東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

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復興のための専門家の役割

こんにちは、岩手の中野です。

岩手の被災地にも大学教授をはじめとする学識経験者や専門的知識を有する方々が、復興へ向けて尽力されています。7月25日には釜石にて、きたかみ震災ステーションの出張復興サロン「コミュニティにおける意思決定に関わる専門家」の役割と題しての情報提供・情報交換会に参加しました。

復興サロン釜石.JPG

東日本大震災以降、奥尻島の津波からの復興についての研究をまとめ、「奥尻シート」を発表した森傑氏を講師として、専門家の果たすべき役割についてお話しいただきました。森先生は「奥尻シート」が気仙沼市小泉地区に提供されたことをきっかけに同地区に入り、住民の方とともに小泉地区の防災集団移転を提案しています。

復興には様々な人たちの力が必要になります。それぞれができることを、息長く続けて被災地に関わり続けていくことがとても大切だと感じました。

文責/中野圭

2012年7月26日 11:55