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できることからはじめよう!

ゆとりをもって心豊かに過ごしたい、そのためにできることって何でしょう?家計簿で生活を見直してみませんか。スタートは小さなきっかけから、今後の暮らしにぜひ役立ててください。

こんな呼びかけで「福島県からの避難者を支援する連絡協議会」の主催で家計簿講座が開催されました。

避難者の方々に寄り添い支援活動を継続している「秋田友の会」の会員が講師となってこれからの生活再建に役立つ家計簿の付け方を学びました。実際に家計簿を見てもらい、各家庭にあった予算を立て、不明な点を教えてもらい買い物の頻度や公共料金の金額など、気になっていることを話しながら、無駄を減らすためのポイントや家事のコツについて意見交換をしました。

「参加者からは実際に家計簿を付けてみて、一年間のイベント表でお金の出入りがとても参考になった。」「予定を把握しておくことで急な出費に慌てることがなくなるのではないか。」「保険金額がかかり過ぎていた。家計の問題点が解ってよかった」等、参加して良かったという満足した感想を聞くことができました。友の会の手作りカップケーキをごちそうになりながら、簡単に作れるお菓子の話やちょっとした手間で豊かな食生活に繋がるアドバイス等、和やかな会話が広がっていました。

避難先の地域によって、生活に掛かる費用にも大きな違いがあります。特に北東北に避難されている方々はこれからの季節、暖房費が大きな負担になります。公共施設で開催されている様々な、講座やサークル活動などに参加してウォームシェアに心がけることもいいですね。とお声を掛けさせていただきました。

午後は場所を中華料理屋さんに移し、午前中に学んだことや、今後自身が頑張りたいことをテーマに交流ランチ会が行われました。

「震災後、ここに来た5年間が人生で一番勉強したと思う」と語る人や、「家庭としての形は複雑になってしまったがそれなりにうまくいっている」「この現状を維持していきたい。」「ここで、様々な人間関係ができた。この関係を途切れないようにしたい。」等々。ランチをいただきながら、みなさん笑顔で交流を楽しんでいました。

家計簿での日常生活はもちろんですが、ライフサイクルで家計を考えたいとの意見もあり、現実を見据えたくらしの相談会の必要性を感じました。

あきたパートナーシップ
畠山


【家計簿講座1】


【家計簿講座2】