団体訪問記:岩手【東日本未来都市研究会】
こんにちは、岩手の中野です。
国が新成長戦略として掲げる「『元気な日本』復活のシナリオ」の中の、「21世紀の日本の復活に向けた21の国家戦略プロジェクト」の一つとして環境未来都市構想というものがあります。
環境未来都市構想は、
「環境分野の問題解決と、健康や医療など超高齢化社会への対応に加え、都市や地域の実情、戦略による独自のテーマについて、先進的で戦略的な取り組みをする都市(地域)を環境未来都市として国が選定する」というもので、
大船渡市・陸前高田市・住田町の気仙2市1町(旧気仙郡)がその一つに選ばれて
います。
東日本未来都市研究会は、この「環境未来都市構想」への提案に始まり、メガソーラー発電施設や環境にやさしい電源開発のほか、スマートシティの確立、産業・観光の振興を目指して活動を行っています。
研究会のメンバーは大船渡市役所に机を置く外部メンバーと市役所職員を中心に構成されていて、地元に密着してプロジェクトを進めています。
スタッフのお話では、まだまだ地元での認知度が低いため、
事業としての見える化をなし、地域住民の方々にしっかり理解してもらう必要を感じていらっしゃるということでした。
高台に建つ大船渡市役所はかろうじて津波の被害は免れました。
文責/中野圭