現地会議
第1回 若手会議 in 岩手
登壇者の主な発言 資料等 開催概要
登壇者の主な発言
【ディスカッション1】「学生と共生」
藤原慧矢 氏(岩手大学大学院)
大学在学中に震災を経験し、復興支援に携わることを決意。当時東京で就職が決まっていたが、岩手に残り被災地に寄り添い続けてきた。4月からは岩手を離れるが出身地である岩手には長く関わりたい。
多田裕哉 氏(立教大学)
出身である東北への思いが震災を機に一層強くなり、現在学生と復興をテーマとして休学し活動に取り組んでいる。郷土愛が根幹にある。
岡田勝太 氏(法政大学)
東京の出身だが、自分にも復興に対してできることがあるはずだと休学し、東北に乗り込んだ。日本中多くの人が広田町と交流できるような地域活性を実践していく。
佐藤柊平 氏(明治大学)
岩手出身で沿岸にも縁が深く、その思いから発災後団体を設立。学生だからこそ集められる世間の注目を利用し、長く風化防止に努めたい。
三井俊介 氏(復興支援団体SET)
在学中に震災支援に携わり、卒業後も長期的に地域に携わるために、岩手に移住し、地域活性化のための施策を実践している。それぞれの立場で、確実にやれることがあるはず。
【ディスカッション2】「岩手と若手」
佐々木敦代 氏(復興応援隊・住田町観光協会)
現在住田町にて地域おこしに取り組んでいる。地域内にはたくさんのリソースがある。使われなくなった藏(くら)を再利用し、コミュニティスペースとしての利用したい。
大久保彩乃 氏(NPO法人 アムダ)
被災者という立場と支援者という立場をもっている。それよりも一人の大槌町民として地域のアイデンティティとなる祭りが今後も続くようにしていきたい。
黒沢惟人 氏(大船渡仮設住宅支援事業)
復興業界やNPO業界の閉塞感を感じる時がある。狭い業界にとどまらない民間全体の力をいかに復興に結び付けていくか。自分はNPOでなくとも構わない。
細川星児 氏(岩手県 沿岸地域振興局)
岩手の復興においては、岩手在住や出身者という枠にとらわれず様々な方々で意見を持ち寄るというマルチステークホルダープロセスを通した展開が求められる。
山内英嗣 氏(NPO法人 @リアスサポートセンター)
岩手出身ではない。外部から復興に携わる中で、離れていることでできることの可能性を感じている。このまま現場に残るか、地元に戻り外から復興に携わるか悩ましい。
松崎光弘 氏(株式会社 出藍社)
必ずしも若手が若手だけでやることはない。若手が地域の重鎮や年配者をいかに巻き込んでいくかが地域で成功するひとつのヒントになっている。
資料等
開催概要
タイトル | 第1回 若手会議 in 岩手 -岩手の若手が集う会- |
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日時 | 2013年02月25日(月)15:00 - 18:00 |
会場 | 大船渡アーバン (岩手県大船渡市立根町大畑野38-22) |
プログラム |
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主催 | 東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN) |
共催 | NPO法人 いわて連携復興センター(IFC) |
協力 | NPO法人 日本ファシリテーション協会(FAJ) NPO法人 メディアージ |
参加者数 | 80名 |