東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

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団体訪問記【おてら災害ボランティアセンター】

こんにちは、JCN宮城担当の池座です。

私はJCNの宮城県担当として、担当エリア内にある各支援団体さんのところに訪問させて頂いてます。
そして、実際にお会いして各支援団体、各被災地の状況について情報交換をしたりJCNのネットワークを活用して困りごとを解決するお手伝いをしたり人と人、団体と団体との繋がりづくりのお手伝いをしています。

そこで、訪問させて頂いた団体さんに感謝の意味を含めて、このブログでその活動などを紹介したいと思います。

先日の12月8日は、亘理で活動している「おてら災害ボランティアセンター」さんのところへお伺いしました。
このボランティアセンターは「普門寺」というお寺をボランティアの拠点(ボランティアセンター)として活用いることから通称「テラセン」と呼ばれています。今回は、センター長の藤本さんにお会いしお話を伺いました。

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[主な活動]
寺センの皆さんは地元住民、ボランティアの人たちと一緒に震災直後は瓦礫の撤去などを、最近では立木の伐採などを行っています。
また、家屋やお寺そして公共施設等の修繕や、畑のガレキ処理にも力を入れているそうです。

最近は普門寺の檀家の方(農家の人たち)を中心にみんなでいちごを育てている「みんなの畑」にも関わり資材やボランティアの派遣など地域に根差した生活・事業再建のサポート、まちづくりも展開されています。

これらの活動とは別に、地域住民同士の横の繋がりを深めるために地元住民の集まりである「土曜日の会」をテラセン内で毎週開催しています。

[助けが欲しいこと]
個人宅や施設内の立ち木を伐採する際に、後地がガランと寂しくなってしまうので良い苗業者さんやボランティア団体があれば、連携して植樹をしたいようです。

また、全体的にボランティアが少なくなってきているということもあり「みんなの畑」のいちご摘みや商品の販売・販路開拓などをお手伝して頂けるボランティアさん、組織があれば嬉しいと仰っていました。

センター長の藤本さん、お忙しい中ご対応してくださりどうもありがとうございました。

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おてら災害ボランティアセンター(寺セン)
宮城県亘理郡山元町山寺字浜163 普門寺内
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文責/池座

2012年12月25日 11:21