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「FOR子ども支援基金〜広域避難の子どもたちの夢の実現を!」第1回贈呈式

少し前の出来事のレポートとなりますが、5月8日(日)に、愛知県、岐阜県、三重県に避難している子どもたちの「夢や願い」を叶えるための品物を贈る「FOR子ども支援基金〜広域避難の子どもたちの夢の実現を!」第1回贈呈式を行いました。

「FOR子ども支援基金」とは?

東日本大震災および原発事故による、家族と離れての避難生活や、お友だちに別れの挨拶ができないままの避難、避難先が変わる度に学校が変わるといったことは、子どもたちに大きな負担となりました。そんな中でも5年以上の月日が経過し、避難してきた時は小さく幼かったお子さんも、今では小学生、中学生、高校生と、確実に成長しています。そして、支援活動の中で、見違えるほど大きくなった子どもたちとの会話の中から、こんな声を聴いていました。

「来年から中学生。部活は吹奏楽部に入ってトランペットを吹きたい。」
「自転車が小さくなったけど、弟もいるし、買ってといいづらいの。」

そんな子どもたちの身近な願いや将来の夢を応援するため、レスキューストックヤードでは、市民の方々や企業、団体から寄せられた寄付金を原資に、東海地域に避難されているお子さんを支援する「FOR子ども支援基金」を創設。「身近な願いや将来の夢」をテーマに作文(小さいお子さんの場合は絵)を募集し、選考委員会の選考を経て、学用品、楽器、スポーツ品等、願いを叶えるために必要な品物をプレゼントする事業を企画、今年度からスタートしました。

贈呈式の様子 〜子どもたちのいろんな夢・願い〜

今回の募集では、5歳から15歳までの19人に「夢や願いを叶えるために必要となる品物」を贈ることになりました。贈呈式では、少しだけ緊張しつつも、子どもたちは選考委員から目録を受け取ると、とっても素敵な笑顔を見せてくれました。選考委員からは「贈り物は多くの善意で可能になっています。次は誰かにその善意をリレーして欲しいです。」という言葉もありました。

子どもたちが描いた「夢」

  • 地震の後、たくさんのみなさんの優しさを感じ、世界の人々を支える活動をするため、本気で勉強したい。
  • 震災で落ち込んでいた私を笑顔にしたのはフラガール。私の将来の夢は、フラガールになって全国に笑顔と勇気を届けること。
  • 釣り好きだった福島のじいちゃんとは遠く離れてしまったけど、釣りを覚えてじいちゃんの笑顔が見たい。
  • プロのスケートボード選手になって、お母さんやみんなを笑顔にしたい。
  • 手芸が大好き。得意のミシンで家族や友だちに喜んでもらえるものを作りたい。
  • 兄弟みんなで使う机が欲しい。

県外避難者が抱える課題は、まだまだ解決していないことばかりですが、そんな中でも子どもたちには、応援している大人がいることを知ってもらいたいと思います。「FOR子ども支援基金」は、今後5年間続けていく予定です。

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