現地会議
第5回 現地会議 in 岩手
岩手県では通算5回目となる本会は、岩手県内で活動する団体が一堂に会すための会議として位置付け、支援活動に取り組むための基本的資源である「ヒト」と「カネ」にフォーカスし、「支援する、される」という意識から「資源を有効に活用して活動につなげる」というコンテキストで開催いたしました。
登壇者の主な発言 資料等 開催概要
登壇者の主な発言 資料等 開催概要
登壇者の主な発言
【開会あいさつ】
鈴木浩之 氏(岩手県 復興局)
本格的な復興はまだまだこれから。これまで以上にきめ細かな支援が必要。NPOとの連携は県復興局としても重要と考えている。
青柳光昌 氏(JCN世話団体・公益財団法人 日本財団)
この現地会議を通して活動の資源を再度洗い出し整理することが大切である。
【テーマ1】「ヒトのはなし」
寺井良夫 氏(もりおか復興支援ネットワーク)
岩手は面積も広く、被災の範囲もやはり大きい。復興はこれからであり、人はまだまだ必要である。
菊池亮 氏(社会福祉法人 釜石市社会福祉協議会)
社会福祉協議会にも強みと弱みがある。従来からの生活支援という強みを被災地支援に活かすとともに、NPO等の他セクターと連携することで人材面の不足を補うことができる。
山内幸治 氏(NPO法人 ETIC.)
岩手県外には、自身のキャリアアップを求めて、岩手で活動したいと考えている人材がいる。そういった外部人材を有効に活用できる仕組みを活用することも有効である。
佐藤健 氏(NPO法人 絆プロジェクト三陸)
現地だからこそ活用できるネットワークが必要。活動のタイムリーな情報発信が重要である。
【テーマ2】「カネのはなし」
田尻佳史 氏(認定NPO法人 日本NPOセンター)
NPOの資金にはさまざまな種類がある。中長期的に活動するためにも助成金だけでなく、多様な資金獲得の方策を検討することが肝要である。
西田紫郎 氏(復興庁)
復興庁としては民間との連携を求めている。そのためにもNPO等の方々と同じテーブルにつき、課題解決に向けての情報共有からしっかりしていきたい。
坪井七夫 氏(独立行政法人 福祉医療機構)
WAMとしては福祉医療の専門機関として、あえて厳しい福祉課題に焦点を当てている。
青柳光昌 氏(公益財団法人 日本財団)
寄附者のNPOを見る目は厳しくなっている。寄付者は「中長期的なストーリー」を求めている。
城千聡 氏(社会福祉法人 中央共同募金会)
地元に根差したあるいは関連の強い組織を応援していきたい。
鈴木祐司 氏(一般財団法人 地域創造基金みやぎ)
団体としての基盤強化が非常に重要。助成活動だけでなく。基盤強化のための支援活動も並行して行いたい。
【閉会のあいさつ】
鹿野順一 氏(NPO法人 いわて連携復興センター)
ちょうど1年前に行われた現地会議との差異が、被災地のフェーズの変化として感じられる会議だった、復興のための支援活動がまだまだ続く中で、これを継続していくことは大いに意味がある。
資料等
開催概要
タイトル | ヒトのはなし。カネのはなし。 |
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日時 | 2012年11月06日(火)13:00 - 17:00(240分) |
会場 | アイーナホール (岩手県盛岡市盛岡駅西通1丁目7-1 いわて県民情報交流センター 7階) |
プログラム |
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主催 | 東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN) |
共催 | NPO法人 いわて連携復興センター 災害ボランティア活動支援プロジェクト会議 |
協力 | NPO法人 日本ファシリテーション協会 NPO法人 メディアージ |
参加者数 | 201名 |