東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

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第12回ケース検討会をしました

こんにちは、福島担当の鈴木亮です。

月に2度のペースで現地担当3名が集まり、日々の団体訪問の情報を持ち寄り支援の現場の課題を議論するケース検討会ですが、
第12回目を11月12日に北上市・いわて連携復興センター事務所にて開催しました。

今回は団体訪問→ケース検討の時間とは別に、JCNの被災地担当の次年度活動についての議論の時間を多く取りました。
団体訪問数は岩手・宮城・福島の3県合わせて28ケースでしたが、こちらは資料を共有するだけに留まりました。

震災後、3か年は全力で走ろうと始まったJCNですが、2年8か月が過ぎ、まだまだ現場では支援が必要なケースが多く見受けられます。
多くの支援団体が3年を区切りとして活動を終了あるいは縮小していくという現状の中、JCNとしてはあと2年は活動がすべし、という議論をしています。

被災地担当としては、団体訪問・ケース検討・現地会議という3つの手法を選んできましたが、2014年・2015年を視野に、どのような取り組みが有効かを話し合っています。
支援の質は、より「地元の自治・自立につながる支援のあり方」が求められていると感じています。
ぜひお知恵をお寄せください。

次回のケース検討会は11月27日に、東京にて開催予定です。

どうぞよろしくお願いします。

文責/鈴木亮

【北上へ向かう新幹線の窓からの景色】

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2013年11月16日 23:41