JCN事務局会議を開催しました。
【11/16開催】「第13回 現地会議 in 福島」開催のお知らせ
11月16日(木)、福島県双葉郡富岡町にて「第13回 現地会議 in 福島」を開催いたします。
東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)では、被災地・被災者を支援している団体間の連携を促し、支援活動を続けるうえで抱える問題や課題を共に考える場「現地会議」を、宮城県・岩手県・福島県にて定期的に開催しています。
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開催概要
震災から6年半が過ぎ、5年間の復興創生期間も2年目の半ばを超えつつあります。2017年春の飯舘・川俣・浪江・富岡の解除後、徐々に帰還率も増えつつあります。福島県全体における復興のフェーズと、浜通り、特に避難解除が1年未満の地域における復興のフェーズの差は相当大きくなっています。同じ避難12市町村内においても、課題やフェーズの差異は大きく、特に東京電力福島第一原発を挟んだ南北の浜通りの連携は、ようやく点と点から線と線になる段階の入り口についたところです。
13回目となる現地会議in福島では、大きく違う復興フェーズの全体像を更新し、改めて避難解除が進んだ地域の課題の複雑性を可視化する事で、既存の団体が持つリソースや地域に再生しつつある社会資源の共有化を進める事を目的として開催します。開催にあたっては、中間支援組織や官民合同による「制度連携」を強化する事に配慮するとともに、地域の当事者団体が持つ現場感・価値観への共感を大切にしたいと思います。
前例なき原子力災害からの復興の現場から。いかにして地域の底力を再生できるか。共に考えましょう。
- 【タイトル】
- 第13回 現地会議 in 福島「避難解除後の現場から〜地域の底力を共に再生する〜」
- 【日時】
- 2017年11月16日(木)13:30-17:00
- 【会場】
- 富岡町文化交流センター「学びの森」
(福島県双葉郡富岡町大字本岡王塚622-1)
富岡駅より車で5分
- 【入場】
- 無料
- 【主催】
- 東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)
- 【共催】
- 一般社団法人 ふくしま連携復興センター
プログラム
- ●開会のご挨拶
- 東日本大震災支援全国ネットワーク 共同代表世話人 山崎美貴子
- ●第一部:現場からの報告
-
富岡・浪江・飯舘・川俣の避難解除後の課題と既存の取り組みを共有し、支援ニーズを可視化します。
- 福島県復興局避難地域復興課
- 一般社団法人 いいたてネットワーク
- 社会福祉法人 浪江町社会福祉協議会
- 一般社団法人 とみおかプラス
- ●第二部:連携事例報告
-
復興創生期間の後半に向け、中間支援組織や官民合同の制度連携を民間から提案します。
- 双葉郡未来会議 代表 平山勉氏
- 東日本大震災支援全国ネットワーク 福島担当 鈴木亮
- 一般社団法人 ふくしま連携復興センター 代表 天野和彦氏
〔進行〕栗田暢之(JCN代表世話人・認定NPO法人レスキューストックヤード代表理事)
- ●第三部:テーマ別分科会(見守り、まちづくり)
-
復興フェーズの違いによって生じる課題や分断に対し、当事者団体が持つ現場感・価値観を共有します。
グループ1:見守り活動の現場から地域の底力を共に再生するために
- 社会福祉法人 浪江町社会福祉協議会
- NPO法人 シェルパ(基幹相談支援センターふたば)
- 東京災害ボランティアネットワーク
and more...
グループ2:まちづくりの現場から地域の底力を共に再生するために
- 一般社団法人 いいたてネットワーク
- 認定NPO法人 レスキューストックヤード
- 川内盛り上げっ課
- 双葉郡未来会議
and more...
※プログラム、報告団体は変更になる場合があります。
- ●閉会のご挨拶
- 一般社団法人 代表 天野和彦氏
参加方法
受付は終了いたしました。お申し込みありがとうございました。
JCN復興サロンを開催しました!
