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今から・・・これから・・・みちのく会

みちのく会ってなんだろう・・・

震災から、今までみちのく会はどんなことをしてきたのか。みちのく会は北海道への被災避難者自身による被災者自助団体です。何をしてきたの??ときかれると、この会があったことで人とのつながりが出来たという声が多くきこえてきます。そんな繋がれる一歩になれたことで北海道に来た人同士、道民の方、支援の方が一緒に交わりあえているのだと思います。

でも何かをする会ではないのです。ここにあることがきっと意味をなすことだと思っています。いつでも、こられる場所、話を聴いてもらえる場所、そんなありきたりかもしれないけど、実家のような存在であったらいいなと、会のあり方については感じています。

また今年は会員にむけての電話アンケートを実施しています。改めて話をしたりする事で会員さんの近況も聞いたりもできること、「家が決まったんです」という嬉しい声もありますが、ただ元気な声が聞けるだけでこちらも安心します。

震災から5年目・・・帰郷するかどうか、住宅の事、お子さんのこと、これからのこと悩んでいる方も沢山いらっしゃると感じますが、出来ることは自分で、困ったときには話しを聴いてあげられたらいいなと続けています。

9月の茶話会

そんなみちのく会ですが、会員同士の茶話会が先日開催されました。講師の方ももちろん避難者、参加者も避難者さんです。今回はデコパージュという、石鹸にペーパーナプキンを貼るという作業です。お子様連れの方も少しの時間ですが、子供達を遊んでくれ協力してくれる方が居る事で安心して作業する事も出来ます。作業中や終わってからの少しリラックスの中、交流も深まり楽しい時間を過ごせました。

それぞれが出来る形の協力の下に成り立っています。これからまた五年後とか先に、会員みんなで集まれたらいいなと思っています。そんな意味ではみちのく会は新たなステージに近づいていると感じます。

みちのく会についての情報はホームページをご覧ください。

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