東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

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支援者の疲れ

こんにちわ。広域避難者支援担当の津賀です。

季節の変わり目でしょうが、今日の東京は雨が振り、肌寒い一日でした。
こういうときにたまっていた疲れがどっと出たりするのではないでしょうか。

さて、広域避難者支援担当では、8月と9月に福島県が設置した生活再建支援拠点【一覧PDF】の受託団体を対象にした研修を実施しました。
9月の研修に先駆けて、講師を依頼したJCN代表世話人の山崎美貴子先生と打合せをしたときのことです。

打合せも終わって、一緒に研修講師を務めてくださる方と最近の出来事など話をしている中で、
「仕事のことが気になっていて、夢の中でも仕事をしている」ということが話にあがったところ、

山崎先生は、
「そういうことも段々慣れて、仕事とそうでない時間が線引できるようになる」
「そのためにも『自分だけの時間』をきちんととることが大事」
「私の『自分だけの時間』は、誰にも邪魔されず自分の専門外の専門書を読むこと」
「なんでもいいの。映画を見たり、好きな本を読んだり、『自分だけの時間』になればいい」

とお話されました。


対人援助の研究と実践をずっと続けられた山崎先生らしいお話でした。
ちなみに僕の「自分だけの時間」はといえば、ジョギングです。できれば週に1回くらいはやりたいのですがそうもいかないことがありますが。

復興支援はまだまだ続きます。日々いろんなことに追われてしまい、気がついたら疲れがたまっていたという人もいるでしょう。
少しでも疲れをためない、次の日に持ち越さないことも、支援者の大事な役割といえるかもしれません。
このブログを見られるみなさんも「自分だけの時間」を考えてみてはいかがでしょうか。

写真:研修でキーワードを書き出す山崎美貴子先生

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2017年10月13日 21:33