めんそーれ!事務所を開設しました
はいさい!福島避難者のつどい 沖縄じゃんがら会の今江と申します。
福島から日本で一番遠い沖縄に避難してきた私たちの活動を紹介しますね。
ゆたしくうにげーさびら!(沖縄の方言うちなーぐちで『よろしくお願いします』まるで宇宙語のよう^^)
先月、69回目の終戦記念日がありましたね。
日本で唯一地上戦のあった沖縄。平和学習を兼ねて、毎年6月23日の慰霊の日を前に沖縄福島県人会の方々と共に、糸満市の平和記念公園にある福島県出身戦没者66,304名が祀られている『ふくしまの塔』を清掃しています。ふくしまの塔は、沖縄戦(942名)・南方戦争(23,947名)とその他地域で犠牲となった福島県出身戦没者あわせ66,304名が祀られていて、石碑は三春町から運んできた御影石で会津磐梯山を象っています。
清掃後は平和の礎や平和記念館を見学し、、子供たちと平和について考え話し合う貴重な行事になっていて、沖縄戦の悲惨さを実感し、『命(ぬち)どぅ宝』生命は何よりも大切なもの、ということが強く強く感じました。お世話になっている沖縄県を理解するこのような機会をこれからも作っていきたいと考えています。
さて、平成26年7月に念願の「沖縄じゃんがら会」の事務所を開設しました!
月〜土曜日・10〜16時で開所し、スタッフが常駐することで、ご相談や情報収集はもちろん、気兼ねなく福島弁でゆんたく(おしゃべり)し心も体もよんな〜よんな〜(ゆっくり)できる場所でありたいです。
また、講師に福島からの避難者を迎えることで自立支援を目的とした小規模イベントを、月二回開催しています。今まで、パステル画教室や似顔絵教室・ヨガ教室を実施、参加された方からは、『指で描いたり、消しゴムで消すことで模様を出すのが面白かった』『子連れで参加出来たのが一番うれしくて、久々に自分の時間を作れ、充実した時を過ごすことができました』などの感想が寄せられました。新聞に告知するなどし、最近では地元の方の参加も増えてきていて嬉しいです。
いつも開催場所を決めるのに苦労していた役員会、事務所が出来たことで子連れでも心配なく集まることができ、議題を集中して話し合いながら進めています。避難者が半分支援者となり、お母ちゃんたち日々奮闘中です!
会員さんはもちろん、地元の方や、これから避難を考えている方など、お気軽にお立ち寄りくださいね。いちでもめんそーれ(いつでもお待ちしています)