現地会議
現地会議 in 東北
各地で活動に取り組んでおられる方々から、それぞれが持つ「東北に描く未来」(ビジョン)を共有していただき、東北各地のプレイヤーと共感の輪をつくり、新しいつながりをつくります。
登壇者の主な発言
「私が東北に描く未来」
下向理奈氏(NPO法人 のんのりのだ物語代表理事)
- なにかやってみたいという気持ちを広げていきたいと思っている。そこに表現のあり方を考えるようになった。
- 当事者として頑張っている人たちが増えている。地元の人達も頑張ろうという兆しが見えてきた。そういうものを可視化することをしていこうと思っている。
- NPOだから表現できることがあるはず。そういうものを伝えたい。
菊池広人氏(NPO法人 いわてNPO-NETサポート事務局長)
- 様々な制度、しくみが重なるところ。そういうところにいろんなことが生まれると思う。本来ははっきりしない分野や領域=「間」が大事である。
- 未来をしっかり描き、課題を解決していくことが大事だと感じている。そういう思考で社会を見ること。そういうことを知る子どもたちが育っていく環境づくりが必要。
- 滅私奉公から活私開公に。楽しく、自分らしい地域との関わり方が広がっていければと思う。
- 未来を想定しておくことが大事。想定と違っていればそれにあわせて対応するそういう柔軟性が必要。
塩田恵介氏(只見線応援ミーティング/奥会津の地域経済を考える会事務局長)
- 全国的にも知られている只見線。全国ローカル線の中でも乗降客が少なく、2011年の豪雨によって本当になくなる可能性が高まったことがあった。
- なくならないだろうと思っていたところが、なくなるかもしれないという危機感から色々なことに取り組むようになった。
- 地域づくりのための学習支援や、若者やいろんな人たちと一緒に、自分おこし、地域おこしの講演会を継続して開催していく。
霜村真康氏(未来会議副事務局長/菩提院副住職)
- 他地域とつながろう連携しようといってきたが、なかなかうまくいかない。だからこそ連なっていればそれでも良いのかもしれない。
- 同じ経験をした東北で連なっていられれば良いのかもしれない。
- 対話は続けるためにやるもの。続けるために常に問い続ける。次の問を見つけることができたら良い。問を見つけること、東北の文化として持てたら良いだろう。
加藤拓馬氏(一般社団法人 まるオフィス代表理事)
- 気仙沼のために関わる若者の活動人口を増やすことをミッションにして活動している。人口流出ではなく輩出するようにしたい。
- 気仙沼のかっこいい大人の背中を見せること。地元の働きがいを知ってもらう。
- コミュニティが将来の夢をしばるのではなく、選択肢を広げることが問われていると思う。
- 主体性の前に自己有用感を持ってもらうこと。地元志向・未来志向の両方を持つことが大事になるだろう。
渡辺一馬氏(一般社団法人 ワカツク代表理事)
- つくりたい未来=困ったことがあっても困らない東北。
- デビューする人を増やすための環境づくり。若者が育つ、バッターボックスづくりをしていると思っている。地元の企業、NPOに、しっかり空振り三振する機会をつくる。
- 自分たちで課題解決ができるしくみをつくりたい。
資料等
開催概要
タイトル | 私が東北に描く未来か |
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日時 | 2018年3月23日(金) 13:30~16:30 |
会場 | エルパーク仙台 6階 スタジオホール (宮城県仙台市青葉区一番町4丁目11番1号) |
登壇者(順不同) |
岩手
宮城
福島
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主催 | 東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN) |
協力 | みやぎ広域支援団体連携担当者会議(みこし連) |
参加者数 | 20団体31名 |