上がってきた原稿をチェックしていると、なんとも言えない気持ちになります。
「手探りでいろんなことをしてきて、これからも続けるのですがきっともっと違う選択があって、違う結果があったかもしれない」ということに改めて気付かされています。
いろいろな人が期待をしてくださったのに応えられていないことは自覚しているのですが改めて、「もっと出来たな」と思ったりします。
現在進行系ですから、この検証は、中間報告みたいなものです。
これまでやってきたことを眺めながら、落ち込むわけではなく、これからも頑張ろうと思った次第です。
検証の報告書は完成したら公開しますので、またみなさんのご意見をお聞かせ下さい。