現地会議
第11回 現地会議 in 岩手
登壇者の主な発言 資料等 開催概要
登壇者の主な発言
【テーマ1】「事例を知る」-必要な人材とは-
三井俊介 氏(NPO法人SET)
「挑戦」と「感動」を地域に作り出すことで具体的に町の人たちの行動が変わってきたと思います。
また、一人ひとりに寄り添っていくことが大事だと思います。何を不安に思うか何をやりたいのかなど一人ひとりにあった形を見つけながらおこなって
いくことが大事だと思います。
あとは、来てくれた方は単なるお客さんではなく、仲間であり自分達のパートナーであるという認識にたって東京に行った時に集まる場所をつくり関わ
りやすい形をどんどんつくっていくことが大事だなと思います。
一番ぼくらが重要視しているのは、楽しくやること。まちづくりというと堅苦しい頭の良い人たちがやるものというイメージがありますが、誰でも簡単
にできるものだし、やると楽しいものだということで、笑いあいながらこれまでもやってきたし、これからもやっていきたいと思います。
加藤拓馬 氏(からくわ丸)
どのように人材を発掘して仲間を増やしていくか、考えてみました。「からくわ丸の方程式」という名前を付けて持ってきてしまったのですが"「キッカケづくり」=(女子大生+興味)x小さな成功体験+仲間"
ぼくはどうしてもよそ者なのでヨソモノの役割を良く考えるのですが、自分達の役割は彼らの地元愛を見える化していくことなんではないかと考えました。
"ヨソモノの役割=地元愛の可視化(みえるか)"
唐桑の何が良いんだろうね?というところを見える化することがヨソモノの役割だと思っています。
その視点でもう一つの方程式がこちらです。"ワカモノxヨソモノ=ジモトの可視化=ジモトの(魅力+課題)"
そしてさらに深めていくために必要なのは「自信」と「ワクワク」です。
つまり・・
"ワカモノの自信=
ジモトの(魅力発信+課題解決)xX=ジャ○プ的なワクワクする場"
横田 親 氏(丹波市市議会議員)
まずIターンの明確な役割は、「地元の再評価・再定義」だと思っています。地元の人は元々そこにあったものなので客観的には見れない。
外の人はどういう部分が素晴らしいかをはっきりと言える。そのことは地元の人に必ず刺さる。
イノベーター理論とUターン、Iターン、地元の役割を重ねて考えてみます。よくあるのは「変人」が地元の「保守」層に怒られる。そこで大事なことは
イノベーターがアーリーアダプター以外に影響を及ぼそうとすることを「あきらめる」ということ。そこで、Iターンの変人が影響を与えやすいのが、I
ターンの「普通」の人とUターンの普通の人。しかし、Iターンの変人と地元の変人には少し隔たりがあるが、Uターンの変人とIターンの変人は結構
仲が良かったりする。理由は、Uターンの人は地元では学力が高く大学に行っているケースがほとんどで地元の変人は賢いと尊敬される。なので、Uターン
の変人が、Iターンの変人と地元の変人を取り持ってあげるとすっと仲良くなることがある。また、Uターンの変人の話を地元の「普通」と繋げられるのは
地元の「変人」。
今日言いたいことの大事な点は、Uターンの普通の人をいかに当事者として思ってもらえるかで地域が変わると思っています。
また、変化を起こせるのはヨソモノかもしれないけど、本当に動かせるのはUターン者、地元であることを意識してもらって動いてもらうことが重要。
資料等
開催概要
タイトル | 人材不足に立ち向かうための工夫とは -担い手はこうして生まれた- |
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日時 | 2015年3月6日(金)13:00 - 17:00 |
会場 | 大船渡市民文化会館 リアスホール マルチスペース
(大船渡市盛町字下舘下18-1) |
プログラム |
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主催 | 東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN) |
共催 | NPO法人 いわて連携復興センター 災害ボランティア活動支援プロジェクト会議 |
協力 | NPO法人 日本ファシリテーション協会 NPO法人 メディアージ |
参加者数 | 40名(セミクローズド) |