検証ワークショップ「東日本大震災・市民セクターの果たした役割とこれからの展開」【2017年11月26日開催】
東日本大震災では様々なボランティア団体、市民活動団体、NPO、企業等が、被災者支援のために取り組みました。これまで取り組んできたことの成果と課題をふりかえり、今後の大規模災害に向けてどのような取り組みが必要なのか、ワークショップ型式で参加者同士が交流し、話し合う機会にします。
※本プログラムは「防災推進国民大会 2017」の団体別セッションとして開催します。
プログラム(予定)
開会(13:40)
趣旨説明等
話題提供(13:45)
これまでJCNが取り組んできたことを紹介します。
ワークショップ(14:00)
参加者同士でこれまでの成果と課題等を話し合います。
講評・閉会(14:50)
- 講評
-
- 松田曜子氏(震災がつなぐ全国ネットワーク 共同代表)
- 長澤恵美子氏(一般社団法人 日本経済団体連合会 教育・CSR本部)
- 閉会
-
- 山崎美貴子氏(東日本大震災支援全国ネットワーク代表世話人)
実施概要
タイトル | 検証ワークショップ「東日本大震災・市民セクターの果たした役割とこれからの展開」 |
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日時 | 2017年11月26日(日)13:40-15:00(開場:13:30) |
会場 | 仙台国際センター展示棟 会議室4(仙台市青葉区青葉山) 地図・アクセス方法 |
主催 | 東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN) |
※本プログラムは「赤い羽根福祉基金」の助成を受けて実施します。
参加申し込み方法
お申込み受付は終了いたしました。
お問合せ先
東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)
検証担当:津賀・杉村
Tel. 03-3277-3636
メール: office@jpn-civil.net
岩手より;現地会議in岩手を開催しました!
みなさん、こんにちは!
9月7日、もう1か月ほどが過ぎましてその模様をお伝えしたいと思います。現地会議も今回で14回を数えました。私がJCNの岩手担当として関わり始めたのは3回目からですが、今まで色々な想いでやってきました。
そのときの地域の状況を踏まえ、JCNとして何ができるか、何が必要とされているか。今、テーマ設定で気にしているのは、「震災前からの地域課題に、真正面からぶつかっていかなければならない」ということです。地域にある課題の、根っこにある、より本質的な課題は何か。それをつかむのは「見つける」とか「探す」という感覚ではなく、自分自身に問いかけるような作業です。
そうして出てきた今回のテーマが「いま、このまちで、子どもたちに伝えるべきこと」というものでした。当日の様子はJCNホームページに報告文を掲載していますので、見てもらえたらありがたいですが、「子ども」に伝えることを通じて、漠然としがちなまちの将来に少しでも具体的な共有イメージを持たせたいと考えました。結果としては素敵なスピーカーの方々に支えられて、想いや覚悟が共有できた現地会議にしていただきました。
次回の現地会議は12月か1月ごろを企画しています。また自分自身に問いかけながら次回テーマの企画に想いを巡らせています。今後ともよろしくお願いいたします!
文責/中野圭
企業・助成団体・行政・メディアと被災地域のニーズをつなぐフリーペーパーです。
- VOL7 『東北の住まいと暮らしの今』2017年7月 A4版 (2.4MB)
- VOL6 『つながりを活かす』2016年8月 A4版 (2.4MB) A3版 (2.4MB)
- VOL5 『東北から生まれる新しいチャレンジ』2016年3月 A4版 (2.4MB) A3版 (2.4MB)
- VOL4 『生活再建』2015年9月 A4版 (3.2MB) A3版 (2.3MB)
- VOL3 『地域活性化と外部支援』2015年3月 A4版 (2.3MB) A3版 (2.3MB)
- VOL2 『生活困窮者の自立生活サポート』2015年1月 A4版 (2.3MB) A3版 (2.3MB)
- VOL1 『恒久住宅移行期のコミュニティ形成』2014年8月 A4版 (2.3MB) A3版 (2.3MB)
支援者の疲れ
こんにちわ。広域避難者支援担当の津賀です。
季節の変わり目でしょうが、今日の東京は雨が振り、肌寒い一日でした。 こういうときにたまっていた疲れがどっと出たりするのではないでしょうか。
さて、広域避難者支援担当では、8月と9月に福島県が設置した生活再建支援拠点【一覧PDF】の受託団体を対象にした研修を実施しました。 9月の研修に先駆けて、講師を依頼したJCN代表世話人の山崎美貴子先生と打合せをしたときのことです。
打合せも終わって、一緒に研修講師を務めてくださる方と最近の出来事など話をしている中で、 「仕事のことが気になっていて、夢の中でも仕事をしている」ということが話にあがったところ、山崎先生は、 「そういうことも段々慣れて、仕事とそうでない時間が線引できるようになる」 「そのためにも『自分だけの時間』をきちんととることが大事」 「私の『自分だけの時間』は、誰にも邪魔されず自分の専門外の専門書を読むこと」 「なんでもいいの。映画を見たり、好きな本を読んだり、『自分だけの時間』になればいい」 とお話されました。
