高台移転と埋蔵文化財 岩手より
こんにちは、岩手の中野です!
沿岸被災地では浸水地域から高台の土地へ移転し、住居を建てるために、高台移転のための土地の造成が各地ですすんでいます。その中で造成している際に、土地から遺跡が発掘されるケースが多く、埋蔵文化財の調査も同時に進んでいます。
遺跡発掘調査員として地元住民が雇用されることも多いようです。
調査員の方にお話を聞いたところ
「かつてはこの高台に大きな住宅地があったようだ。太古の昔から津波の脅威にさらされてきたこの土地で、先人も高台を選んでいたかもしれない」
とお話していました。
文責/中野圭