広域避難者支援担当の津賀です。
9月13日金曜日、石川県白山市で行われた石川県内で保養プログラムに取組む団体の情報交換会に、中越防災安全推進機構の稲垣さん、日野さんと一緒に参加してきました
石川では、2011年から市民有志が福島の子どもたちのサマーキャンプなどに受入れる取組が行われていました。取組む人たちが、お互いの取組を情報交換して、よりよいものにしようと県内6団体で「3.11こども石川ねっと」というネットワークをつくり、これまで11回の会合を開いてきました。
この日は、6つの団体とその関係者15名が、それぞれ一品持ちより、夕食を食べながら話しながらのフランクな会となりました。それぞれ取組を口頭で紹介するほか、活動動画を編集した「DVD」の鑑賞、中越安全防災推進機構からの取組み紹介、JCNからも各地の避難者・支援の状況なども紹介して、いろんな話で盛り上がりました。
印象的だったことが3つ。ひとつは、参加した子どもたちのためにつくった記録DVDがとても丁寧にわかりやすくつくっていたこと。 ふたつめは、自然体験や演劇ワークショップ、食事づくりなどプログラムが多彩なこと。 みっつめは、ボランティアスタッフや様々な地域の協力を得て一緒にプログラムをつくっていること。プログラムや協力の多様さ、引き出しの多さにはびっくりしました。
DVDを鑑賞しながら
「このライフジャケットは買ったの?」
「そう、買ったの。これは***に保管しているから貸すよ。」
『この企画はおもしろそうだから、来年はとりいれたいね。』
『この遊びおもしろいね、今度、やろうかな。』
など、やりとりがされていて、ネットワークが活かされているなあと感じました。
子どもたちの受入れだけではなく、避難された方の支援も考えていきたいという意見もあり、広域避難者支援担当としても今後の取組もお聞きしながら、他の地域の情報などもお伝えしたいと思います。
石川のみなさん、中越のみなさん、お疲れさまでした。ありがとうございました。