「避難者」とのかかわり 〜支援のカタチ〜

各地の活動団体紹介

全国にはさまざまな支援活動を展開している団体があります。地域バランスや活動内容などを踏まえてその一部(団体)を紹介します。このほかにも各地で取組が見られます。

主な活動メニュー

避難者のための「情報発信」
避難者に役立つ情報や知りたい情報を届ける活動があります。情報紙やメールなどさまざまな形で届けられています。避難者自らが必要と思う情報をまとめて、必要な人に届けているところもあります。情報の中身だけではなく、届くことで「つながり」を感じるなどの効果もあるようです。

当事者のつながり「コミュニティづくり」
避難の理由はさまざまですが、震災後は各地で同じような境遇や思いを持つ人たちが交流する機会が設けられました。避難元、同世代、趣味など同じ立場の人たちが集まる工夫をしたり、避難先で少し息抜きや楽しめるお出かけなどさまざまです。そこから、避難者同士が支え合う「当事者団体」もつくられるようになりました。これらは、避難者と話し合いながら、寄り添いながら続いています。

「支援ネットワーク」づくり
避難者支援に取り組む団体は、日々避難者に向き合っています。同じ地域で活動している団体同士が、日々の活動の情報交換をしたり、活動に役立つ情報を共有する機会を設ける活動があります。この活動によって、個々の団体の活動継続や拡充を側面から支援することができます。

相談対応
あたりまえのことですが、避難者の悩みは一人ひとり違います。悩みを話しづらいことや話してもよいのかわからないこともあります。どのような悩みでもお聞きする窓口を設けて、相談する人に応じた情報提供などをしているところもあります。

戸別訪問
避難者のなかには、交流会などに出かけることが難しかったり、遠慮される方もいます。避難者本人の承諾を得た上でおすまいに伺って、話をお聞きする訪問活動も行われています。

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