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避難者をむすぶ結ぶ会の活動

こんにちは。とみおか子ども未来ネットワークの金子です。今回は、山梨県内に避難されている方々の支援を行う「東日本大震災・山梨県内避難者と支援者を結ぶ会」の取り組みについて、ご紹介いたします。

現在、山梨県には684人(平成27年6月30日現在)の方々が避難されています。県内21市町村に分散して避難されていること、また支援についても、抱える課題が多様化・個別化しており、さらには母子避難者や生活困窮者への支援も必要になってきていることから、個々の状況にあわせた対応が求められています。そうした中で、「東日本大震災・山梨県内避難者と支援者を結ぶ会(以下、結ぶ会)」は、官民協働でワンストップ(相談窓口の一本化)での相談対応や必要な制度等の情報提供、様々な形での交流機会の提供等をメインとして活動しています。

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結ぶ会は、平成23年9月に設立されました。当初は、山梨県、甲州市および5つの県内民間団体を発足の構成団体として活動していましたが、現在は山梨県、県内21市町村および16つの県内民間団体によるサポート体制を実現しています。そのことによって、より個々の課題に合わせたサポート体制を整えられるようになっているようです。

交流会については、県内7地域において、地域別・出身地別の交流サロンや、全避難者を対象とした交流会の実施により、避難者同士、また避難先地域の住民との交流促進を図っています。個人の思いや情報を交換する場、基準を共有できる場、そして避難先地域のみなさんと関わる貴重な場となっており、孤立防止や居場所づくりを担っています。

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避難者数の少ない地域、被災元や東京都等の中心地から離れている地域においては、「情報」の面での課題も強く感じられます。その理由として、元々の避難者数が少ないために、例えば同じ町の住民などと情報交換する機会が少ないこと、避難元行政等からの直接の説明会も後回しにされてしまうのではないかという不安が避難者のみなさんの気持ちには常にあります。情報が少ないことで、判断できる指標を見つけることができず、結果として生活に支障がでることも考えられます。避難先地域によって課題は様々ですが、山梨県内においては、これまで上げたような、地域の課題があるからこそ、情報提供や交流会の実施に力をいれて活動する必要があるのです。

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長期化する避難生活において、一つひとつの小さな活動の積み重ね、また様々な団体との連携によってネットワークを広げ、一人ひとりそれぞれの想いに寄り添いながら活動していきたいという気持ちが、結ぶ会を支えているようでした。

結ぶ会の情報はホームページをご確認ください。