中央ろうきん 助成報告会
みなさま
こんにちは、広域避難者支援担当の杉村です。
本日、中央ろうきんとJCNがともに企画・運営してきた「広域避難者地域活動サポート助成制度」の報告会がありました。
報告会の様子の前に、少しこの助成制度の特徴に触れてみると、大きく3つあります。
特徴①:避難当事者団体(コミュニティ)への活動が対象
特徴②:申し込みや報告書がとにかく簡単
特徴③:活動変更も柔軟に対応
これらの特徴には、避難当事者が「これぐらいなら、私たちにもできそう」と思ってもらうことで、避難者同士のコミュニティの形成や継続をしてもらいたいという思いが込められています。
さて、前段が長くなりましたが、報告会では、助成28団体(40名)、支援団体・事務局5団体(9名)が参加されました。この助成の4つ目の特徴でもあるかもしれませんが、この報告会は、交流や情報交換をメインにしており、毎回参加されるのを楽しみにしている団体がいるのも一つの特徴です。この報告会で知り合って、後日団体同士の交流会を開催したり、避難者をつなぐきっかけにもされています。
報告会では、中央ろうきんの岩村さんの挨拶から始まり、実績報告をJCNからした後は、参加者全員で自己紹介を行い、すぐに話し合いの場となります。話し合いのテーマはあるのですが、テーマはあくまで話すきっかけで、皆さん好き好きに思っていることを話し、交流を深めていきます。話が盛り上がり、なかなか終わらないのも特徴です(笑)。また、参加されているみなさんのお顔が楽しそうなのも印象的でした。
報告会の感想では、この助成制度が2016年度で終了することを受けて、多くの方から継続して欲しい、助成制度は終了してもこのように当事者団体同士が集まる場を設けて欲しいと、いった感想が寄せられました。
助成制度は2016年度で終了することになりましたが、まだまだ、避難者当事者団体が気楽に交流し、情報交換ができる場が引き続き必要であることを認識しました。
岩手より;大船渡まちびらきプレオープン
こんにちは!岩手の中野です。
私の地元岩手県大船渡市は東日本大震災津波で市街地中心部は壊滅的な被害をうけました。その中心部の「まち」が少しずつ復旧しながら、新しい「まち」の誕生を迎えることとなりました。
それを、「まちびらき」といいます。4月の8日と9日には有名アーティストが駆けつけ、プレオープニングイベントとしてまち中心部での野外フェスを行いました。気温としては寒い2日間でしたが、多くの人が大船渡に集う熱い2日間となりました。
あれから6年、いよいよまちがひらきます。
文責/中野圭
企業・助成団体・行政・メディアと被災地域のニーズをつなぐフリーペーパーです。
- VOL5 『東北から生まれる新しいチャレンジ』2016年3月 A4版 (2.4MB) A3版 (2.4MB)
- VOL4 『生活再建』2015年9月 A4版 (3.2MB) A3版 (2.3MB)
- VOL3 『地域活性化と外部支援』2015年3月 A4版 (2.3MB) A3版 (2.3MB)
- VOL2 『生活困窮者の自立生活サポート』2015年1月 A4版 (2.3MB) A3版 (2.3MB)
- VOL1 『恒久住宅移行期のコミュニティ形成』2014年8月 A4版 (2.3MB) A3版 (2.3MB)