「避難者」とのかかわり 〜支援のカタチ〜

2011年3月11日―
東日本大震災の発生からまもなく6年が過ぎようとしています。

震災直後から全国各地で避難者支援活動が行われてきましたが、今も避難生活を送る方々は全国にいらっしゃいます。これからも避難先での暮らしが続くと考えられ、避難者支援活動も続いていきます。避難者の状況が変化していくなか、これまで支援に関わってきた人たちだけで支えていくのは難しいかもしれません。

そんなとき、ふと地域に目を向けると、地域ごとにさまざまな社会課題解決に取り組んでいる組織や機関があります。そんな方々にもこのサイトを通じてさまざまな「支援のカタチ」について知っていただき、多様な連携のきっかけになれば幸いです。

各地域の避難者支援活動を見ていると、「自立」「復興」などの言葉がしっくりこない難しさを感じることがあります。支援を「する」「される」という二極間の関係ではない、避難者とともに考え、ときに悩み、動く姿が見えたからかもしれません。このサイトでは、この避難者とともに考え、動いていくことを「関わり」として表現し、まとめています。

「支援」「連携」とはなにか、関わる人たちが繰り返し話していくことがなにより大切だと考えています。その話題のたねとしてぜひこのサイトを活用していただきたいと願っています。

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