東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

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「第五回 現地会議in福島」 ってどんな会議?

こんにちは、福島担当の鈴木亮です。
震災から2年、謹んで哀悼の意を表します。 

福島の現地担当として昨年10月から福島市に入り、活動させていただいております。
この3月は、8日に岩手・釜石市、12日に福島・いわき市、21日に宮城・石巻市で現地会議があり、29日・30日には東京・汐留でJCN2周年記念プロジェクト「東北応援ビレッジ」があり、駆けつけます。
明日は5回目となる現地会議in福島を、いわき市にて開催いたします。
まだまだご参加いただけますので、ぜひお申込みください。

このブログにて、今回の会議の中身を紹介させていただきます。

【3月12日】第五回JCN現地会議in福島
 ~複合災害に向き合う支援のあり方~

テーマ1「知る」では、いわき市の現状について、3つの団体から報告いただきます。
いわき市は、津波被害を受け被災し8000人近い人が市外へ避難している一方で、23000人を超える避難者の受け入れをしている複雑な状況があります。
この2年の変遷と、今何が課題となっているかを知る時間です。

【参考】いわき市災害対策本部週報(平成25年3月6日)


テーマ2「学ぶ」では、複合災害に向き合うふくしまのこれからの支援のあり方について、同じく3つの団体から発言いただきます。
避難生活を強いられる人から見た課題、帰村・帰町までの道のりの異なる避難者に対する支援のあり方、地域内や外からの資源を活かす方法などについて深掘りし、会場全体で知見を出し合います。

テーマ3「つながる」では、多くの方に「参加して良かった」と言っていただけるよう個別に話し合いネットワークを広げる時間をたっぷりとります。

フロンティア南相馬さん以外は、いずれもいわき市で活動する団体です。

「支援の方針の違いにより他団体との協働が進まない」
「今後も福島の支援をしたいが情報や人脈が得られない」
「福島のおかれている状態の複雑さや過酷さにどうしてよいか悩んでいる」

多くの課題について、現地に集まって考え、次につなげていく機会となれましたらと思います。
3年目の復興に向けて、いわき市にて一緒に議論してまいりましょう。

(福島担当:鈴木亮)

遠方で参加が叶わないという方には、Ustream中継も予定しています。

【参考】第四回JCN現地会議in福島~ふくしまと共に、ふくしまで考える~(2012年11月二本松市)
 http://www.ustream.tv/recorded/27339339
 

2013年3月11日 10:50