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避難者と支援者による ふれあいフェスティバル開催!!

こんにちは、東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)の広域避難者支援担当をしている杉村です。今回は10/24(土)に東京都江東区の木場公園で開催された「避難者と支援者による ふれあいフェスティバル」の様子をご報告したいと思います。ふれあいフェスティバルは広域避難者支援連絡会 in 東京に参加している避難当事者団体さんが広域避難者交流会実行委員会を作り、開催することになりました。当日は、460名以上(うち、避難者の方は280名以上)方が参加されました。

もともとこのフェスティバルは昨年末に開催されたお正月準備の会がきっかけで、もっと多くの避難されている方に参加してもらいたいという思いと、避難している方々自らがブースを出して、避難されている方や支援されている方に何かをしたいということろから始まりました。実行委員となっている避難者と支援者が打合せを重ね、知恵を絞りながら、実現した手作り感満載であたたかみのあるイベントでした。

フェスティバルでは、避難当事者団体がブースを出して、郷土料理を提供したり、手作りの小物入れを販売したり、写真展示や情報提供を行うなどして、参加者と楽しく交流を図っていました。会場のメインステージでは、踊りや演奏が披露され、大いに盛り上がり、ふたば音頭では、参加された多くの方が踊りの輪に入り、ふるさとの踊りを楽しく踊られていました。やはり、年に一度多くの方が集まるのはお祭り的な要素がたぶんにあり、参加者の気分を高めていました。

フェスティバルに参加しながら感じたことは、久しぶりに会って旧交を深める機会も大切であると同時に、ブースで郷土料理をワイワイと話しながら作ったり、料理を参加者に振る舞ったり、踊りをみなさんに披露するなど、誰かのために何かをするという機会は避難されている方にとっては役割や居場所づくりという意味において、非常に重要なことであると改めて確認できる1日となりました。