対人援助の研究と実践をずっと続けられた山崎先生らしいお話でした。 ちなみに僕の「自分だけの時間」はといえば、ジョギングです。できれば週に1回くらいはやりたいのですがそうもいかないことがありますが。
復興支援はまだまだ続きます。日々いろんなことに追われてしまい、気がついたら疲れがたまっていたという人もいるでしょう。 少しでも疲れをためない、次の日に持ち越さないことも、支援者の大事な役割といえるかもしれません。 このブログを見られるみなさんも「自分だけの時間」を考えてみてはいかがでしょうか。
写真:研修でキーワードを書き出す山崎美貴子先生
福島より:第13回現地会議in福島、11/16に富岡町で開催します
企業・助成団体・行政・メディアと被災地域のニーズをつなぐフリーペーパーです。
- VOL7 『東北の住まいと暮らしの今』2017年7月 A4版 (2.4MB)
- VOL6 『つながりを活かす』2016年8月 A4版 (2.4MB) A3版 (2.4MB)
- VOL5 『東北から生まれる新しいチャレンジ』2016年3月 A4版 (2.4MB) A3版 (2.4MB)
- VOL4 『生活再建』2015年9月 A4版 (3.2MB) A3版 (2.3MB)
- VOL3 『地域活性化と外部支援』2015年3月 A4版 (2.3MB) A3版 (2.3MB)
- VOL2 『生活困窮者の自立生活サポート』2015年1月 A4版 (2.3MB) A3版 (2.3MB)
- VOL1 『恒久住宅移行期のコミュニティ形成』2014年8月 A4版 (2.3MB) A3版 (2.3MB)
【10/27開催】「第14回 現地会議 in 宮城」開催のお知らせ
10月27日(金)、仙台市にて「第14回 現地会議 in 宮城」を開催いたします。
東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)では、被災地・被災者を支援している団体間の連携を促し、支援活動を続けるうえで 抱える問題や課題を共に考える場「現地会議」を、宮城県・岩手県・福島県にて定期的に開催しています。
3年先、復興計画10年は、ひとつの節目迎える。これまで被災者・被災地支援に取り組んできた人たちが、いま一度立ち止まって、状況を俯瞰して、これから先を見据えて何をしていくべきなのか、セクターを越えて考え、参加者を交えて3年後を考えます。
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開催概要
- 【タイトル】
- 第14回 現地会議 in 宮城「震災10年を見据えて/私たちが出来ること」
-被災地支援から地域支援へ/3年後の地域づくりを考える- - 【日時】
- 2017年10月27日(金)13:00-17:00
- 【会場】
- 日立システムズホール
仙台市青年文化センター3F「エッグホール」
(仙台市青葉区旭ヶ丘3-27-5)
- 【入場】
- 無料
- 【主催】
- 東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)
- 【共催】
- 宮城県サポートセンター支援事務所
- みやぎ広域支援団体連携担当者会議(みこし連)
- みこし連構成団体 宮城県社会福祉協議会
- 宮城県サポートセンター支援事務所
- みやぎ連携復興センター
- みやぎ心のケアセンター
- コミュニティ・4・チルドレン
- 宮城復興局
- 地域創造基金さなぶり
- ジャパン・プラットフォーム(JPF)
- せんだい・みやぎNPOセンター
- 【協力】
- 宮城県社会福祉協議会
- 南三陸町社会福祉協会
- 美里町社会福祉協議会
- 仙台市社会福祉協議会
- 宮城県震災復興・企画部地域復興支援課復興支援第二班
- 宮城県長寿社会課
- 杜の伝言板ゆるる
- 【後援】
- 宮城県
- 宮城県復興局
プログラム
- 【開会挨拶】
- 宮城県サポートセンター支援事務所 所長 鈴木守幸氏
- 【座談会「震災10年を見据えて/私たちができること」】
ファシリテーター:みこし連(宮城県サポートセンター支援事務所) 真壁さおり氏
3年先、復興計画10年は、ひとつの節目迎える。これまで被災者・被災地支援に取り組んできた人たちが、 いま一度立ち止まって、状況を俯瞰して、これから先を見据えて何をしていくべきなのか、セクターを越えて考え、 参加者を交えて3年後を考えます。
座談会メンバー
- 村島弘子氏 NPO法人 移動支援Rera 代表
- 西城宗子氏 NPO法人 生活支援プロジェクトK 事務局長
- 原田勝成氏 公益社団法人 青年海外協力協会 岩沼市スマイルサポートセンター 統括主任
- 高橋吏佳氏 南三陸町社会福祉協議会 被災者生活支援センター 事業課長
- 浅野恵美氏 美里町社会福祉協議会 地域福祉課長
- 菅原恭子氏 仙台市社会福祉協議会 中核支えあいセンター 副所長
- 会場の参加者の皆様
*話し合われたことを板書しながら共有していきます。
- 【総評】
- 本間照雄氏(東北学院大学特任教授・宮城県サポートセンター支援事務所アドバイザー)
- 【閉会挨拶】
- 栗田暢之氏(JCN代表世話人・認定NPO法人 レスキューストックヤード代表理事)
参加方法
受付は終了いたしました。お申し込みありがとうございました。